目次

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  1. ビットコイン(bitcoin)とは?概要をわかりやすく説明
  2. ビットコイン(bitocoin)のメリット・デメリットとは
  3. ビットコイン(bitcoin)とは通貨革命?-何故発行元(管理主体)が存在しないのに信頼されるのか
  4. ビットコイン(bitcoin)と他の仮想通貨(イーサリアム・リップル)の違いとは
  5. ビットコイン(bitcoin)の購入方法(入手方法)
  6. ビットコイン(bitcoin)についてのまとめ
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TradingViewによる見積もり

最近ニュースやSNSで、ビットコインという言葉を目にする機会が増えてきました。

この記事にたどり着いている方は、

「ビットコインとは?」

「電子マネーとの違いとは?」

などの疑問を抱えているのではないでしょうか。

この記事は、これらの疑問を解消するためビットコインの概要の詳細についてまとめています。

ビットコインの概要をすでにご存じの方は「ビットコイン 仕組み」の記事をご覧ください。

それでは、ビットコインの概要について一緒に見ていきましょう。

ビットコインとはインターネット上でのみ使うことができる通貨で、現物がない通貨ゆえに「仮想通貨」や「暗号通貨」と呼ばれています。

ビットコインの特徴の一つに、インターネットさえあれば世界中の誰に対しても、安価かつ即座に送金できるということがあり、支払いや送金に適した通貨といえます。

例えば、日本国内の銀行から米国にドルを送金したい時、通常手続きから着金まで1~3日程度かかるものですが、ビットコインの送金であれば10分程度で実現できます。

これだけでも魅力的な通貨ですよね。

次に、法定通貨(※1)と電子マネーとの比較を通して、ビットコインのより詳しい特徴を見ていきましょう。

以下の「ビットコインとその他通貨との比較表」をご覧ください。

(※1)法定通貨(日本)とは、日本銀行が発行する日本銀行券(1万円札など)や政府が発行する硬貨(10円玉などの硬貨)のことを指します。

ビットコイン 法定通貨 電子マネー
発行元(管理主体) なし 中央銀行・政府 企業
発行上限 あり なし なし
実態 なし あり なし
価格変動 激しい 安定 安定

次に、今見た特徴の詳細を解説していきますね。

ビットコインと法定通貨の違いで理解する必要があるのが発行元発行上限です。

法定通貨はその国の中央銀行や政府が発行するのに対して、ビットコインは不特定多数の人が発行をします。

ビットコインの発行作業はマイニング(採掘)と呼ばれ、不特定多数のコンピューターに複雑な計算をさせて、いち早く計算を解いたコンピューターが新規発行のビットコインを得る仕組みになっています。

ここでは説明が長くなるため省略しますが、マイ二ングについての詳細を理解したい方には、【ビットコインを支えるマイニング(採掘)とは?】の記事を御覧ください。

そしてマイニングよって発行されるビットコインですが、法定通貨とは異なり発行上限があります。

さらには1回のマイニングでの発行数も決まっており、4年に1度、発行数が半減するように設定されています。

これは短い期間の発行数急増によるインフレにより、ビットコインの価値が急落してしまう事態を避けるために考えられたものです。

信頼できる管理者(発行元)がいないのに通貨として成り立つ理由に関しては、後述することとします。

続いて、違いがわからずに混乱に陥りやすいビットコインと電子マネーについてです。 これらの大きな違いは発行元交換性といって問題ないかと思います。

前述したように、ビットコインは不特定多数の人が発行できるのに対して、SuicaやEdyといった電子マネーは、特定の企業・機関が消費者からデポジット(チャージ)されたお金(円など)を元に発行されます。

そして「交換性」という点では、ビットコインが誰に対しても譲渡をしたり、他の通貨や現金に交換することができるのに対して、基本的な電子マネーは利用者から発行元企業(もしくは加盟店)の一方通行でしか交換することができません。

その点で言うと電子マネーは閉じたシステム、ビットコインはオープンなシステムということができますね。

ここまでビットコインと法定通貨、電子マネーとの大きな違いを見てきましたが、「発行元が存在しない」「交換性が高い」という2点がビットコインの特徴であることがわかりましたね。

続いてはその特徴があるゆえに、ビットコインにはどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

ビットコインのメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

メリット

  1. 送金が早く、安くできる(※1)

  2. 海外での両替の必要がなくなる可能性

  3. 自国通貨の金融危機の際のリスクヘッジ

デメリット

  1. 価格変動が激しい

  2. 国内での決済場所が少ない

  3. 決済が滞るまたは承認されない可能性

それでは各メリット・デメリットの詳細を見ていきましょう。

(※1)ビットコイン利用者が増えるにつれて取引量が多くなると、取引の承認にり多くの時間がかかってしまうことがあります。これにより送金にかかる時間が長くなっていて、一概に早いとはいえないのが現状です。

従来の送金では、銀行やそのほかの金融機関を仲介して行っていたので、時間とコストがかかってしまいますよね。

ビットコインとは管理主体のいない通貨で、ブロックチェーンネットワーク(※1)を利用すれば、送金者はインターネットで受取人に直接送金をすることが可能となっています。

中央機関を介していないので、その分コスト(※2)と時間の節約ができているのです。

(※1)ブロックチェーンとは『改ざんできない取引記録を、みんなで監視する技術』です。

ブロックチェーンの詳しい説明はここでは説明しませんが、気になる方は下の記事をご覧ください。

(※2)国内送金と比較した場合、『同じ銀行同士での送金』あるいは『ビットコインの価格が上昇』かつ『送金手数料が一定料金』の条件を満たした場合、従来の送金の方が価格が安くなることがあります。

 

ビットコインは世界中で決済手段としての利用が進んでいるので、ビットコインを持っていれば海外で両替する必要がなくなるかもしれません。

現在、ビットコインを決済手段として利用している店舗は多くないのですが、ビットコインが一般的に浸透するにつれて決済手段として導入する店舗が着実に増加しています。

多くの国でビットコイン決済が可能になる日が期待できますね。

中央機関(政府や銀行など)によって発行されている自国通貨が、金融危機によりを価値がほとんどもたなくなってしまう時、ビットコインを持っていればリスクヘッジが可能です。

ビットコインは中央管理者がおらず世界中に散らばっているブロックチェーンとそのネットワークの参加者の信頼によって価値が生まれているので、自国の通貨がハイパーインフレになったとしても影響を受けることはほとんどないのです。

キプロス島で金融危機が起こった際に、資産の一部をビットコインに変えていた人は被害が少なかったという実例があります。(※1)

(※1)THE WALL STREET JOURNAL JAPAN『キプロス危機とは何か、あなたの疑問に答えます

ビットコインは外部要因や流動性の欠如による価格変動が激しいです。

価格変動が激しいので、ビットコイン購入時の価格の価値を持たなくなる可能性があります。

※この価格変動を利用して資産運用している方は多いです。決済という面では価格変動はデメリットになりますが、投資的な側面を考慮すると肯定的な意味と捉えることができるかもしれません。

下図のチャートをご覧ください。

9月8日~9月15日の期間でビットコインの価格が10万円以上も下落していることがわかりますね。

9月8日に中国でビットコイン取引所への規制が報道されたことで下落(※1)

9月12日にJPモルガンCEOの「ビットコインは詐欺」発言で価格が下落(※2)

9月14日に中国で最大の取引所が閉鎖されたことでさらに下落(※3)

以上の外部的な要因が重なり、ビットコインの価値は急落しました。

このように価格変動が激しいので、購入の際には注意が必要だということがご理解いただけたでしょうか。

(※1)Bloomberg『ビットコインが下落、中国が取引所の閉鎖を命じるとの報道で

(※2)ITmedia ビジネスオンライン『ビットコインは「詐欺」、JPモルガンCEO発言で価格急落

(※3)ZAi『マイナス500万円!? ビットコイン、なぜ暴落?チャイナショック&JPモルガンショックって!?

国内でビットコイン決済ができる場所はまだ限られており、決済手段として現金をビットコインに変えたのに使う機会がないという事態が起こる可能性があります。

海外では日本に比べればビットコインの決済が可能な場所が多く、ビットコイン決済が徐々に浸透しています。

2020年の東京オリンピックによる訪日外国人の増加が見込めるので、ビットコイン決済導入の動きが見られています。今後、決済場所が増えるかもしれませんね

ビットコイン使用者が多くなるにつれて、ビットコインを支えるシステムが取引を承認するのに時間がかかったり、承認できないといった問題が生じてきています。

これを解決する動きは見られているのですが、もし解決されなかったら上記の問題が顕在化してきてしまい、決済手段としてのビットコインにとって深刻な問題となるかもしれません。

この問題はスケーラビリティ問題といわれています。

ビットコインのメリット・デメリットについて述べましたが、それらの多くが発行元(管理主体)が存在しないことに起因しているのですが、ここまで読んで頂いた方の中には

「なぜ発行元が存在せずに通貨としての役割を果たせているのか」

と疑問を抱いている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

次の段落でその理由を一緒に紐解いていきましょう。

ビットコインが貨幣(通貨)として成立するために必要な要素は以下の3つです。

貨幣の3要素

  1. 価値の尺度になる

  2. 価値の保存が可能

  3. 決済(交換)の手段になる

ビットコインがこれらの要素を満たすには『ビットコイン自体が信頼されていなければならない』のですが、いかにして信頼されているのでしょうか。

下の比較図をご覧ください。

法定通貨とビットコインの比較

上図をみると、ビットコインではブロックチェーンという信頼できるシステムがビットコインを生み出すことによって価値が生まれているのです。

一方、法定通貨は金本位制が廃止になったので、金という資産ではなく政府や銀行などの発行元(管理主体)への信頼によって価値が生まれました。

ビットコインではブロックチェーン技術への信頼により価値が生まれていることがわかります。

ブロックチェーンの仕組みについて知りたいと思った方は『こちらの記事』をご覧ください。

ここまでで、ビットコインとその他通貨(電子マネーと法定通貨)との違いを見てきました。

その中で、ビットコインは「送金が早く、安くできる」と説明しましたが、これはその他通貨と比べた場合のメリットであって、その他仮想通貨と比較したときはそうではありません。

その他仮想通貨と比較してビットコインにはどういう特徴があるのかを、次の段落で説明していくので、一緒に見ていきましょう。

ビットコインやイーサリアム、リップルの違いを比較するうえで重要なのは

「それぞれの仮想通貨が持つ役割はなにか」です。

これに加えて、それぞれの仮想通貨の特徴を表でみてみると下図のようになります。

ビットコイン イーサリアム リップル
発行上限 2100万BTC 不明 1000億XRP
管理主体 なし なし あり(Ripple Labs,Inc.)
目的 通貨 スマートコントラクト 送金
  • スマートコントラクトとは取引(の契約)を人の手を介さずに自動で実行させる仕組みのこと。自動販売機が良い例です。(自動販売機では、お金をいれボタンを押せば、飲み物は自動的に提供されます。提供されるときに人の手は介していません)

上の表では、イーサリアム、リップルの特徴を比較をしています。

イーサリアムとはスマートコントラクトを活用したシステムのことを指します。

イーサリアム内で使用されている通貨はEtherといい、ブロックチェーンのスマートコントラクトを機能させるための燃料としての役割を果たしているのです。

  • 最近ではEtherのことをイーサリアムと呼ぶことがあります。

ビットコインの取引の際に必要な手数料と同様の役割を果たしていると認識してくださいね。

リップルとは、分散型台帳を用いた送金システムのことで、そのシステム内で使用できる仮想通貨のことをXRPといいます。

  • 厳密にいうと、リップルとはシステムのことで通貨のことではありません。最近ではXRPのことをリップルと読むことがあります。

XRPはブリッジ通貨と呼ばれており、異なる通貨同士の送金を手数料を少なく、素早く実現することが可能です。

ビットコインでは送金に約10分の時間を要しますが、XRPを使用すれば約3秒で送金が完了するのが特徴です。

ビットコインとイーサリアム、リップルの違いについてご理解いただけましたでしょうか。

イーサリアムとリップルについてはまだまだ説明し足りないことがたくさんあるので、気になる方はこちらの記事をご覧ください。

ここまで記事を読んでいただいた方の中で、ビットコインに魅力を感じ、実際に利用してみたいと思っている人はいらっしゃるのではないでしょうか。

次の段落では、「ビットコインがほしい」という方のためにビットコインの入手方法について紹介しています。

ビットコインの入手方法は以下のとおりです。

  • マイニング(採掘)をする
  • 取引所で購入する
  • OTC(Over The Counter)取引で入手(※1)
  • ビットコインをもらう
  • お小遣いサイトの報酬としてもらう

(※1)OTCとは:取引所を介さずに、ビットコイン所持者が直接取引すること。店頭取引とも呼ばれる。

法定通貨との比較の段落でも説明しましたが、新規発行されるビットコインは金の採掘のようにマイニング(採掘)作業をすることによって得ることができます。

しかし、現在はマイナーと呼ばれるマイニング作業によって収益をあげるプレイヤーが多く存在するため、マイニング作業で報酬を得るには、高スペックかつ高額なコンピューターが必要で、一般人にはハードルが高い状態です。

この中で最も簡単にビットコインを手に入れる方法としては、取引所での購入です。

取引所では24時間365日取引可能であり、好きなタイミングで、取引したい分のビットコインを売買することができます。

取引所でビットコインを買いたいと思っている方がいましたら、国内の取引所で簡単にビットコインを購入できるコインチェックという取引所を利用してみてはいかがでしょうか。

ビットコインがもらえるお小遣いサイトに関しては「ポイントタウン」があります 。

ポイントタウン by GMO

ここまでビットコインとは何なのか、法定通貨や電子マネー、その他の仮想通貨と比較してみてきました。

「発行元が存在しない」「交換性が高い」という特徴をもって、「送金が安く、早く、簡単にできる」等のメリットがあることがわかりましたね。

ここまで記事を読んで、そのビットコインを実現する技術や仕組みを気になった方に関しては、これを機に以下の関連リンクにて詳しく見てみてはいかがでしょうか?