目次

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  1. ビットコイン生みの親の全貌
  2. ビットコインの開発者は日本人!?
  3. ビットコインの生みの親は何者なのか
  4. サトシナカモトと推測された人物たちとその後
  5. 最後に
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最近、ニュースや雑誌など多くのメディアで話題となっているビットコインですが、興味を持ち始めている人や、すでに取引をしている読者の方もいらっしゃるかとも思います。

ところでこのビットコインを作った人をご存知ですか。

「ビットコインは誰が作ったのか…」

その正体を突き止めるべく、ビットコインの成り立ちと作った人物に迫ります。

ビットコインは2008年にサトシ ナカモト(中本哲、satoshi nakamoto)の1つの論文、Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System から誕生しました。

この、サトシナ カモトは、ビットコインのシステムのためのソフトウェアの開発に携わっていました。

この名前を見た方は、『日本人がビットコインの開発者なの』『サトシ ナカモトについてもっと知りたい』と思っている方はいらっしゃるかもしれませんね。

残念ながら、この人物の名前はわかっていても、その素性ははっきりしていません。

なぜなら、サトシナカモトはビットコイン開発翌年の2010年、突然ビットコイン開発の現場から姿を消してしまったからです。*

それまでの開発もリモートで行われていたため、他の開発者も彼の素性は一切知りません。

サトシ ナカモトに関してわかっていることは下記の2点です。

  1. Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System の発表
  2. ビットコインのソフトウェア開発に携わった

サトシナカモトが日本人とされているのは、その名前からですふが、確証がないため日本人と断定することはできません。

ここまでで、ビットコインを作った人は、サトシナカモトですが、『日本人かどうかはわからない』、『論文を発表した』ということはご理解いただけたかと思います。

次の段落以降では、サトシナカモトに関する様々な憶測をご紹介していきます。

世界中で、『サトシナカモトは誰なのか』『日本人なのかそうではないのか』などの憶測が飛び交っています。(※1)

ここでは、サトシナカモトに関する憶測の一部を紹介します。

下記をご覧ください。

  1. サトシナカモトとは、42歳の日本人、男性(※2)
    →P2Pのサトシナカモトのプロフィールに記載があるから
  2. 日系人・日本人ではない(※3)
    →英語が流暢で論文に日本語が使われていないことから、
  3. イギリス人なのではないか(※3)
    →ソフトウエアのソースコードのコメントにイギリス英語の綴りが見られるため、
  4. 個人ではなく、あるグループが共有している偽名(※4)
    →ビットコインのコア開発メンバーの一人Hanyecz氏の意見

このほかにもさまざまな推測がされており、その正体をめぐって謎が謎を呼んでいます。

サトシナカモトではないかと噂された人物には、下記の3名がいる。(一部抜粋)

  1. 望月新一教授
  2. ニック・スサボ氏
  3. クレイグ・スティーブン・ライト氏

では、それぞれどのような人物なのか、本当にサトシ ナカモトだったのか確認していきましょう。

京都大学の望月新一教授は、現代の数学に未解明なまま残された問題のうち、もっとも重要といわれている整数の理論、「abc予想」を証明する論文をインターネット上に発表して、注目を集めました。

この「abc予想」は、解決に約350年かかった「フェルマーの最終定理」を証明できる理論といわれています。

その望月教授がサトシナカモトなのではないかと、情報技術の先駆者であるテッド・ネルソン氏がYouTube上で主張しました。

その根拠は、望月教授が偉大な数学の研究者であることネット上で1本の論文を発表するスタイルが似ていること日本人であることなどを挙げています。

しかし、望月教授はこれを否定をしています。

米ジョージワシントン大学のニック・スサボ教授もサトシナカモトであると予想されました。

スサボ教授は情報工学者であり、計算幾何学を専門としています。

スサボ教授がサトシナカモトであると主張したのは、「スカイ・グレー」と名乗る研究者でした。

アメリカIT系ネットメディア「TechCrunch」は、スカイ・グレー氏にインタビューをして次のような主張を記事にしています。

「スサボ教授が1998年から**中央銀行の制約を受けないデジタル通貨の開発を手がけ、後に「ビットゴールド」と呼ばれるシステムを構築しており、それがビットコインにつながった*」

このような理由を根拠に、ニック・スザボ教授がサトシナカモトであると主張しましたが、これに対しニック・スサボ教授は、特にコメントをしていません。

彼は「私がビットコインを発明した」と名乗りでました。

ビットコインの基本概念の発明をしたと明らかにして、技術的な裏付けを公表します。

ビットコインの発明者の手元にあるとされていたコインを使って見せます。

そしてビットコインの主な開発チームも、ライト氏が発明者だと述べました。

BBCの取材に対しては、「発明者しか知りえない情報」を示しその裏付けを強固なものにしています。

そしてビットコイン財団の事務局長も「彼がサトシナナカモトだと確信している」と話しました。

ライト氏がなぜ自分がサトシナカモトだと主張したのか。

それは、この長い騒動、とくにマスコミの憶測に終止符を打ちたかったからと説明しました。

なぜ長い間、名乗り出なかったのかという質問に対して、「秘密にしておきたかった。公表することは私が望んだことではない」とBBCの取材で語りました。

彼がサトシナカモトである可能性は極めて高いものの、一部のエコノミスト誌は、彼が提示した証拠が、彼をサトシナカモトとして決定的に裏付けるものではないと主張しています。

サトシナカモトの正体は、日本人かどうなのかも明らかではありません。

ただし、ビットコインの元となった論文、 Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System を発砲したのはサトシナカモトです。

多くの人物が、サトシナカモトではないかと推測されていますが、いまだにその正体は分かっていません。

ちなみに、彼に敬意をこめてなのかは定かではありませんが、ビットコインにはsatoshiという単位が存在しています。

サトシナカモトの正体を探るために、論文を発表してからの足取りをもう一度確認しましょう。

  1. 2008年に「サトシナカモト」の名前で、ネット上に「ビットコイン:P2P 電子マネーシステム(Bitcoin:A Peer-to-Peer Electronic Cash System)」という論文が発表される
  2. 2009年にビットコインのリファレン実装を作り、ビットコインの運用が始まる
  3. 2010年半まで他の開発者たちとビットコインの開発・運営に携わる
  4. 次第にソフトウエアの管理などを他の開発者に任せ始めて、最終的にビットコイン開発に関わるすべてを引き渡す
  5. 引き渡し完了後に姿を消した

論文を発表してからビットコインの開発、実装までわずか3年で姿を消してしまいました。
前述したとおり、まったくの謎に包まれていましたが、徐々にサトシナカモトと思われる人物が明るみになってきました。

いよいよサトシナカモトの正体を突き止めることができたのでしょうか。