目次

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  1. リップル(Ripple)とは国際送金実現のためのプラットフォーム
  2. 仮想通貨リップル(Ripple)の概要とは
  3. 仮想通貨リップル(Ripple)の4つの技術
  4. 仮想通貨リップル(Ripple)の3つのソリューション
  5. 仮想通貨リップル(Ripple)のニュースと今後
  6. リップル(XRP)の入手&購入方法
  7. 仮想通貨リップル(Ripple)のまとめ
Large ripple logo mark

リップルとは、国際送金のためのプラットフォームで、仮想通貨としてよくしられているのは、そのシステム内で使用されているXRPです。

リップルはCoincheckやDMMBitcoin、bitbankなどの国内取引所でも使用されていることや、ニュースでも目にすることが増えてきたため名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。

この記事をご覧の方は

「そもそもリップルってなに?」
「取引所で購入する前に、リップルの特徴や今後について知りたい!」
「リップルで使われている技術とは?」

など、さまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。

この記事では、仮想通貨のリップルについて、「特徴や技術」「今後や入手方法』についてわかりやすく解説しています。

リップルは、銀行や金融機関などと提携し、既存の送金システムの課題となっている「送金時間にかかる時間」や「高い送金手数料」などの課題を解決するために開発されたシステムです。

つまり、リップルを活用すれば迅速で安価な国際送金が実現します。

読者の方で、「リップルってXRP(エックスアールピー)っていう仮想通貨のことではないの」と疑問に思った方がいらっしゃるかもしれませんね。

仮想通貨として知られているXRPとは、リップルのシステム内で使用される独自通貨のことです。

詳しくは、XRPとはで詳しく解説しています。

まずは、リップルのイメージを掴むために、図をご覧ください。

従来の国際送金では、仲介とする銀行が多いため手数料が多く発生し、かつ送金に時間もかかってしまいます。

リップルを使用すれば、仲介業者を必要としないため手数料や時間がほとんどかかりません。

このリップルのを支えるのは、以下の4つの技術です。

リップルの技術

  • IOU取引
  • XRP Ledger
  • ILP(インターレジャープロトコル)
  • Proof of Consensus

これらの詳細は、リップルの4つの技術の段落で解説しています。

まずは、リップル(Ripple)の基本情報を確認しましょう。

独自通貨 XRP(エックスアールピー)
開発者 Ryan Fugger
開発組織 Ripple Labs, INC.
コンセンサスアルゴリズム Proof of Consensus
発行上限 1000億XRP
時価総額 5兆(第4位)

時価総額はCryptocurrency Market Capitalizationsの、2017/12/26のデータを参考にしています。

コンセンサスアルゴリズムとは、どの取引データを台帳で管理するのかを決めるためのルールです。

リップルの基本情報で押さえておくべきはことは、独自通貨のXRPの特徴です。

XRPは、リップルのシステム(リップルネットワーク)内で使用することができる仮想通貨で、以下2つの役割があります。

ブリッジ通貨
システム利用料

ブリッジ通貨

ブリッジ通貨とは、円やドルなどの法定通貨やビットコインなどを相互に交換する際の橋渡しとなる通貨のことです。

システム利用料

リップルのシステムを利用する際には少額のXRPが手数料に必要です。

そして、この手数料はネットワークへの負荷に比例して増加するよう設定されています。

仮に悪意ある攻撃者がリップルのシステムに負荷をかけてシステムダウンを引き起こそうとしても、それを実行するには高額な手数料が必要になります。

このことから、XRPは悪意ある攻撃者からシステムを守る役割も果たしているのです。

基本情報を確認したところで、迅速で安価な送金を実現しているリップルを支える技術を確認していきましょう。

次の段落では、冒頭でご紹介した、IOU取引やILPなど、リップルの技術について解説します。

リップル(Ripple)には、4つの技術は以下の通りです。

IOU取引
→IOUという借用書(のようなもの)を活用する取引 ②分散型台帳XRP Ledger
→取引データを管理する台帳で、ネットワーク参加者みんなで分散管理 ③ILP(インターレジャープロトコル)
→異なる送金方法(ビットコインや銀行など)を繋げる技術 ④Proof of Consensus
→取引データの台帳への追加をValidatorと呼ばれる代表者が行う仕組み

それぞれの詳細を確認していきましょう。

IOU取引とは、ゲートウェイと呼ばれる業者に、円やドルなどの資産を預けることで発行される借用証明書を活用して取引のことです。

図のようにリップルネットワークでは発行されたIOUを用いた送金を行っています。

図では受取人はIOUをゲートウェイBで日本円に換金していますが、リップルが定めている通貨(IOU)ペアであれば、ドルやユーロ、ウォンなどでも交換が可能という特徴があります。

IOUには、ゲートウェイのハッキングや、破綻などにより払い戻しがされないカウンターパーテイリスクが伴います。そのため、できるだけ大手の信用のあるゲートウェイを利用することが重要です。

XRP Ledgerとは、送金した際の取引データ(トランザクション)を管理する台帳のことで、この台帳をリップルネットワークの参加者で分散管理しているため分散型台帳と呼ばれています。

XRP LedgerのそれぞれのLedgerでは、以下の情報が管理されています。

・レジャー番号(初めから数えて何番目のレジャーなのか) ・アカウント情報(アカウントID、アカウント残高など)
・取引記録(トランザクション)
・タイムスタンプ(レジャーが作成された時刻)
・承認チェック(レジャーに改ざんなどの不正がないことを認めたサイン)

この台帳で、リップルの取引データを分散して管理することで、取引データの改ざん防止や、システム管理費の削減ゼロダウンタイムが実現しています。

ゼロダウンタイムとは、システムがエラーやハッキングによってダウンすることがないことを意味します。

ILP(インターレジャープロトコル)とは、ビットコインのブロックチェーンや銀行の口座システム、クレジットカードのネットワークなど、異異なる台帳同士が滞りなく情報やデータのやり取りがを実現するために、あらかじめ決められたルールのことです。

従来、国際送金など金融機関や異なる方法を複数またいで送金を行う場合、異なる決済ネットワーク間での取引となるため、情報交換や換金などに、大くの時間やコストがかかっていました。

ILPを利用することで、異なる決済・送金ネットワーク間の取引をリップルネットワークを介してスムーズに実行できるようになります。

リップルでは、Proof of Consensusに基づきValidatorとよばれる代表者が取引の承認*を行います。

取引の承認とは、送金が完了したことを認める作業のことです。

このValidatorは、誰でもなれるわけではなく、リップルが管理しているUNL(Unique Node List)から選出されます。

そして、全体のValidatorの8割が承認した取引を、分散型台帳で管理するということが決められているのです。

リップルでは不特定多数のネットワーク参加者ではなく、Validatorにのみ取引を追加する権利が与えられています

ビットコインなどの仮想通貨では、取引の承認作業にマイニングという作業を行うのですが、リップルではマイニング作業はありません。

専門の承認者であるValidatorが取引を承認を行うことで、リップルでは迅速な送金が実現しているのです。

ここまでで、リップルの特徴や技術に関してあご理解していただけたかと思います。

次の段落では、リップルの迅速で安価な国際送金を実現するために、リップルが提唱している3つのソリューションについて解説していきます。

迅速で安価な国際送金実現のために、リップル(Ripple)が提唱しているソリューションは以下の3つです。

xCurrent
xRapid
xVia

それぞれの詳細を確認していきましょう。

xCurrentとは、銀行間の即時国際送金を可能にするためのプロダクトです。

xCurrentには、メッセージ機能が搭載されていて銀行間で送金が実行される前に、送金内容をリアルタイムで確認することが可能になります。

従来の銀行間送金では、送金情報の確認や伝達に、多くのコストを必要としてましたが、このxCurrentを活用することで、そのコストを抑えることができるのです。

xRapidとは、XRPを利用することでのノストロ口座に預けている外貨の管理費用を削減させるためのソリューションと思われます。

例えば、途上国へ送金する際、事前にノストロ口座という世界中の現地通貨口座に資金を準備しておく必要がありました。

このノストロ口座で管理しているマイナー通貨は、管理費がかかるだけの塩漬け状態でした。

xRappidとは、さまざまな通貨と交換可能なブリッジ通貨であるXRPを活用することで、ノストロ口座にかかう管理費のカットに加え、ノストロ口座を仲介としない送金が実現するので、迅速な送金とコスト削減につながると考えられます。

画像参考元:Ripple公式HP:Send Payments

xViaとは、会社や送金業者、銀行がリップルネットワークを活用するために活用するインターフェイスです。

xViaには、トラッキング機能を搭載しているため、送金や着金の確認をリアルタイムで確認することができます。

また、添付機能も搭載しているため送金と一緒に請求書を送ることも可能です。

今後リップルで注目されてるのは以下のトピックです。

①リップル社のロックアップ解除
②リップルのカンファレンス『Swell』
③日本と韓国の送金実験

ロックアップとは、リップル社が保有している550億XRPを市場に売却しないという契約を交わす制度のことです。

これにより、リップル社による大量の売却がないため、相場の操作という懸念や、大量売却によるXRPの価格の下落がないとされていました。

このロックアップは2018年以降、毎月10億XRPを売っていくということがわかっており、価格への影響に注目が集まっています。

リップルのカンファレンス(協議会)は『Swell』と呼ばれていて、2017年に行われたRippleのカンファレンス「SWELL」では、ビルゲイツ財団との提携が発表されました。

このSwellでは、開催前や、内容発表後に価格への影響が予測されています。

今後Swellが開催されるかはわかりませんが、そこで発表される内容には注目が集まっています。

2017年12月に日本(37の銀行が参加)と韓国間で、リップルを活用した送金実験が行われ、2018年1月31日まで実験が行われるそうです

実験が成功すると、2018年春から実際に国際送金でリップルが利用されることが予測されます。ということです。

このニュースは日経電子版や紙面、テレビなどで報道されたため、リップルの知名度の向上につながりました。

XRPの入手方法には2つの方法があります。

ワールドコミュニティグリッド(World Community Grid)
取引所

ワールドコミュニティグリッドとは、世界最大規模の非営利活動プロジェクトのことです。

ワールドコミュニティグリッドに関わる人のPCのリソースを活用して、エボラ出血熱や小児がんの克服、HIVなどの医療や太陽エネルギーの研究を行っています。

このワールドコミュニティグリッドに以下の方法で貢献すると、貢献度に応じてXRPを受け取ることができます。

①個人が持っているパソコンに、ワールドコミュニティグリッドソフトウェアをインストール
②パソコンの処理能力をコミュニティに寄与

ワールドコミュニティグリッドについて詳しく知りたい方は紹介している動画をご覧ください。

XRPを購入できる場所(一部抜粋)は、以下の通りです。

  • Coincheck(国内)
  • GMOコイン(国内)
  • bitbank(国内)
  • Binance(海外)
  • BITTREX(海外)
  • POLONIEX(海外)

この記事では、この中でもリップルを購入するのにおすすめな取引所である、『Coincheck』についてご紹介します。

Coincheck(コインチェック)は、国内の取引所で最も多くの仮想通貨を扱っており、日本人にもわかりやすいUIなので、リップル以外にも様々な仮想通貨を購入したい方におすすめです。

口座開設方法

  1. Coincheckの公式サイトにアクセス
  2. ユーザー登録画面に情報入力
  3. 確認メールが届くのでリンクから個人情報入力
  4. 画面の指示に従って本人確認書類の提出

仮想通貨リップル(Ripple)とは、決済や送金のシステムで下記のような特徴がありましたね。

①IOU取引
②分散型台帳XRP Ledger
③ILP(インターレジャープロトコル)
④Proof of Consensus

さらに、国際送金のための下記のプロダクトがありました。

①xCurrent
②xRapid
③xVia

リップル(Ripple)は、すでに世界中の銀行や金融機関と提携しており、今後も多くの銀行や金融機関がリップル(Ripple)のシステムを採用することが予想されます。それに伴い、XRPの価格の高騰も十分考えられますので、今後もリップル(Ripple)のニュースをチェックしておくことをおすすめします。