目次

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  1. ビットコインの個人マイニングとは
  2. ビットコインの個人マイニングの概要
  3. 個人(ソロ)マイニングのやり方まとめ
  4. 実際に個人マイニングをやってみた
  5. 個人(ソロ)マイニングの《まとめ》
Large btc

ビットコインのマイニングとは、新規ブロックを生成することで『取引の検証』『ビットコインの新規発行』の役割をはたすビットコインの仕組みです。

この記事をご覧のかたは、マイニングをすることでビットコインが報酬として支払われることはご存知の方が多いかと思います。

マイニングには、『個人ソロマイニング』『プールマイニング』『クラウドマイニング』という3つのマイニング方法がありますが、ここでは個人マイニングの概要や方法を解説していきますね。

個人マイニングとは、自分でマイニング用の機材等を準備して、単独でマイニングする方法です。

マイニングの難易度が上がり、現在では成功確率がかなり低くなってしまったものの、ビットコインの誕生初期のマイニングは、ほとんどが個人マイニングでした。

以下が、個人マイニングのメリットとデメリットです。

  • マイニング報酬をすべて自分のものにできる

ソロマイニングのメリットとして、マイニング報酬を総取りできる点が挙げられます。

ビットコインのマイニング報酬は現在2017年12月7日現在、12.5BTCです。

つまり、1BTCが130万円の場合、1,625万円がマイニングの報酬です*。

もし、マイニングに成功すれば、この報酬がすべて自分のものになります。

*2017年12月4日時点のBTC価格を参考にしています。

  1. マイニング成功の確率が低い
  2. 初期の設備投資がかかる 
  3. 電気代がかかる

ビットコインのマイニングは、元々は個人マイニングが主流でした。

しかし、資本力がある企業や、複数人で協力してマイニングを行うマイニングプールなどが現れたため、個人でマイニングすることは非常に難しくなりました。

現在では、個人マイニングではなく、マイニングプールに参加したり、クラウドマイニングと呼ばれるマイニング方法も出てきています。

個人マイニングをはじめるだけなら、設備投資はそれほど必要ありません。

しかし、少しでも収益を上げようとすると、ASICと呼ばれるマイニングツールや、メモリの増設等が必要になります。

また、マイニングを行っている間は電気代もかかります。

マイニングの報酬がほとんど得られず、電気代でむしろ赤字になってしまうケースも多いようです。

さらに、マイニングをする機材は常に稼働しているため、熱を放出します。

放っておくと機材が故障するため、冷却しなければならないのですが、冷却のためにさらに電気代が必要となるのです。

  1. マイニングソフトのダウンロード
  2. マイニング機材の準備
  3. その他メモリの増設、電源ユニットへの投資
  4. Asicの使用

マイニングをはじめるには、マイニングソフトといわれるソフトウェアが必要です。

初心者向けのマイニングソフトとして有名なものに、MinerGateがあります。

MinerGateはフリーでダウンロードできるソフトで、マイニングするコインを設定するだけでマイニング可能です。 シンプルで操作しやすく、わかりやすい画面のため、特にマイニング初心者にはおすすめできます。

②マイニング機材の準備

また、メモリの容量が少ないと動作が不安定になるおそれがあるので、メモリの容量は2桁まで増設した方がよさそうです。

さらに、電源ユニットと呼ばれる、コンセントの電気をパソコンの電気に変換することができるパーツにも投資が必要です。

③その他メモリの増設、電源ユニットへの投資

ビットコインのマイニングをするには、現在、一般向けコンピュータのCPUの計算能力では、かなり成功確率が低いといわれています。

特定の目的ために、開発される集積回路を、ASIC(エイシック)と呼びます。

現在は、ビットコインマイニング専用に開発されたASICが最も、マイニングに適しているとされています。

また、メモリの容量が少ないと動作が不安定になる恐れがあるので、メモリの容量は2桁まで増設した方がよさそうです。

さらに、電源ユニットと呼ばれる、コンセントの電気をパソコンの電気に変換することができるパーツにも投資が必要です。

④Asicの利用

ASICとは、Application Specific Integrated Circuitの略語で、「特定の目的のために作られた集積回路」という意味です。

マイニングAsicとは、簡単にいうとマイニングのためのツールのことで、『高性能な計算処理能力』に加え、『消費電力が相対的に低く抑えられる』というメリットがあります。

しかし、このASICは高額で、数十万円から百万円近くするため、個人でこのASICを使用することは現実的とはいえません。

ただ、先述の通り、ソロマイニングの成功確率はかなり低いため、これらの投資をしたとしても、回収できる見込みは低いのが現状です。

では、実際に、ビットコインのマイニングで儲けることはできるのでしょうか?

まず、日々のコストである、電気代を計算したところ、892.8円/月となりました。

(消費電力は、ノートPCで、CPUをフル稼働させ、また24時間を1か月回し続けた場合を想定しています。また、1kWhの単価については、東京電力の夏季を除く単価を参考にしています)

つまり、月に900円程度稼げれば、赤字にはならないという計算になります。

参考元:電気料金計算

そこで、マイニングソフトのMINER GATEが提供する機能である、Mining profitability calculatorを使用し、現在のPCで、どれくらいのコインがマイニングできるか、計算してみます。

編集者が、通常にオフィスで使用しているノートPCで、計算力をチェックしました。

すると、24hで最大0.00001BTC換算分のコインがマイニング可能という計算結果がでました。

2017年12月12日時点で1BTCは約190万円なので、19円/日570円/月がマイニング報酬として得られる計算です。

つまり、実験に使ったノートPCでは、
570 - 892.8 = -322.8円と赤字になってしまいます。

やはり、ソロマイニングは、通常の設備では、電気代さえも回収するのが難しい方法といえそうです。

ソロマニングの成否は、電気代が収入に見合う額にとどまるかどうかに大きく依存します。

標準的なグラフィックボードを付けた600WのPCを、24時間オンにすると、電気代は1カ月1万円を超えます。節電に気を遣っても、採掘できるのは数百円、運が良くても数千円にとどまります。

ソロマイニングのコツは、「電気代」をがどのようにしてペイさせるかにかかっています。

ビットコインの採掘はCPU→GPU→FPGA→ASICと技術が進んできました。そのASIC採掘機ベースのビットコインマイナーを100枚購入して実装しても、儲けは1日2000円前後ほど。注目される量子コンピューターを将来、採掘に使えるようになれば話は別ですが、家庭でするマイニングは限界が見えていることはあらかじめ知っておくべきでしょう。