目次

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  1. ビットコイン決済を導入する店舗が増加中?!
  2. ビットコイン決済導入のメリット
  3. ビットコイン決済導入のデメリット・懸念点
  4. ビットコイン決済を導入する方法・ツール
  5. <まとめ>ビットコイン決済導入のメリット・導入方法
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ビットコイン決済の導入が、訪日外国人へのさらなる消費促進の方法として注目を集めています。

大手家電量販店のビックカメラは、2017年4月に2店舗で試験的に導入していたビットコイン決済を、同年7月には全店舗へ拡大しました。(※1)

同年9月には、HISが、都心の9拠点38店舗への導入を開始するなど、ビットコイン決済の導入をはじめる店舗は増え続けています。

では、ビットコインを導入するメリット・デメリットはどこにあるのでしょうか?

また、ビットコイン決済の導入はどのように行えばよいのでしょうか?

本記事では、店舗やサイトの運営者の方向けに、ビットコイン決済を導入するメリット・デメリットと具体的な方法について紹介いたします。

(※1)ビックカメラへのビットコイン決済サービス、全店舗に導入を拡大

では、ビットコイン決済を導入すると、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

店舗とユーザーと直接決済を行なうケースと、決済代行サービスを利用した決済の2つの支払方法があります。

メリット・デメリットがそれぞれ少し異なるので、注意が必要です。

まず、ビットコイン決済を店舗で導入するメリットは以下の3点です。

  1. 決済手数料が安い
  2. 外国人旅行客の利用増加が見込める
  3. 支払サイクルが短い

ビットコイン決済の最大の特徴として、決済手数料が安いことが挙げられます。

今日多くの店が、クレジットカードでの支払いに対応しており、また、決済手数料は店舗側が負担していることがほとんどです。

クレジットカードの手数料は3~4%程度が一般的であるのに対し、ビットコインの決済手数料は、0~1%程度です。

特にクレジットカードを使用した支払い・購入が多い店舗においては、大きなコスト削減となりうるでしょう。

加えて、外国人旅行客の利用増加が見込めることもメリットの1つであるといえるでしょう。

外国に旅行に行く際は、旅行先の国の通貨に替えないと使用できないことがほとんどです。

為替の際には、為替スプレッドと呼ばれる手数料を、両替所に支払うことになります。

これはクレジットカードを利用した場合にも同様に、各カード会社毎に決まった為替手数料と為替レートを支払う必要があります。

しかし、ビットコインであれば、為替の必要がないため、手数料を支払うことなく、旅先で支払いや購入が可能です。

外国人旅行客にとっては、コストの削減につながるため、ビットコイン決済ができるか否でお店や、購入意思決定をすることも起きうるでしょう。

店舗にとっては、競合に差をつけ、外国人旅行客を呼び込むチャンスともいえます。

最後に、支払サイクルが短いことも、ビットコイン決済を導入するメリットです。

クレジットカードは、サービス提供者やプランによっても異なりますが、売上の振込は翌月末日といったとことが多いでしょう。

ビットコイン決済は、決済サービスを利用しない取引の場合、10分で直接ユーザーから送金が行われます。

そのため、クレジットカードと比べると支払いサイクルがかなり短くなることも大きなメリットと言えます。

  1. 変動リスク
  2. 決済完了に10分程度かかる

※どちらも、個人間の取引の場合です。 決済サービスでは、このデメリットが解消されます。

ビットコインの価格は常に変動しているため、変動リスクも生じます。

たとえば、支払いを受けた時点では、1万円分のビットコインの支払いを受けたが、翌日には価格が大きく低下しており、8,000円になるということが起こりえます。

逆に、価値が上昇する可能性もあるということなのですが、価格が下がってしまう可能性があるということは憶えておく必要があるでしょう。

ビットコインの仕組み上、決算完了に10分程度かかることにも注意が必要です。

ビットコインは、ブロックチェーンと呼ばれる技術を利用してつくられています。

取引データが記録されたブロックがすべて時系列で連なっている帳簿のようなものなので、ブロックチェーンと呼ばれています。

支払いを行なってから、この帳簿に記載される作業が行われ、その作業に約10分かかります。

すなわち、取引を台帳に記録するには10分かかるため、決済完了を確認できるまでに10分かかるというわけです。

決済完了まで10分、お客さんに待ってもらうわけにもいかないため、導入の大きなネックになりうる部分といえるでしょう。

ただ、これらの懸念点は決算サービスがすでに解消しているので、下で詳しくご紹介していきます。

  1. ウォレット・取引所の口座に直接支払ってもらう
  2. ビットコイン決済サービスを導入する
  3. 総合決済サービス経由で利用する

まず、ウォレットを作成し、そのウォレットに直接支払ってもらう方法があります。

ビットコインにおけるウォレットとは、ビットコインのアドレス、つまり口座を保管するためのものです。

ウォレットは、ビットコインの購入ができるインターネット上の取引所や、取引所のアプリ、専用のウォレットアプリにて作成可能です。

QRコードで表示した口座のアドレスを、読み取ってもらい、支払いをしてもらいます。

支払いの手間自体は、現金やクレジットカードとさほど変わりません。

しかし、上で述べた変動リスクと、決済時間のデメリットは解消されないままです。

ビットコインを保管するウォレットには、アプリ以外にもいくつかの種類があります。

ビットコインのウォレットについて詳しくは、下記の記事をご覧ください

ビットコイン専用の決済サービスを導入することで、それらのデメリットを解消することができます。

主な決済サービスには、coincheck paymentや、bitwireといったサービスがあります。

決済サービスが、口座同士の直接のやり取りよりも便利な点は2点あります。

  1. 日本円での受取が可能
  2. 即時の受け取りが可能

①日本円での受け取りが可能

coincheckなどの決済サービスを導入した場合には、ビットコインを保有せず、日本円での受け取りが可能です。

下図のような流れで支払いが行われるため、導入店舗はビットコインを保有しません。

決済が行われた時点で、手数料が差し引かれた日本円を受け取ります。

そのため、ビットコインの価格の変動を気にする必要がなくなります。

ビットコイン決済サービスの流れ

②即時決済が可能

ビットコイン決済代行サービスを使用することで、即時の決済が可能です。

ビットコインの決済完了までに、ブロックチェーンの仕組み上、10分ほどの時間がかかってしまうことは先程述べた通りです。

しかし、ビットコインの決済代行サービスを導入すると、決済完了を待つ必要がありません。

ユーザーに即時決済を提供することで生じるリスクは、決済サービス提供者が担保してくれます。

すなわち、ビットコイン決済のリスクやデメリットを肩代わりしてくれるのが、ビットコイン専用の決済代行サービスです。

もちろん、手数料はかかるものの、クレジットカードと比べると安く抑えられています。

また、下記でご紹介しているbitwireでは、最短翌日に入金が可能です。

下記は、国内の代表的なビットコイン決済サービスです。

サービス名 決済手数料 初期費用 最短入金日数
bitwire SHOP ~1% 0円 1営業日
Coincheck payment 1% 0円 要問い合わせ
Zaif Payment 無料 0円 2営業日

ビットコインだけでなく、クレジットカードや電子マネーでの決済機能を一括で導入可能なサービスもあります。

GMOペイメントゲートウェイPGマルチペイメントサービスは、クレジットカードやLINE Payなどの決済も可能な、総合決済システムであり、決済事業者として日本で初めてビットコインによる決済サービスを、EC事業者向けに開始しました。(※1)

また、2017年7月より、リクルートが運営するモバイル決済 for Airレジでも、ビットコイン決済が可能になりました。

これにより、Airレジを導入している全国26万店舗にてビットコイン支払いが可能になります。

ビットコインの決済サービス単体よりも、ほかの決済方法とまとめて導入するほうが手間はかからず、多くの店舗が導入しやすいでしょう。

手数料については、ホームページでは公開されておらず、個別に相談が必要とのことです。利用を検討される方は各サービスから問い合わせをする必要があります。

GMOペイメントゲートウェイ

モバイル決済 for Airレジ

ビットコイン決済を導入するメリットとデメリット、導入方法についてみてきました。

店舗側には、手数料が安くなり、外国人旅行客にとっては為替手数料が安くなるというメリットがありました。

消費者、店舗どちらにもコストを削減できるという具体的なメリットがあり、導入自体も簡単に行なうことができます。

まだまだビットコイン決済は一般的とはいえませんが、これらのメリットを鑑みると、導入して損はないといえそうです。

手数料が少しかかっても、リスクやデメリットを取り除きたい方は、決済サービスを利用するのがおすすめでしょう。

なるべく手数料をかけたくない、またビットコインで売上を保有しても構わないという方は、直接の取引がおすすめです。