目次

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  1. 【1/31更新】Lisk(リスク,LSK)がbitFlyer(ビットフライヤー)に上場
  2. 仮想通貨のリスク(Lisk)とは
  3. 仮想通貨リスク(Lisk)の概要とは
  4. 仮想通貨リスク(Lisk)の5つの特徴とは
  5. リスク(Lisk)とイーサリアム(ethereum)の違いとは
  6. 仮想通貨リスク(Lisk)の今後
  7. 仮想通貨リスク(Lisk)の取り扱い取引所
  8. 仮想通貨リスク(Lisk)のまとめ
Large lisk

2018年1月31日、以前より、上場の噂があったリスク(Lisk)が、国内最大規模の取引所bitFlyerへ上場されました。

いままでもcoincheckにて売買が可能でしたが、bitFlyerへの上場で、Liskの国内での取扱高がさらに拡大する可能性がありそうです。

リスク(Lisk)とは、国内ではCoincheckで取り扱いされている、人気の高い仮想通貨です。

この記事をご覧になっている読者の方は、『仮想通貨に興味があってリスクについて知りたい』『購入前にリスクの概要や将来性を知りたい』など、さまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんね。

この記事では、『仮想通貨リスク(Lisk)の概要や仕組み』や『今後の動き』などの情報を、初心者向けにわかりやすく解説しています。

リスク(Lisk)とは、ブロックチェーンにスマートコントラクト(後述)を実装しており、自由で使いやすい、分散型アプリケーション形成のためのプラットフォームとして開発されました。

ブロックチェーンとは、取引データや契約内容を記載するための取引台帳のことで、取引データをまとめたブロックがチェーンのようにつながっています

『リスク=仮想通貨』という認識の方が多いかと思いますが、リスクとは、分散型アプリケーション形成を可能にする、プラットフォーム(土台)のことで、そのシステム内で使用されている仮想通貨がLSKになります。

分散型アプリ形成プラットフォームとは、中央管理者が存在しないアプリケーションのことです。

分散型アプリ形成プラットフォームとスマートコントラクトに関しては、仮想通貨リスク(Lisk)の5つの特徴とはの段落で詳しく解説していきます。

まずは、下のリストで、リスクの基本情報を確認ていきましょう。

リスク(Lisk)の基本情報

独自通貨 LSK
開発者 Max Kordek
開発者組織 The Lisk Foundation
コンセンサスアルゴリズム DPOS
発行上限 上限なし
時価総額 約1745億円(21位)

時価総額は2017/12/18のCryptocurrency Market Capitalizationsのデータを参照しています。

コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンにどのブロックを追加するのかを決めるためのルールのことです。

基本情報を確認したところで、リスクの特徴について確認していきましょう。

次の段落では、『分散型アプリケーションとは何か』、『スマートコントラクトとは何か』など、より詳細な内容について記載しています。 

リスク(Lisk)には、以下のようなつ5の大きな特徴があります。

スマートコントラクトを実装
分散型アプリケーションを作成するためのプラットフォーム
『Javascript』を使用
サイドチェーンの使用
DPoSというコンセンサスアルゴリズム

それぞれの詳細を確認していきましょう。

スマートコントラクトとは、(取引の)契約を人の手を介さず自動で実行させる仕組みのことです。

リスクでは、ブロックチェーンという取引台帳に取引を記載しているのですが、ブロックチェーンに契約と契約を実行するための条件を記載すれば、その契約が自動で実行されるのです。

例えば、『明日の試合で日本代表が勝てば、1万円をAさんに』という契約内容をブロックチェーンに記載します。

そして、次の日、日本代表が勝利した場合(条件)、Aさんに1万円送金という契約が自動で実行されるのです。

  • 自動販売機の例
    自動販売機では、お金をいれボタンを押せば、飲み物は自動的に提供されます。提供されるときに人の手は介がしていません。 すなわち『十分なお金をいれボタンを押せば飲み物が手に入る』という契約が、人を仲介せずに実行されているのです。

分散型アプリケーションとは、『Dapps(Decentralized Applications)』とも呼ばれていますが、以下の条件を満たしたアプリケーション(サービス)のことを指します。

  • 誰でも自由に使用できる
  • 中央管理者が存在しなくても、自律的に動作する
  • ブロックチェーンで、データを管理する
  • 仕様の変更が、ユーザーの合意のもとで行われる

分散型アプリケーションの例として、Augurという予測市場(賭け)プラットフォームがあります。

Augurはイーサリアムのプラットフォームを使用しているのですが、このAugurでは、『明日の試合で日本代表が勝利したら、AさんからBさんに1万円』という契約を記載します。

この契約は、スマートコントラクトの機能によって、中央管理者が存在しなくても自動で実行されます。

リスク(Lisk)では、先ほど解説したスマートコントラクトを実行するために、「Javascript」というプログラミング言語を使用しています。

Javascriptとは、世界的に有名なプログラミング言語で、扱えるエンジニアが多いため、『リスクの開発に参加しやすい』や『リスクを活用し、て分散型アプリケーションを形成しやすい』というメリットがあります。

リスク(Lisk)では、サイドチェーンという技術を活用しています。

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨でも、ブロックチェーンは活用されているのですが、これらの仮想通貨では、1つのブロックチェーン(メインチェーン)が使用されています。

リスクでは、メインのブロックチェーンではなく、メインチェーンと結びついたサイドチェーンで分散型アプリケーションが構築されます。

なぜ、このサイドチェーンを使用しているかというと、以下のようなメリットがあるからです。

  • セキュリティが強い
  • ブロック承認までの時間を短縮することが可能
  • さまざまなサービスを生み出せる柔軟性がある

セキュリティが強い

サイドチェーンを使用することにより、DAppsの取引の記述をメインチェーンではなく、サイドチェーンに記述することが可能です。

実際、同じ分散型アプリケーション形成プラットフォームのイーサリアムでは、メインチェーン上に形成された、DAppsがハッキング被害を受けて、メインチェーンをハッキング前の状態に戻すという対応が行われました

リスクでは、サイドチェーン上のDAppsがハッキングを受けた場合、そのサイドチェーンを切り離すことにより、メインチェーンに被害を及ぼすことなく対処が可能となるのです。

これにより、イーサリアムなど、他のDAppsを構築するプラットフォームと比較して、セキュリティに強いというメリットがあるといえます。

ブロック承認までの時間短縮が可能

メインチェーンのブロックの承認時間を変更することはできませんが、サイドチェーンではブロックの承認時間を調整することが可能です。

サイドチェーンを活用したブロックの承認時間の短縮の手順は以下の通りです。

  • ⑴ブロックの承認時間を短縮したサイドチェーン上で、1度ブロックの承認作業を行う
  • ⑵サイドチェーン上の情報をメインチェーン上に反映させる
  • ⑶メインチェーン上でのブロックの承認時間が短縮される

これにより、リスク(Lisk)のブロック承認時間を10秒と高速化できるのです。

さまざまなサービスを作成できる柔軟性がある

サイドチェーンはメインチェーンとは異なり、仕様の変更が容易なので、柔軟なサービスを形成することが可能です。

例えば、ブロックの承認時間や仮想通貨の発行枚数の異なるDAppsや、中央管理者が存在するブロックチェーンなども構築することが可能です。

また、今後コンセンサスアルゴリズムも変更できるといわれており、より柔軟なDAppsが構築できる見込みです。

リスク(Lisk)では、Delegated Proof of Stake(DPoS)というコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

DPOSでは、取引承認をおこなう101人の代表者を、LSKの保有者による投票で選出します

この投票権は、LSKの保有量に応じて割り当てられており、この投票により選ばれた101人の承認者は、割り当てられた順番に応じて取引承認を行っていくのです。

そして、101名の代表者は取引の承認を行うごとに、報酬として取引手数料と新規発行されるLSKを受け取ることが可能です。

また、リスク(Lisk)の承認はブロックではなく、ブロックよりも大きい単位の「ラウンド制」を採用しており、1ラウンドあたり101個のブロックがあります。

承認者は順番にブロックを承認していくのですが、この取引の承認方法はフォージングと呼ばれています。

参考情報
リスクでは、DPoSに基づいて行われている取引の承認作業をフォージング(鋳造)というのですが、フォージングによって新規発行される量(報酬額)は、以下のように1年ごとに減少する仕組みになっています。

  • 1年目2017年5月24日 5→4LSK
  • 2年目2018年5月24日 4→3LSK
  • 3年目2019年5月24日 3→2LSK
  • 4年目2020年5月24日 2→1LSK
  • 5年目以降2021年5月24日~ 1LSK(一定)

これを半減期と呼び、通貨価値の乱高下やインフレをコントロールする効果が期待されます。

リスクの特徴を理解したところで、リスクとよく比較される、イーサリアムとの違いを解説していきます。

イーサリアムとは、スマートコントラクトを実装した、分散型アプリケーション形成のためのプラットフォームで、リスクより先に開発されました。

では、イーサリアムとリスクの違いは一体何なのか、次の段落で紐解いていきましょう。

リスクとイーサリアムの違いは以下の2点です。

  1. 使用しているプログラミング言語の違い
  2. 分散型アプリケーションを構築するブロックチェーンの違い

それぞれ、どういうことなのか解説していきます。

リスク(Lisk)では、スマートコントラクトを実現するために、JavaScriptを使用していると前述しましたが、イーサリアムでは、Solidity(ソリディティ)というプログラミング言語を使用しています。

Solidityとは、イーサリアムが独自開発したプログラミング言語で、JavaScriptに比べると、扱えるエンジニア数が少ないというデメリットがありました。

イーサリアムで分散型アプリケーションの開発を試みても、まず、Solidityを覚えなくてはならないという参入障壁がありました。

リスクでは、世界的に有名なJavaScriptを活用することで、参入障壁を低くしているのです。

リスク(Lisk)において、DAppsはサイドチェーン上で構築されますが、イーサリアムでは、メインのブロックチェーンで構築されます

イーサリアムでは、DAppsの取引データもメインのブロックチェーンに記載されるため、取引の遅延などの問題が起きやすいです。

また、分散型アプリケーションに問題が起きた際に、イーサリアム自体(メインのブロックチェーン)に悪影響を及ぼすことがあります。

実際、イーサリアムでは分散型アプリケーションのThe Daoというサービスがハッキングを受けた際に、 メインのブロックチェーンをハッキング前の状態に戻す仕様変更が行われました

2018年1月から3月にかけてLisk社は新しいブランドアイデンティティとWEBサイトを発表するとしています。

また、新しいLiskウォレットが含まれるLisk Desktop/ Web Appの発表があるということです。

このイベントは2月20日にベルリンで行われます。

リスクの今後の予定されているイベントは以下の通りです。

・2017年12月 Lisk CORE1.0にアップデート
・2018年1月〜3月 リローンチ
・2018年2月 リブランディング
・2018年7月 分散型取引所

以下、各イベントの詳細を解説していきます。

2017年12月にLisk CORE1.0がアップデートされるといわれています。

このアップデートの内容は以下のとおりです。

  1. サイドチェーンの強化と規模の拡大
  2. SDK(Software Development Kit)という開発者ツールの配布
  3. インターフェースの開発、研究をベルリンの企業と共同で行う

Lisk CORE1.0にアップデートでは、サイドチェーンの強化、規模の拡大によってDAppsなどの開発の柔軟性がさらに高まることが予想されます。

また、SDKという開発者向けのツールを配布することで、ユーザーがLiskのシステム上にアプリケーションを開発できるようになります。

つまりLiskがアプリケーション形成プラットフォームとして多くの人々に使用される可能性が高まるということです。

インターフェースに関しては、どのような変更が行われるのか現在のところはっきりとわかっていません。

2018年2月にはリブランディングが行われる予定です。

このリブランディングにより、Liskの名称を変更し、よりLiskのシステムが使われやすいブランドを目指すといわれています。

リスクの名称を変更するといわれているのですが、これは、リスクという言葉が『risk(危険)』を連想させるためという噂もあります。

また、リブランディング戦略顧客名簿にはマイクロソフト、メルセデスが含まれていることがわかっており、リスクの更なる発展が見込まれています。

仮想通貨リスクの独自通貨LSKを取り扱っている国内・海外の主要取引所は以下の通りです。

  1. Coincheck(コインチェック)
  2. bitFlyer(ビットフライヤー)
  3. Binance(バイナンス)
  4. BITTREX(ビットレックス)
  5. Poloniex(ポロニエックス)

この中でも、おすすめのbitFlyerについてご紹介します。
※Coincheckは2018年1月に不正アクセスによる、約580億円相当のネムの紛失がありました。

bitFlyerは2018年1月31日にLSKの上場を発表しました。

bitFlyerはビットコインの取引量が日本一で、2種類の損害保険を設定しているなどの特徴があります。

また、コインチェックのハッキング事件を受けて、「bitFlyer セキュリティ・ファースト」主義、 及びセキュリティ・顧客資産保護に関する取り組みについてを発表しました。

仮想通貨Liskとは、スマートコントラクトを実装した、分散型プラットフォーム形成のためのプラットフォームで下記のような特徴がありましたね。

  1. JavaScriptを活用
  2. サイドチェーン上でDAppsを構築する
  3. DPoSの基づき、101名の代表者がブロックの承認を行う
  4. 新規発行量が一年毎に減少し、5年目以降は新規発行量は1LSK

リスク(Lisk)は、開発当初から40倍ほど価格が上昇している仮想通貨で、2018年にはリローンチなど、さまざまなイベントを控えているので、同行を確認しておくのがおすすめです。