目次

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  1. ビットコインとイーサリアムとは
  2. ビットコインとイーサリアムの5つの違い
  3. ビットコインとイーサリアムの基本情報の違い
  4. ビットコインとイーサリアムの開発目的の違い
  5. スマートコントラクトを実装しているかどうかの違い
  6. ブロックチェーンで管理する情報の違い
  7. ビットコインとイーサリアムのプログラミング言語の違い
  8. ビットコインとイーサリアムの違いのまとめ
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最近仮想通貨に関するニュースが巷で話題になっていますね。

中でも、全仮想通貨のなかで、1位と2位の時価総額を誇るビットコイン(bitcoin)とイーサリアム(ethereum)は、日本の仮想通貨取引所でも、多く使用されているので知っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、仮想通貨という共通していることは知っていても、ビットコインとイーサリアムの違いについて知りたいという、読者の方がほとんどだと思います。

この記事では、ビットコインとイーサリアムの『基本情報の違い』に加え、『開発目的や特徴の違い』まど詳細な内容についても記載しています。

ビットコインとイーサリアムの以下の違いについて解説していきます。

  1. 基本情報の違い
  2. 開発目的(用途)の違い
  3. スマートコントラクトを実装しているかどうかの違い
  4. ブロックチェーンで管理する情報の違い
  5. 使用するプログラミング言語の違い

まずは、ビットコインの基本情報の違いについて確認していきましょう。

ビットコインとイーサリアムの基本情報の違いは、以下のリストをご覧ください。

基本情報の違い

ビットコイン イーサリアム
独自通貨 BTC Ether(イーサ)
提唱者 Satoshi nakamoto Vitalik Buterin
合意形成 PoW PoW
承認時間 約10分 約15秒
発行上限 2100万枚 設定なし
時価総額 約20兆円(1位) 約5兆円(第2位)

時価総額はCryptocurrency Market Capitalizationsの、2017/11/30のデータを参考にしています。

ビットコインとイーサリアムの基本情報の違いは表のとおりです。

基本情報の違いとして重要なのは、BTCとEtherの役割の違いです。

ビットコインの独自通貨、BTCは決済に使用されますが、イーサリアムのEtherは、後述するスマートコントラクトを実行するための、燃料(ガス)の役割を果たします


参考情報

ビットコインの提唱者はSatoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)ですが、この人物の素性はわかっていません。

日本人がビットコインの開発者なのか、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、その真偽のほどは確かではないので注意が必要です。


では、次にビットコインとイーサリアムの開発目的の違いについて見ていきましょう。

ビットコインは、政府や銀行などの中央管理者が存在しない決済プラットフォームとして開発されました。

一方、イーサリアムは、スマートコントラクトを実装することで、だれでも自由に分散型アプリケーションを形成できるプラットフォームとして、開発されました。

分散型アプリケーションとは、企業や政府などの中央機関なしで機能する、アプリなどのサービスのことです。

まとめると、ビットコインとイーサリアムの概要は以下の通りです。

  • ビットコインとは、中央管理者なしで、決済や送金を可能にするプラットフォーム、またはデジタル通貨のこと

  • イーサリアムとは、だれでも自由に、イーサリアムのブロックチェーンを使用することで、非中央集権的なサービスやアプリなどを開発するためのプラットフォーム

以上が、ビットコインとイーサリアムの開発目的の違いです。

では、開発目的の違う、ビットコインとイーサリアムでは、どのような機能面での違いがあるのでしょうか。

ビットコインとイーサリアムの機能面での違いは、ビットコインはスマートコントラクトを実装していないが、イーサリアムはスマートコントラクトを実装しているということです。

スマートコントラクトとは、契約を人の手を介さずに実行させる仕組みのことです。

  • 自動販売機の例
    自動販売機は「消費者が必要な金額を投入」し、「欲しいドリンクのボタンを押す」という二つの執行条件が満たされた場合にのみ、自動的に「特定の飲料を消費者に提供する」という契約が実行されます。

そして、スマートコントラクトを実装しているため、イーサリアムではビットコインと異なるデータをブロックチェーンで管理します。

ビットコインとイーサリアムがブロックチェーンで管理する情報は以下のようになります。

  • ビットコイン →取引データ
  • イーサリアム →取引データ + 契約内容(プログラミングコード)

ビットコインのブロックチェーンでは取引データを管理していますが、イーサリアムでは取引データに加えて契約内容(プログラミングコード)も管理します。

スマートコントクトとは、契約を実行する機能でしたね。

ですから、イーサリアムでは契約内容もブロックチェーンで管理できなくてはなりません。

イーサリアムでは、スマートコントラクト実行のための契約内容を記載するために、Solidityというプログラミング言語を使用しています。

イーサリアムではSolidityを使用しているけど、『ビットコインではどのようなプログラミング言語を使用しているのか』と、疑問に思われた方もいるかもしれませんね。

ビットコインでは、スクリプトというプログラミング言語を使用しているのですが、このスクリプトとSolidityでは、どのような違いがあるのでしょうか。

次の段落で確認しましょう。

ビットコインで使用されている、プログラミング言語スクリプトと、イーサリアムのSolidityの違いは、一つの言語で、あらゆるプログラムを記載できるかどうかです。

一つの言語であらゆる、プログラムを記載できる言語をチューリング完全な言語といいます。

イーサリアムのSolidityはチューリング完全ですが、ビットコインのスクリプトはチューリング完全ではありません

ここまででビットコインとイーサリアムの違いを確認していきましたが、まとめると以下のような違いがありましたね。

  • 決済プラットフォームと、アプリ形成プラットフォームという開発目的の違い

  • スマートコントラクトを実装しているかどうかの違い

  • 『取引データのみ』or『取引データ+契約内容』という管理情報の違い

  • スクリプトとSolidityという、プログラミング言語の違い

ビットコインとイーサリアムは仮想通貨市場でも大きな規模を誇る仮想通貨なので、それらについて理解したいという方は多いかと思います。

もし、ビットコインやイーサリアムについてもっと知りたいという方がいましたら、下記の『ビットコイン(bitcoin)とは』と『イーサリアム(ethereum)とは』の記事をご覧ください。