目次

    全ての目次を見る
  1. 実体のないビットコイン(bitcoin)のウォレット(wallet)!?
  2. ビットコイン(bitcoin)のウォレット(wallet)とは
  3. ビットコインウォレット(bitcoin wallet)の仕組み
  4. ビットコインウォレット(bitcoin wallet)の種類とは
  5. ビットコインウォレット(bitcoin wallet)を使用する際のポイント(注意事項)
  6. ウォレット(wallet)と取引所の違いとは
  7. ビットコイン(bitcoin )のウォレット(wallet)まとめ
Large             02

実体の存在しない仮想通貨のビットコインですが、そんなビットコインにウォレット(財布)が存在することをご存知ですか。

『実体のない通貨の財布ってどういうこと』と思っている方、中には、ビットコインを投資目的で購入したが、『ビットコインはウォレットに管理すべき』などのことを耳にした読者の方が、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

この記事では、『ビットコインのウォレットとは何か』と『ウォレットの種類とそれらの特徴』などの基本的な情報を、わかりやすく解説しています。

ビットコインのウォレットとは、ビットコインを使用するのに必要な、秘密鍵と公開鍵、ビットコインアドレスを管理するための財布です。

ビットコインアドレスとは、『預金通帳』、公開鍵とは『身分証明書』、秘密鍵とは『暗証番号』のようなものです。

実体のない電子データである、ビットコインは、ビットコインアドレスで管理され、使用する際には秘密鍵が、使用したのが本人であることを示すために、公開鍵が必要ということは抑えておくのが良いです。

ビットコインウォレットは、複数のビットコインアドレスを管理し、それぞれのアドレスに保管されているビットコインの合算値(残高)を表示します。

ビットコインウォレットで、複数のビットコインアドレスが管理されている理由は、ビットコインの取引の方法に由来します。

どういうことか下の図をご覧ください。

ビットコインを送金や決済に使用する際、上図のように、送金(支払い)先のアドレスと、おつりを送るためのアドレスが必要になります

図の例の場合、AさんがBさんに3BTCを支払うのに、Aさんのウォレット内のアドレスA2(5BTCが入っている)から、Bさんのウォレット内のアドレスB1に3BTCを送っているため、Aさんのウォレット内にはおつりの2BTCを送るためのアドレスA3が生成されます。

このように、おつりを送るための自分用のビットコインアドレスは、ビットコインウォレットで生成されるため、ウォレットには複数のアドレスが存在することになるのです。

これらのアドレス内のビットコインの総額がウォレットに含まれている合計金額となります。

ここまでで、ビットコインのウォレットの概要と仕組みに関してご理解いただけたかと思います。

実は、ビットコインのウォレットには複数の種類が存在します。

次の段落では、ビットコインのウォレットの種類を紹介するとともに、それぞれのウォレットの概要について解説していきます。

ウォレット(財布)は、実態のあるものという認識の方が多いかもしれませんが、ビットコインのウォレットには、実態のあるものから、アプリとしてダウンロードするものまで、さまざまな種類のウォレットが存在します。

ここではビットコインウォレットを用途やデバイス毎など、5つに分類していきます。

  1. ハードウェアウォレット
    →USBのような、専用端末でビットコインを管理するウォレット
  2. デスクトップウォレット
    →PCに専用のソフト(アプリ)をインストールして使用するウォレット
  3. モバイルウォレット
    →iPhoneやAndroidでアプリをダウンロードすることで使用するウォレット
  4. ウェブウォレット
    →インターネット上に、ウォレットのアカウントを開設して使用するウォレット
  5. ペーパーウォレット
    →ビットコインを使用するのに必要な情報を、紙に印刷して使用するウォレット

では、これらのウォレットに関して、それぞれ特徴を見ていきましょう。


補足情報
ビットコインのウォレットの種類分けの仕方として、ホットウォレットとコールドウォレットという分け方もあります。

  • ホットウォレット
    ネットワークに接続された端末で、ビットコインを保管するウォレットの総称

  • コールドウォレット
    ネットワークから隔離した状態で、ビットコインを保管するウォレットの総称

ホットウォレットには、『デスクトップウォレット』『モバイルウォレット』『ウェブウォレット』が、コールドウォレットには、『ハードウェアウォレット』と『ペーパーウォレット』が該当します。


ここまでで、ビットコインウォレットの概要や仕組み、種類について確認していきましたが、つぎの段落ではビットコインウォレットを使用する際のポイント(注意事項)を解説していきます。

実際にビットコインのウォレットの使用を検討している方は、是非ご覧ください。

多くの方は、どこからでもウォレットにアクセスし送受金がしやすいウェブウォレットやモバイルウォレットを使用しているかと思いますが、それらのウォレットはハッキングなどによりパスワードが盗まれると、ウォレット内のお金が全て盗まれてしまう可能性があります。

そのため、ビットコインを保管する際は、以下の2点を推奨されております。

  • 分散して資産を管理する
  • セキュリティの高い管理用のウォレットを持つ

以下で詳しく見ていきましょう。

万が一ウォレットで保管している秘密鍵が盗まれても、全ての資産を失わないように、資産は極力複数のウォレットに分けて管理するようにしましょう。

特に『取引所に預けているから安全』と思われている方は特にご注意ください。

マウントゴックス事件でもあったように、取引所自体がハッキングにあった場合、補填するだけの資金力がなければ最悪取引所に預けているお金が戻ってこない可能性があります。

取引所によっては保険に加入(※1)していたり、保障プラン(※2)を設けておりますが、保険の提要ルールが限定的であったり、補填の上限金額が決まっているので、自分の資産は自分で守るようにしましょう!

(※1)bitFlyer「【国内初】ビットコイン事業者向けサイバー保険を共同開発」 (※2)coincheck「国内初、ユーザーアカウントへの「不正ログインにかかる損失」を最大100万円まで補償。

管理用のウォレットとは、セキュリティに優れた、コールドウォレット、すなわち、『ハードウェアウォレット』と『ペーパーウォレット』のことを指します。

これらは、ネットワークに接続せず、ビットコインを管理することが可能なので、ハッキングリスクがほとんどありません。()

ですから、大量のビットコインを持っている方は、送金や決済に必要な額以外は、コールドウォレットで管理するのがおすすめです。

現金でもそうですが、必要な分だけ財布に入れておき、他は金庫(銀行)などにあづけているかと思います。

ビットコインでも、金庫の役割を果たすコールドウォレットを持つのがおすすめです。

()

ハードウェアウォレットは、データをアップデートする際や送金時に、ネットワークに接続する必要があるので、完全オフラインという分けではありません。

ここまでで、ビットコインのウォレットに関する知識は身についたかと思います。

次に、よく比較対象として挙げられる、取引所との違いをみていきましょう。

「取引所にもビットコインを預けられているけど、ウォレットとは何が違うの?」と気になられる方もいますよね。

厳密に言うと取引所は、コールドウォレットとホットウォレットを使い分けているなど、ウォレットの活用の仕方が特徴的ですが、取引所のアプリなどでみなさんが使用しているものは広義の意味でウォレットと誤認識いただいて問題ございません。

ただし、前段でも説明したように、取引所では預けているビットコインを保障してくれるわけではありません。

利便性と資産保全の観点から、ウォレットや取引所にどの程度分散するかどうかは、ご自身でしっかりと考えるようにしましょう。

ビットコインを管理するなら、ビットコインウォレットを作成し、個人で管理、さらに言えば複数のウォレットに分散して管理をするのが良いです。

ただし、それは取引所がセキュリティに問題があるというわけではありません。

取引所でもビットコインを管理するために、ウォレットを使用して顧客のビットコインを管理しているので、セキュリティ面を比較するのは難しいです。

なぜ、個人で管理するのがよいのかというと、下記の通りです。

  1. カウンターパーティリスクの恐れ(※3)
  2. 取引所はハッカーに狙われやすい
  3. 取引所の保険や保障の適応範囲が限定的

取引所はビットコインを管理する量が多いので、ハッカーに狙われやすいため、セキュリティに強いウォレットを使用しても問題が生じるリスクが高いです。

その分、保険や保障などのサービスを提供していますが、適用範囲が限定的であったり、保障の上限が決まっていたりするので、そこを理解した上で利用するようにしましょう。

(※3)カウンターパーティリスクとは、第三者機関によって自身が被害を受けることを意味し、ここでは取引所の不正(横領など)によって、自身のビットコインが消失する恐れがあることを意味します。

この記事の内容をまとめると以下の通りです。

  1. ビットコインウォレットとは、秘密鍵とビットコインアドレスを管理する
  2. ウォレットは、各アドレスで管理されるビットコインの合計値を合算する
  3. ビットコインには5つの種類がある
  4. ウォレットは複数所有し、管理用のウォレットも持つ方がよい
  5. 取引所の保障プランなどを正しく理解し、ご自身で資産を守るための保管方法を考える必要がある

ビットコインは持っているけどウォレットはまだ作成してなくて、取引所に置きっぱなしという方は、まずはウォレットを作って分散してビットコインを保管することをおすすめします。