目次

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  1. 初心者向けにわかりやすくP2Pを解説!
  2. ビットコイン(bitcoin)のP2Pネットワークとは
  3. P2Pネットワークと中央集権型ネットワークの違い
  4. ビットコインのP2Pネットワークの特徴
  5. ビットコインとP2Pネットワークのまとめ
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ビットコインでは、P2Pネットワークを活用していることはご存知の方が多いかと思いますが、P2Pとは耳慣れない言葉なので、理解に苦しまれた方は多いのではないでしょうか。

この記事では、『P2Pネットワークの概要』と『ビットコインでのP2Pネットワークの活用方法』などの情報を、初心者向けにわかりやすく解説しています。

P2Pネットワークとは、企業や政府などの中央管理者が存在せずネットワーク利用者の使用するPCや携帯等の端末が、対等関係で相互に直接結びつき、データを送受信するネットワークのことです。

そもそも、P2Pとは、『Peer to Peer(Peer=対等者)』の略称で、対等な個人の端末(Peer)の直接の結びつきを意味します。

ビットコインではP2Pネットワークを活用することで、以下の特徴があります。

  1. 実質ゼロダウンタイム(※1)

  2. 安価なシステム構築

  3. カウンターパーティリスクの防止(※2)

  4. 個人間の安価で、迅速な送金

(※1)ゼロダウンタイムとは、システムが稼働していない時間がない、すなわち、システムが常に稼働していることを意味します。

(※2)カウンターパーティリスクとは、中央管理者の情報漏洩や改ざんによって、被害を受けることを意味します。Yahoo!の情報漏洩や、銀行の横領事件の例がわかりやすいです。

では、次の段落から、『P2Pネットワーク』の詳細と、ビットコインのP2Pネットワークの特徴を紐解いていきます。

次の段落では、P2Pネットワークを理解するために、つぎの段落では、中央管理者の存在するネットワークとして有名な、クライアント・サーバー型との比較をしています。

P2Pネットワークでは、クライアントサーバー型と異なり、データはネットワーク参加者で管理されています。

クライアント・サーバー型では、サーバーがデータを一括管理しているので、サーバーがハッキングによりダウンしたり、システムに不具合が生じたらネットワーク全体が利用できなくなります

このように、単一箇所が働くなることで、システム全体が機能しなくなるような箇所を単一障害点と言います。

一方、P2Pネットワークでは、ネットワークに参加している個人間を直接つなげた技術のことでそれぞれの参加者がネットワークで共有されているデータを保有しています。

P2Pネットワークに関しては、ご理解いただけたかと思います。

P2Pネットワークについて理解したところで、ビットコインのP2Pネットワークの特徴について確認していきましょう。

ビットコインのP2Pネットワークには以下の特徴がありましたね。

  1. 実質ゼロダウンタイム

  2. 安価なシステム構築

  3. カウンターパーティリスク防止

  4. 安価で、迅速な送金

これらが、P2Pネットワークを活用することで、どのようにして、実現されているのか解説していきます。

『ビットコインのP2Pネットワーク』では、参加者が同じデータを分散して保持しているため、ある参加者のデータが、故障やハッキングにより機能停止しても、他の参加者が同じデータを管理しているので、システム全体に影響を与えることはありません。

データが破損・紛失した参加者も、他の参加者のデータを復元することが可能です。

ですから、ビットコインでは、P2Pネットワークで同じデータを分散して管理していることで、実質ゼロダウンタイムを実現しているのです。

P2Pネットワークとは、中央にサーバーを置く必要がありません。

従来の中央集権機関では、サーバー回線費用など、サーバーの管理に莫大なコストをかけていました。

ビットコインのP2Pネットワークでは、ビットコインネットワークに参加している端末に接続すれば、ネットワークを構築することができます。

P2Pネットワークでは、サーバーを置く必要がないので、管理費が必要ありません。

ですから、P2Pネットワークを使用することで、安価なシステムが構築できるのです。

ビットコインでは、P2Pネットワーク上で参加者が、データを分散管理することで中央管理者の存在しないネットワークが構築できています。

ビットコインでは、取引データを分散して管理しているのですが、仮に中央管理者が取引データを一括管理する場合、管理者によるデータの改ざんや、情報漏洩のリスクがあります。

中央管理者の存在しないネットワークを構築できることで、ビットコインではカウンターパーティリスクがないのです。

また、ビットコインのP2Pネットワークでは、同じデータを分散して管理しているので、ある参加者が改ざんをしても、データが改ざんされていることは容易に発見することが可能です。

既存の金融機関を活用した送金では、仲介業者を介することで送金を行っています。

ビットコインでは、P2Pによって個人間が直接、ビットコインを送受信することが可能です。

ですから、仲介業者は必要ありません。

今まで、仲介業者を使用していたため、余計な時間やコスト(手数料)が発生していましたが、それが必要なくなるので、ビットコインでは、安価で迅速な送金が可能となっているのです。


2017/12/08時点で、ビットコインでは、送金時間に約10分必要ですが、数秒で送金が実現する仮想通貨も存在します。

また、ビットコインの利用者が増加するにつれて、送金に必要な時間やコストが増えているので、仮想通貨全体で見たとき、送金面でのビットコインの優位性は失われています。


P2Pネットワークとは、中央管理者の存在しない、不特定多数の参加者で構築される分散型ネットワーク です。

ビットコインでは、このP2Pネットワークを活用することで、以下の特徴がありましたね。

  • 常にシステムは稼働し続ける(ゼロダウンタイム)

  • システムを安価に構築できる

  • カウンターパーティリスクのリスクがない

  • 安価で、迅速な送金が可能

P2Pネットワークでは、ビットコインの取引データをまとめた、ブロックチェーンという台帳を参加者みんなで管理しています。

ブロックチェーンは、改ざんが極めて困難という特徴があり、ビットコインの中核技術として有名です。

ブロックチェーンはその特徴から、さまざまな分野での活用が期待されている技術です。

ブロックチェーンについて気になる読者の方がいましたら、『革命を起こすブロックチェーン(blockchain)の仕組みとは?』の記事をご覧ください。