目次

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  1. リップル社が保有する550XRPをロックアップ
  2. リップルのロックアップとはユーザーの抱える懸念点を解決するための施策
  3. リップルのロックアップは毎月10億XRP解除される
  4. リップルのロックアップはエスクローという機能を活用
  5. リップルのロックアップ発表からXRPの価格が急上昇?
  6. リップルのロックアップまとめ
Large ripple       02

最近、仮想通貨のリップルの開発元のリップル社が、自社の保有する550XRPをロックアップしたことが話題となりましたが、この記事にたどり着いた方は

「リップルのロックアップってそもそも何」
「ロックアップはなぜリップルの価格へ影響を与えたの」
「ロックアップは安全なの」

などさまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この記事では「リップルのロックアップの概要と実施された理由」、「ロックアップがどのように価格への影響したのか」ご紹介します。

リップルのロックアップとは、リップル社が所有するXRPを一定期間、市場で保有するXRPを売りに出さないということを意味します。

リップル社は発行された1000億XRPのうち63%、すなわち630億XRPを保有していました。

リップル社が大量のXRPを保有していることが、『リップル社が一度に630億XRPを市場に放出したら、XRPの価格は暴落するのではないか』というユーザーの懸念につながっていました。

この不安を払拭するためにリップル社は自社が保有する630億XRPのうち550億XRPをロックアップすることを発表したのです。

このロックアップは期間限定で、2018年以降徐々に解除されていくとされています。

次の段落では、ロックアップされたXRPが「いつ・どのように解除されるのか」詳細をご紹介します。

リップルでロックアップされた550億XRPは、ある期間を境に一気に使用できるようになるのではなく、2018年以降、毎月1日に10億XRPのロックアップが解除されていきます。

すなわち、55カ月(約4年半)かけて550XRPすべてのロックアップの解除が完了するのです。

毎月10億XRPが解除されるのですが、このXRPは機関投資家や適正価格でXRPをユーザーに届けるマーケットメーカーへのインセンティブとして活用されると公式ページで述べています。

また、仮にリップル社が10億XRPすべて、解除された月にすべて使いきれなかった場合、使いきれなかった分は再び55ヶ月間ロックアップされるそうです。

次の段落では、リップルがロックアップした資金を使用することができないということを担保するエスクローという仕組みをご紹介します。

リップル社がXRPをロックアップした際に、XRP Ledgerに搭載されていいるエスクローという機能を活用しました。

エスクローとは、XRPを使用するための条件を設定できる機能です。

例えば、「100日経過するまで送金したXRPは使用できない」「送金したXRPを相手が受け取らなかった場合、3日後に返金される」などさまざまな条件を設定できます。

この条件は暗号化技術で保護されており、リップルネットワークの参加者で監視しているため改ざんが極めて困難です。

リップル社は、このエスクローという機能で550億XRPをロックしたとしています。

チャートをご覧ください。

12/8にリップルの価格が高騰しているのがわかりますね。

12/8に、リップル社から、リップル社の保有する550億XRPのロックアップが完了したという声明(※)が発表されたました。

この公式発表により、リップル社による大量売りという懸念点が解消されるのではという期待感が現れたため価格が高騰したのではといわれています。

もし、『ロックアップ完了』→『ユーザーが安心してリップルを購入』→『価格高騰』ということが起きたとするなら、リップル社はユーザー懸念点の解消というロックアップの目的を果たせたということが、現段階ではいえるのではないでしょうか。

ここまでのリップルのロックアップに関する内容をまとめると以下の通りです。

  • リップルのロックアップとは、550億XRPを一定期間使えなくすること
    →ユーザーのリップル社による大量売りという懸念点を解消するために行われた
  • ロックアップされたXRPは、2018年以降毎月1日に10億XRPが使用可能になる
    →解除月で10億XRPを使い切れなかったら、使いきれなかった分は再び55か月間ロックアップ
  • ロックアップはエスクローという機能によって行われた
    →エスクローとは、XRPを使用する条件を設定できる機能

リップルのロックアップとは、ユーザーの懸念解消のために行われましたが、まだリップルが約束を破り大量売りするのではないかという見解もあります。

短期的に見れば、大量売りすることで利益を獲得できますが、長期的に見たときリップルの崩壊につながらなる大量売りは行われないという見解もあります。

どちらの見解が事実なのか、今後の動向を見守っていきたいと思います。