目次

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  1. 【概要】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)
  2. ビットコインダイヤモンドの特徴
  3. 【他の通貨との違い】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)《BCD》
  4. 【誕生の経緯(ハードフォークした理由)】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)《BCD》
  5. 【取り扱い取引所】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)《BCD》
  6. 【今後のロードマップ】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)《BCD》
  7. 【まとめ】ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)《BCD》
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2017年11月24日、ビットコインのハードフォークによって、ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)誕生しました。

しかし、情報を積極的には公開していないため、詳しい内容を知っている人は少ないのではないでしょうか。

ここではビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)の特徴や、ビットコインから分裂した他の通貨との違いなど、ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)について徹底的に解説していきます。

通貨名(通貨単位) Bitcoin Diamond(BCD)
コンセンサスアルゴリズム PoW(OPTIMIZED X13)
公開日 2017年11月24日
総発行枚数 2億1千万枚
公式サイト Bitcoin Diamond
プレマイニングの有無

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)は、2017年11月24日にビットコイン3度目のハードフォークによって生まれた通貨です。

それ以前にハードフォークした、ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)は「送金問題の解決」、ビットコインゴールド(Bitcoin Gold)はマイニングによって得られる報酬を、一部の業者が独占しているという「マイニングの中央集権化問題の解決」という目標を掲げていました。

ビットコインダイヤモンドは、下記の3点を目的にハードフォークされたと考えられます。

  • プライバシーの保護
  • 取引の処理スピード向上
  • 総発行枚数を増やして新規参入障壁を下げる

プレマイニングとは、はじめのブロックに誰がいくら持っているかをあらかじめ記載し、コインが新規発行された時点で、開発者自身やその他の参加者が受け取れるようにする設定を指します。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)でも、開発者のBitcoin Diamond Foundation自身に、最初にビットコインダイヤモンドが割当てられています

公式ホームページによると、全体の6.6%である、1386万枚が割り当てられているようです。

Bitcoin Diamond Foundationは、その使い道として、大きく分けて下記の2つを挙げています。

  1. プロジェクト始動、市場運営支出(2%)
  2. エコロジカル建設、プロジェクトの開発(4.6%)

それぞれを簡単にご説明いたします。

①プロジェクト始動、市場運営支出( 2%)

プロジェクト始動、市場運営支出の内容は、下記の4点を挙げています。

  • 初期プロジェクト開発
    メインチェーン、ウォレット開発、初期開発者への報酬など
  • グローバル市場の開発
    サミットの開催や、コンサルタント、広告費用など
  • コミュニティ建設
    コミュニティメンテナンスの仕事に従事する社員への給与
  • 法律と規則の遵守
    法律問題への対処としての準備資金

②エコロジカル建設、プロジェクトの開発(4.6%)

エコロジカル建設、プロジェクトの開発の内容は、下記の2点を挙げています。

  • 継続的な開発
    コア開発チームへの報酬や、世界の開発者への開発インセンティブなど
  • エコロジカル建設
    デビットカードやATMをはじめとした、金融分野・物流分野の開発と、チェーンの応用技術の開発費用

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)は、以下のような特徴をもっています。

  1. プライバシー保護
  2. 8MBのブロックサイズ
  3. 発行量がBTCの10倍
  4. GPUマイニング

ここではビットコインダイヤモンドの特徴について詳しく解説していきます。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)は、匿名性を備えた通貨の1つです。

仮想通貨の文脈で匿名性について触れる時、多くは送金額や送金アドレスなどのデータを暗号化することを指します。

現在ビットコインでは、取引ごとにいくら送金されたかなどの情報がすべてわかるようになっており、ウォレットに送金されたデータを追跡すれば残高までわかってしまいます。

つまり、『誰(どのアドレス)から、誰(どのアドレス)にいくら送金されたか』がわかる状態といえるのです。

仮に、取引所に登録した個人情報とアドレスが紐付いてしまえば、特定の個人の送金情報を知ることができてしまいます。

ビットコインダイヤモンドでは、取引金額を暗号化することによって、プライバシーを保護します。

匿名性を実現する仮想通貨には、他にDASH(ダッシュ)や、Monero(モネロ)があります。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)のブロックサイズは、ビットコインキャッシュと同じ、8MBです。 これは、ビットコインで発生した送金の遅延や、遅延に伴う手数料の高騰を防ぐ目的があります。

ブロックサイズを拡大することで、送金の遅延が起こりづらく、送金手数料を抑えることができるといわれています。

ビットコインダイヤモンドの発行総数は2億1千万枚で、ビットコインの2,100万枚と比べて10倍の総発行量となっています。

発行総数が増えることで、1BCDの価格は、1BTCと比較して安くなることが予想されます。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)は、OPTIMIZED X13という、GPU(ゲーミングコンピュータ)のマイニングに最適化されたアルゴリズムを採用しています。

そのため、ビットコインや、ビットコインキャッシュのマイニングに最適な、ASICを使ったマイニングがしづらい工夫がされているといえます。

ここではビットコインダイヤモンドと、他の通貨との違いついて比較していきます。比較の対象となる通貨は以下の通りです。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ビットコインゴールド(BTG)
  • スーパービットコイン(SBTC)
  • ライトニングビットコイン(LBTC)
  • ビットコインX(BCX)
項目 BCD BTC BCH BTG SBTC LBTC BCX
コンセンサスアルゴリズム PoW PoW PoW PoW PoW DPoS DPoS
ブロックサイズ 8MB 1MB 8MB 1MB 8MB 2MB 2MB
Segwit あり あり なし あり あり なし あり
ブロック生成時間 10分 10分 10秒~2時間 10分 不明 3秒 2分
難易度調整 2週間 2週間 DAA ブロック毎 不明 なし DAA
マイニングハードウェア GPU ASIC ASIC GPU 不明 GPU GPU

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)の開発チームは「THE BITCOIN DIAMOND FOUNDATION(ビットコインダイヤモンド・ファウンデーション)」という名前こそあるものの、ドメインの取得が匿名で行われていることなどから、詳細については不明となっています。

また、ハードフォークの理由に関しても前述の通り不明となっており、謎に包まれているのが現状です。

開発者たちが身元を明かしていないことも、謎を深める一因となっています。

中国取引所での取り扱いが多いことから、どうやら中国の企業と関係があるのではないかと噂されているようです。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)を取り扱っている取引所は以下の通りです。

2018年2月13日現在で、国内外合わせて35の取引所で取り扱いされています。

現時点で、国内取引所で取り扱いがあるのは、BTCBOXのみで、その他はすべて海外取引所です。

ビットコインダイヤモンドを取り扱う、国内海外の主要取引所について詳細を知りたい方は、下記記事をご覧ください。

ビットコインダイヤモンドの今後のロードマップは以下のようになっています。

  • 2018年第2四半期:メインチェーンの暗号化機能を完了する
  • 2019年第1四半期:BCDアプリケーションのエコロジーを構築する
  • 2020年まで:より良いビットコインになる

まずは、2018年第2四半期に振込金額と残額の暗号化を実現するとしており、その動向が注目されます。

ビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond)は、ビットコインのハードフォークによって生まれた通貨です。

匿名性や、8MBのブロックサイズGPUマイニングに適したアルゴリズムを採用しているといった特徴を持っています。

ただ、ハードフォークの明確な理由が不明であり、また開発チームも顔を出していないため、かなり謎が多い通貨といえるでしょう。

国内で取り扱いがある取引所はBTCBOXのみとなっており、ビットコインダイヤモンドがほしい場合にはBTCBOX、もしくは海外取引所を利用する必要があります。