目次

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  1. 仮想通貨NeoGAS(ガス)とは?
  2. 【GASの使用用途】仮想通貨NeoGAS(ガス)
  3. 【基本情報】NeoGAS(ガス)仮想通貨
  4. 【イーサリアム(ETH)との比較】NeoGAS(ガス)
  5. 【入手方法】NeoGAS(ガス)仮想通貨
  6. 仮想通貨NeoGAS(ガス)とは?まとめ
Large neogas

仮想通貨NEO(ネオ)のGAS(ガス)トークンをご存知でしょうか?

NEO(ネオ)とは中国を拠点として開発される、分散型アプリケーションのプラットフォームです。

NEOのプラットフォームでは、「NEO」そして「GAS(NEO Gas/ガス)」という2種類のトークン(仮想通貨)が使用されています。

この記事にたどり着いた方は、

『仮想通貨GASってどんな特徴があるの?』
『仮想通貨のNEOとはどういう違いがあるのか』

などという疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

今回は、この「GASトークン」について、特徴やプラットフォーム上での役割、入手方法をご紹介します。

ではさっそく、仮想通貨GAS(ガス)の役割から確認していきましょう。

仮想通貨GAS(ガス)は、NEO(ネオ)のプラットフォームを動かすために必要なトークンで、いわば燃料のようなものです。

NEOとGAS、それぞれのトークンの役割をみてみましょう。

【NEOの用途】

  • ネットワークを管理する権利を表す
  • bookkeeperの投票
  • NEOネットワークパラメータの変更

【GASの用途】

  • ネットワーク管理のための燃料
  • bookkeeperへのインセンティブ

(※bookkeeperについては後ほどご説明します)

これら2つのトークンを理解するためには、NEO(ネオ)のブロックチェーンの合意形成の仕組み(コンセンサスアルゴリズム)について、知る必要があります。

NEO(ネオ)は、DBFT(Delegated Byzantine Fault Tolerant)という独自のコンセンサスアルゴリズム(合意形成方法)を採用して、ブロックの生成者を決定しています。

DBFTでブロックが生成されるまでの仕組みを、確認していきましょう。

まず、NEO(ネオ)トークン保有者が、bookkeeper(ブックキーパー)と呼ばれるブロックチェーンの帳簿係を投票で複数人選出します。

NEOトークン保有者より選ばれたbookkeeperの中から、ランダムで代表者1 人(ブロックを生成する者)が選ばれ、それ以外の人は投票者(ブロックの妥当性を投票する) になります。

代表者が作成したブロックに対して、投票者から66%以上の合意が得られれば、そのブロックをブロックチェーンに繋ぐことができます

その場合、bookkeeperは報酬として、GASトークンを受け取ります

66%の合意が得られなければ、またランダムで別の代表者が選出され、ブロックを生成して投票をするということを繰り返し行います。

これがDBFTの仕組みです。

再度まとめると、NEOトークンは、その保有者がbookkeeperの投票を行なう、管理権のような役割を持っています。

一方で、GASは、bookkeeperへの経済的インセンティブとして機能しています。

これでGAS(ガス)トークンの役割が理解いただけたでしょうか?

NEO(ネオ)と比較しながら、基本情報を見てみましょう。

  GAS(ガス) NEO(ネオ)
通貨名(通貨単位) Gas/NeoGas(GAS) NEO(NEO)
公開日 2017年 2016年10月
発行上限枚数 1億GAS
(約1,500万GAS発行済み)
1億NEO
(6,500万NEO発行済み)
最小単位 0.00000001 1
時価総額(※1) $419,458,322 $8,036,145,000

(※1)2018年2月13日現在(参照元:Cryptocurrency Market

NEO(ネオ)の発行済み枚数は6,500万NEOですが、未分発行のNEOについては、開発や運用、保守などの目的でNEO協議会が所持しています。

一方、GAS(ガス)は順次発行されていきます。

ところで、GASはどのように生成されているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

GAS(ガス)は、ブロックが生成される毎に発行されています。

発行されたGASは、NEOトークンを保有しているユーザーに配分されます。

GAS(ガス)は、1年目は毎ブロックごとに8つのGASが生成されており、2年目は毎ブロックごとに7つのGASが生成されます。

1ブロック当たりが1GASに達するまでの最初の8年間は、1GASの年間削減が行われます。

約22年までに4,400万ブロックが作成され、GASの発行枚数の合計が1億に達する予定です。

・最初の1年:GASの16%発行
・4年間:GASの52%発行
・12年間:GASの80%発行
・約22年間:GASの100%発行

その後は新しいブロックからGAS(ガス)の生成を停止して、bookkeeperへのインセンティブは手数料などになる見込みです。

続いて、NEO(ネオ)とGAS(ガス)の価格の動きをチャートから確認してみましょう。

【NEOのチャート】

【GASのチャート】

※2017年11月15日〜2018年2月15日のチャート(参照元:Cryptocurrency Market

並べてみると、チャートの形が似ており、両通貨ともほぼ同じタイミングで価格の動きがあります。

大きく値が動いた2018年1月1日〜16日の価格を比較すると、

NEO:0.0055BTC→0.0137BTC(約2.3倍)
GAS:0.0021BTC→0.0059BTC(約2.8倍)

となり、値幅にも連動性が見られます。

イーサリアム(ETH)は、ブロックチェーンを利用したアプリケーション開発のためのプラットホームであり、最も代表的なものといえます。

NEO(ネオ)も同様に、分散型アプリケーションのプラットフォームであり、中国を拠点にしていることから、中国版イーサリアムと呼ばれているのです。

また、イーサリアム(ETH)でもアプリケーションを稼働させるための手数料として、GAS(ether/イーサ)を使用します。

では、NEO(ネオ)とイーサリアム(ETH)のGASの、共通点相違点が下記です。

【共通点】

  • プラットフォームを成立させる、燃料として利用される
  • マイナーへのインセンティブの役割

【相違点】

  • 「GAS」という通貨の存在の有無
    NEOは「GAS」という通貨が存在するが、イーサリアムではGASという通貨は存在せず、あくまでEtherを分割したものがGas(燃料)として機能する。
  • 送金手数料の支払い方法
    GASという通貨の有無と関連して、NEOでは、通貨「GAS」で手数料を支払うが、イーサリアムは「ETH」で支払う(手数料のETHが多く設定されているほど、承認速度が早くなる)

どちらの通貨も、GASが燃料として取引処理に利用されますが、「GAS」という通貨が実際に存在しているかが大きく異なる点です。

最後に、GAS(ガス)の入手方法を解説していきます。

GAS(ガス)を入手する方法は3つあります。

  1. 取引所で購入する
  2. NEO(ネオ)を保有して配当として受け取る
  3. bookkeeperになる

一つずつ詳しく見ていきましょう。

GAS(ガス)は国内の仮想通貨取引所では取り扱いはなく、海外の仮想通貨取引所でのみ売買することが可能です。

取り扱いのある仮想通貨取引所は以下のとおりです。

  • Binance(バイナンス)
  • Huobi(フオビ)
  • Poloniex(ポロニエックス)
  • KuCoin(クーコイン)
  • OKEx(オーケーイーエックス)
  • Gate.io(ゲート)
  • Coinnest(コインネスト)
  • Exrates(エクスレート)

GAS(ガス)の24時間マーケットボリュームは以下のようになっており、主にBinance(バイナンス)とHuobi(フオビ)で売買されています。

※2018年2月15日現在(参照元:Cryptocurrency Market

(各取引所の詳細については、以下の記事を参考ください)

NEO(ネオ)を購入すると、ブロックが承認されるごとに、配当としてNEOの保有量に応じてGAS(ガス)が付与されます

(受け取ることができるGAS(ガス)の配当量を、こちらのサイト【NEOTOGAS】で確認することができます)

仮想通貨取引所やウォレットで受け取ることができますが、取引所によっては付与されないところもあるので注意が必要です。

【GAS配当の有無(仮想通貨取引所)】

GASの取り扱いのある取引所 GASの配当
Binance(バイナンス) あり(毎月1回)
Huobi(フオビ) なし
Poloniex(ポロニエックス) なし
KuCoin(クーコイン) あり(毎日1回)
OKEx(オーケーイーエックス) なし
Gate.io(ゲート) なし
Coinnest(コインネスト) あり(毎週1回)
Exrates(エクスレート) なし

ブロックが承認されるごとにGAS(ガス)が発行されるものの、取引所によって配当されるタイミングが異なります。

それは、配当の配布先であるGAS(ガス)のアドレスの管理方法が取引所ごとに異なるため、取引所側の処理の時間によって配布されるタイミングが異なるということが考えられます。

取引所の他にも、NEO(ネオ)に対応しているウォレットでもGAS(ガス)を受け取ることができます。

NEO(ネオ)に対応しているウォレットはMobile版、Desktop版、Web版といくつか種類がありますが、その中でもDesktop版の【NEON wallet】の登録方法をご紹介します。

NEON Walletの登録方法

登録といっても、NEON Walletをダウンロードしてパスワードを設定するだけで使用することができます。

こちらをクリックすると、以下の画面が出ますので、お使いのPC に対応しているOSを選びます。

ダウンロードすると以下の画面が表示されるので、「Create a new wallet」を選択します。

パスワードを設定して2回入力します。

以下の情報が表示されるので、プリントアウトするか、紙にメモをして厳重に保管しておきます。
(秘密鍵をなくすとウォレット内の通貨が盗まれる可能性がありますので、注意して保管しましょう)

  • 先ほど設定したパスワード
  • アドレス
  • 暗号鍵
  • 秘密鍵

メモを残したら「BACK」をクリックします。

以下の画面に戻り、続いてはログイン方法です。

3つのログイン方法がありますので、いずれかの方法でログインをします。

  • Login using saved wallet:作成時決めたウォレット名とパスワードでログイン
  • Login using an encrypted key:パスワードと暗号鍵でログイン
  • Login using private key:秘密鍵でログイン

ログインするとこのような画面が表示されます。

  • Send:トークンの送信
  • Receive:トークンの受信
  • Claim:クリックするとGAS(ガス)が得られます。

右側の空白には、取引履歴が表示されます。

以上、NEON Walletの登録方法をご紹介しました。

NEOは整数単位の通貨であるため、小数点単位では送信ができないのでご注意ください。

GASの入手方法の最後に、bookkeeperになる方法をご紹介します。

bookkeeperになるためには、以下の要件が必要になります。

  • 以下のノードを保持していること(※1)
    ・デュアルプロセッサ
    ・4GBメモリ
    ・5Mの帯域幅
    ・LinuxまたはWindows7以上
  • 識別証明書を取得して身元を登録すること
  • 1000GASを保持していること
  • NEO保有者から投票を得ること

(※1)参照Bookkeeping Node Deployment

ただ現時点では、費用の関係とシステムの開発不足によりbookkeeperになることが難しく、DBFTはNEOの開発組織中心に行われていると言われています。

仮想通貨GAS(ガス)についてご紹介しました。

GAS(ガス)はNEO(ネオ)のプラットフォームを動かすために必要な燃料のようなトークンで、bookkeeperへのインセンティブとしても利用されていることがわかりました。

また、GAS(ガス)は以下の方法で入手することが可能です。

  • 取引所で購入する
  • NEO(ネオ)を保有して配当として受け取る
  • bookkeeperになる

GASを入手したい方には、取引所での購入、もしくはGASの配当がある取引所にて、NEOの購入をおすすめします。