目次

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  1. ハードウェアウォレットで仮想通貨を安全に管理
  2. CoolWallet S(クールウォレットエス)の基本情報
  3. 価格からみるCoolWallet S(クールウォレットエス)
  4. CoolWallet S(クールウォレットエス)の対応通貨
  5. CoolWallet S(クールウォレットエス)の特徴(メリット・デメリット)
  6. CoolWallet S(クールウォレットエス)のメリット
  7. CoolWallet S(クールウォレットエス)のデメリット
  8. CoolWallet S(クールウォレットエス)の購入方法と注意点
  9. CoolWallet S(クールウォレットエス)の初期設定方法
  10. 【参考】CoolWallet S(クールウォレットエス)の ニュース・トピック
  11. 【まとめ】ハードウェアウォレットのCoolWallet S(クールウォレットエス)
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仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)で管理されていたNEMが、不正流出した事件は記憶に新しいかと思います。

この事件をきっかけに、仮想通貨を取引所やオンラインウォレットではなく、自分のハードウェアウォレットで安全に管理しようという方が増加しました。

この記事にたどり着いた方は、

「CoolWallet S (クールウォレットエス)の基本情報や特徴を知りたい」
「CoolWallet S(クールウォレットエス)は他のウォレットと何が違うの?」
「CoolWallet S(クールウォレットエス)の初期設定方法は?」

など、さまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、CoolWallet Sについて、基本情報や、他のハードウェアウォレットと比較した際の特徴、購入時の注意点など、CoolWallet Sを購入する前に知っておくべき情報をご紹介します。

また、後半ではCoolWallet Sの初期設定方法についてもご説明しています。

ハードウェアウォレットの比較検討や、CoolWallet Sの概要を知る手がかりとして、本記事をお役立ていただければと思います。

それでは早速、CoolWallet Sの基本情報から見ていきましょう。

CoolWallet Sとは、自分が所有する仮想通貨を、オフラインで安全に管理するハードウェアウォレットです。

まずは、基本情報を確認していきましょう。

価格 NT $ 5,600.00(¥20,496)(※1)
¥25,920円(※2)
対応通貨の数
(トークンを含む)
6種類
販売元 CoolBitX
本体サイズ 85.6 x 53.98 x 0.8(mm)
表示画面サイズ 22.5 x 13.5 (mm)
重量 140g
対応機種 Android 5以降
iPhone 5(iOS 9.1)以降
充電 必要
フル充電にかかる時間 2時間
梱包物 CoolWalletS本体、電源コード、充電器、リカバリーシート、マニュアルブック
保証期間 12ヶ月間
バッテリー使用期間 2年間
保管温度 -10℃~50℃
防水加工 有り
ただし、1時間以上水に入れるのはNG
強度 角度15度まで折り曲げ可能
公式サイト CoolWalletSの公式サイト
CoolBitX Cryptoアプリ App Store
Google Play

(※1)CoolwalletSの公式サイトに掲載されていた価格です。カッコ内の円表示は1台湾ドル(NT$)3.66円(018年4月5日時点のレート)として算出したものです。
(※2)日本の正規代理店、aQ(エイキュウ)株式会社の公式サイトから引用した価格です。

ハードウェアウォレットで気になるのは、価格や対応通貨、セキュリティ対策などではないでしょうか。

次の段落以降では、CoolWallet Sの本体価格や対応通貨などについて、他の主要なハードウェアウォレットと比較していきます。

まずは、本体価格を比較していきましょう。

CoolWallet S
(クールウォレットエス)
¥20,496(NT$5,600)
Ledger Nano S
(レジャーナノエス)
¥10,349 (€79.00)
TREZOR
(トレザー)
¥11,659(€89)
Digital Bitbox
(デジタルビットボックス)
¥7,729(€59)
KeepKey
(キープキー)
¥13,674($129.00)

上記表は、ハードウェアウォレットの中でもよく使われている4種類とCoolwalletSの価格を、1米ドル106円、1ユーロ131円として換算したものです。レートは2018年4月5日時点のものです。
また、()内の価格は、それぞれの公式サイトで掲載されている価格です。

CoolWallet Sは他のハードウェアウォレットと比較して割高だということが分かりますね。

価格のみで判断するなら、CoolWallet Sより、Digital BitboxやLedger Nano Sの方がおすすめといえるでしょう。

次に、CoolWallet Sの対応通貨について比較していきましょう。

CoolWallet Sと他のハードウェアウォレットの対応通貨数(2018年4月5日時点)の比較表をご覧ください。

  CoolWallet S Digital Bitbox KeepKey Ledger Nano S TREZOR
①Bitcoin
(BTC)
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
②Ethereum
(ETH)
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
③Litecoin
(LTC)
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
④ERC20トークン ⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
⑤Bitcoin Cash
(BCH)
⭕️ ⭕️ ⭕️ ⭕️
⑥Ripple
(XRP)
⭕️ ⭕️
⑦Ethereum Classic
(ETC)
⭕️ ⭕️ ⭕️
⑧Dogecoin
(DOGE)
⭕️ ⭕️ ⭕️
⑨Namecoin
(NAME)
⭕️ ⭕️
⑩Dash
(DASH)
⭕️ ⭕️ ⭕️
Zcash
(ZEC)
⭕️ ⭕️
⑫Bitcoin Gold
(BTG)
⭕️ ⭕️
⑬Expanse
(EXP)
⭕️ ⭕️
⑭UBIQ
(UBQ)
⭕️ ⭕️
⑮NEM
(XEM)
⭕️
⑯Bitcoin Testnet ⭕️
⑰Stratis
(STRAT)
⭕️
⑱Komodo
(KMD)
⭕️
⑲Ark
(ARK)
⭕️
⑳Vertcoin
(VTC)
⭕️
㉑Viacoin
(VIA)
⭕️
㉒Neo
(NEO)
⭕️
㉓Stealthcoin
(XST)
⭕️
㉔Stellar
(XLM)
⭕️
㉕Hcash
(HSR)
⭕️
㉖Digibyte
(DGB)
⭕️
㉗Qtum
(QTUM)
⭕️
㉘PivX
(PIVX)
⭕️

(※)CoolWallet Sについて、Bitcoin Cash (BCH)とERC20トークンの対応は、2018年第2四半期のアップデートからで、現時点では未対応です。

なお、対応通貨は随時変更がありますので、購入前には公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。


参照元:CoolwalletS公式サイト | Multi-currency


この評価ら、各ハードウェアウォレットの対応通貨数は以下の通りです。

  1. CoolWallet S6種類
  2. Digital Bitbox:5種類
  3. KeepKey:7種類
  4. Ledger Nano S:25種類
  5. TREZOR:15種類

CoolwalletSは5つのハードウェアウォレットの中では、対応通貨数が多くないことがわかりますね。

ここまでで、価格と対応通貨数を比較しましたが、次の段落では、CoolWalletSのセキュリティなどの特徴(メリット・デメリット)をご紹介します。

CoolWallet Sの特徴について、メリットとデメリットの両方から見ていきましょう。

メリット

  1. カード型で携帯しやすい
  2. XRPに対応
  3. ウォッチドッグ機能搭載
  4. 複数アカウントの作成が可能
  5. トランザクション手数料の設定が可能

デメリット

  1. 対応通貨が少ない(XEMに対応していない)
  2. 価格が高い

ひとつひとつの特徴について、これから詳しくご説明していきます。

CoolWallet Sは、クレジットカードサイズのハードウェアウォレットです。

他の4つのハードウェアウォレットは、PCと接続して利用する必要があるのに対し、CoolWallet Sはデバイス本体と専用アプリがインストールされたスマートフォンがあればどこでも操作が可能という手軽さと便利さを兼ね備えています。

XRPは、Rippleの独自通貨で、Bitcoin、Ethereumに次ぐ時価総額3位の仮想通貨であり、SBIグループがXRP発行元のRipple(リップル)社と提携するなどしており、日本国内でも注目が集まっています。

2018年4月時点で、Ripple(XRP)を管理できるハードウェアウォレットはLedger Nano S/Ledger BlueおよびCoolwalletのみです。

XRPを管理したいという方には、CoolWallet Sはおすすめといえるかもしれませんね。

ウォッチドックとは、CoolWallet Sの紛失リスクを回避するための機能です。

ウォッチドック機能をオンにしておくと、CoolWallet Sとリンクしたスマートフォンが10メートル以上離れた場合、ポップアップ通知が流れ、CoolWallet S本体の電源を自動的にオフにします。

これにより、CoolWallet Sを道端で落としたり、盗難に遭った場合でも、不正に操作される心配がなくなります。


参照元:CoolwalletS正規代理店サイトaQ Inc| その他の設定


CoolWallet Sは、1台で最大5つのアカウントを作成することができます。

ハードウェアウォレット内でアカウントを使い分けることができれば、たとえば「マイニングの受け取り用口座」「決済の時に使う口座」「貯金用の口座」など、用途別での管理が可能なので、便利ですね。


参照元:CoolwalletS正規代理店サイトaQ Inc | 新規アカウントの作成


CoolWallet Sでは、トランザクション(送金)手数料の設定(調整)が可能です。

多くの仮想通貨では、トランザクション手数料が高い方が早く承認される傾向にあります。

ですから、急ぎの送金の際、トランザクション手数料を通常より高く調整することで、即時性のある送金を実行することができるようになります。

※ハードウェアウォレットでは、KeepKeyのみ調整ができません。


参照元:CoolWallet S公式サイト | Receive and Send Payment — Send 1


以上、CoolWallet Sのメリットについて見てきました。

ここからは、CoolWallet Sのデメリットについても確認してみましょう。

対応通貨の項目でも見たように、CoolWallet SはTREZORやLedger Nano Sに比較して対応通貨数が少なく、Nem(XEM)やNEOなどの仮想通貨に非対応です。

ちなみに、Nemは、コインチェックからの不正流出事件で話題になった仮想通貨ですが、東京渋谷にバーがあったり(nem bar)、XEM決済ができるフリーマーケット(nemket)が開催されるなど、コミュニティが活発です。

また、NEOは中国版Ethereumといわれており、時価総額でも上位に位置する人気の仮想通貨です。

そんなNEMやNeoなどの取り扱いがあるかどうかを気にされている方も多いのではないでしょうか。

2018年4月時点で、XEMに対応しているハードウェアウォレットはTREZOR、Neoに対応しているのはLedger Nano Sのみです。

CoolWallet Sは価格が割高なのもデメリットです。

もう一度、価格表を確認してみましょう。

CoolWallet S
(クールウォレットエス)
¥20,496(NT$5,600)
Ledger Nano S
(レジャーナノエス)
¥10,349 (€79.00)
TREZOR
(トレザー)
¥11,659(€89)
Digital Bitbox
(デジタルビットボックス)
¥7,729(€59)
KeepKey
(キープキー)
¥13,674($129.00)

5種類のハードウェアウォレットで最も高いことがわかりますね。

以上、CoolWallet Sの特徴についてメリットとデメリットについてご説明しました。

ここからは、CoolWallet Sの購入方法と購入時の注意点についてご説明します。

CoolWallet Sは、を購入する際の注意点は以下の通りです。

購入時の注意点

  1. 中古品を買わない
    →フリマなどでは買わない
  2. 販売元をチェックする
  3. 公式HPか公式代理店で購入する

Coinchekの事件を受け、ハードウェアウォレットで仮想通貨を管理したいと考えるユーザーが増え、一部のメーカーでは商品在庫が品切れ状態であったり、入荷まで時間がかかってしまう場合があります。

しかし、フリマサイトを介したり、中古品で販売されているハードウェアウォレットを購入することは危険と考えられています。

売り手側が悪意ある人物の場合、ウォレットに細工がされ、ウォレットで管理する仮想通貨(秘密鍵)が盗まれてしまう場合があるからです。

CoolWallet Sを購入する際は、新品かつ公式サイトから購入するようにしてくださいね。

実際、フリマアプリを運営するメルカリは、2018年1月にハードウェアウォレットの出品を禁止するとの発表を行いました。

理由は以下の通りです。

  • 購入されたハードウェアウォレットに不正なプログラムが組み込まれていた場合、仮想通貨が盗まれる可能性がある
  • 出品者も意図せずトラブルに巻き込んでしまうリスクがある

参照元:ITmedia:メルカリ、“仮想通貨のおサイフ”「ハードウェアウォレット」を出品禁止に


ここまでで、CoolWallet Sの基本情報や特徴などについてご紹介しましたが、次の段落ではCoolWallet S購入後に必要な初期設定方法についてご紹介します。

この段落では、CoolWallet Sの初期設定で必要な作業は以下の通りです。

  1. ペアリング設定
  2. ウォレット作成

ただ、初期設定をする前に、事前準備を済ませておきましょう。

事前準備

CoolWallet Sの初期設定を行うにあたって、以下の3点は実施しておきましょう。

  1. スマートフォンにCoolBitX Cryptoアプリをインストール →CoolwalletS公式サイトのプロダクトページからダウンロードできます。
  2. スマートフォンのBluetoothがオンになっていることを確認
  3. CoolwalletSのシリアルナンバーを確認
    →シリアルナンバーは、背面左上に記載されているCWから始まる文字列です。

事前準備が終わりましたら、いよいよ初期設定になります。

具体的な初期設定方法は、以下の動画を見ていただくと、よりイメージが掴みやすいです。

CoolWallet Tutorial

※音声は英語になります。

また、初期設定を終えた後に行う送受信の方法を確認したい場合は、エルミス(日本の正規代理店)がアップしている以下の動画(再生時間:7分52秒)が参考になります。

ぜひ確認してみてください。

【CoolWallet】btc 送受信方法

日本の大手金融機関SBIホールディングスは、2018/3/2日にCoolWallet Sへの出資したことを明らかにしました。

SBIホールディングスが出資したことで、日本での認知度、利用者の上昇が期待できます。

仮想通貨生態系の各事業においては、顧客資産の保全を第一と捉え、社内での徹底したリスク管理に加え、外部企業の先進的技術の取り込みによるセキュリティ高度化を模索してきました。
今後はCoolBitX社の技術活用を検討しつつ、一層のセキュリティ高度化を目指します。

仮想通貨のコールドウォレット事業を展開する台湾CoolBitX(クールビットエックス)社への出資に関するお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングス

SBIホールディングスは仮想通貨取引所を運営していますが、ユーザーの仮想通貨を安全に管理するためにCoolWallet Sの技術の導入を図っているのかもしれません。

CoolWallet Sの動向に加え、SBIホールディングスの動向にも注目していきたいと思います。

以上、ハードウェアウォレットのCoolWallet Sについて、基本情報や特徴、使い方や購入時の注意点について見てきました。

仮想通貨のウォレットには複数の種類があるのですが、中でも仮想通貨をオフラインで管理するハードウェアウォレットは、取引所での管理や、オンラインウォレットと比較して、安全といわれています。

ただ、紹介したように、CoolWallet S以外にもハードウェアウォレットがあるので、自分の目的にあったハードウェアウォレットを見つけて、仮想通貨を安全に管理するのが良いでしょう。

機能や対応通貨はアップデートにより、随時更新されていくので、公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね。