目次

    全ての目次を見る
  1. ウォレットでリップル(XRP)を安全に管理しましょう
  2. リップルのウォレットには、普段使い用と管理用がある
  3. 【5選】普段使い用のリップル(XRP)ウォレット
  4. 【デスクトップウォレット】リップル(XRP)のウォレット比較
  5. 【モバイルウォレット】リップル(XRP)のウォレット比較
  6. 【ウェブウォレット】リップル(XRP)のウォレット比較
  7. 【4選】管理用のリップル(XRP)ウォレット
  8. 【ハードウェアウォレット】リップルのウォレット比較
  9. リップルのペーパーウォレット2選
  10. 【まとめ】リップルウォレット比較
Large young woman thinking with blackboard 487756038 1245x846

ビットコイン、イーサリアムについで仮想通貨の時価総額第3位のリップル(XRP)は日本国内でも人気です。

2018年に入ってからは、スペインの銀行グループ・サンタンデールとの提携発表や、Blockchain Capital(ブロックチェーン技術分野で最も歴史があり、最も活発なベンチャー投資家の1つ)への投資発表があり、話題となっています。

この記事にたどり着いた方の中には、リップルをすでにお持ちか、これから購入を検討している方で、リップルを管理できるウォレットについての情報をお求めの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、リップルを管理するウォレットについて、普段使い用のウォレット5種類と管理用のウォレット4種類について、それぞれの特徴をご紹介します。

リップルの特徴や開発目的を知りたいという方は下記関連記事「リップルとは?」から確認することをオススメします。

リップルのウォレットとは、リップル(XRP)を使用するのに必要なアドレスと秘密鍵を管理するもので、用途の違いから、以下の5種類に大別することが可能です。

普段使いに適したウォレット

  1. デスクトップウォレット
    →自分のPCで秘密鍵などを管理することが可能で、専用のソフト(アプリ)をインストールして使用します。普段の送金や支払いに、PCを使用している方におすすめです。
  2. モバイルウォレット
    →自分のスマートフォンなどのモバイル端末で、秘密鍵などを管理することが可能で、専用のアプリをインストールして使用します。スマートフォンの利用が、PCよりも多いという方におすすめです。
  3. ウェブウォレット
    →ウォレットを提供する会社のサーバーで、秘密鍵などを管理します。ウェブウォレットはPCやスマホなど、複数の端末からアクセスすることが可能で、利便性が高いです。

これらの普段使い用のウォレットは、利便性は高いですが、オンライン環境下でリップルを管理するため、ハッキングのリスクが管理用のウォレットより高いので、ご注意ください。

管理に適したウォレット

  1. ハードウェアウォレット
    →USBのような、専用端末でリップルを管理するウォレット。
  2. ペーパーウォレット
    →リップルを使用するのに必要な情報を、紙に印刷して管理するウォレット。電子機器以外の場所に、アドレスと秘密鍵を保管したい方におすすめです。

管理に適したウォレットはオフライン環境下でリップルを管理するので、ハッキングのリスクが少なく、リップルを安全に管理することが可能です。

次の段落では、普段使い用のウォレットをご紹介しますが、管理用のウォレットが欲しいという方は、管理用のリップルウォレット4選の段落からご覧ください

この記事で紹介する、普段使い用のリップルウォレットは、以下の5種類です。

  1. ripple-client-desktop
    yxxyun氏という人物が、GitHub(プログラムコードを共有できるサービス)上で提供しているオープンソースのデスクトップウォレット。対応通貨はリップルのみです。
  2. Ginco(ギンコ)
    『株式会社Ginco』が提供する、複数通貨に対応したモバイルウォレット。イーサリアム、ビットコイン、ERC20トークンの3種類に対応しています。※リップルは2018年8月以降に対応予定です。
  3. Toast Wallet!(トーストウォレット)
    ニュージーランドの『StarStone Limited社』が提供するモバイルウォレットで、対応通貨はリップルのみです。
  4. CoinPayments(コインペイメンツ)
    カナダにある『CoinPayments社』が提供する、複数通貨に対応したウェブウォレットで、対応通貨は68種類です。
  5. Cryptonator(クリプトネーター)
    マルチカレンシー対応のウェブウォレットで、対応通貨は9種類です。※会社情報はわかり次第追記します。

では、それぞれのウォレットの詳細を、タイプ別にご紹介していきます。

2018年4月時点で、リップルに対応したデスクトップウォレットは、ripple-client-desktopのみで、PCで管理したいという方はripple-client-desktopで管理するのが良いでしょう。

※後述する、Toast Walletはモバイルだけではなく、デスクトップでも使用可能です。

ripple-client-desktopの注意点

  1. 2016年5月14日にリリースされて以降、バージョンアップされていない。
    →不具合が出る可能性があるのでご注意ください。
  2. 複数のアカウントの作成可能
    →たとえば「保管用アカウント」「決済用アカウント」など、用途別に使い分けることができます。
  3. 秘密鍵は自分で管理できる
    →万が一、インストールしたPCが動かなくなってしまったり、インストールしたクライアントが不具合で動作しなくなったとしても、取り出すことが可能です。
  Ginco
(ギンコ)
Toast Wallet!
(トーストウォレット)
対応機種 iOS(※1) iOS/Android
取扱通貨
(トークン含む)
14種類(※2) 1種類
マルチシグ対応 - -
日本語対応
公式サイト Ginco公式サイト Toast Wallet!公式サイト

(※1)Ginco公式サイトによると、2018年5月以降に、Android版をリリースする予定のようです。
(※2)Ginco公式サイトによると、2018年3〜4月に、BTC,BCH,XRP,LTCに順次対応予定であることが明記されています。4/16時点の対応通貨は10種類です。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

Gincoの特徴

  1. 日本語対応
  2. 複数通貨が管理可能
    →リップル以外にも、ビットコインやイーサリアム・イーサリアム系トークンなど、複数通貨を管理することができるので、リップル以外の通貨も一緒に管理したいという方にオススメです。
  3. 使いやすいインターフェイス
    →デザイン性はもちろん、誤操作などのヒューマンエラー防止のためにも、GincoのUI(ユーザインタフェース)はシンプルに設計されています。
  4. バックアップが可能
    →スマートフォンの紛失・故障・乗り換え時といった場合でも、保存しておいたバックアップキー(12単語)を別のデバイスに入力することで、いつでもデータを復元することができます。
  5. オープンソースではない
    →次にご紹介するToast Wallet!と異なり、Gincoはオープンソースではないと考えられます。

参照元:Ginco:Gincoのセキュリティについて


Toast Wallet!の特徴

  1. オープンソース(※)である
  2. バックアップが可能
  3. 管理できる通貨はリップルのみ
  4. PCでの使用も可能
    →デスクトップウォレットとしての使用も可能です。
  5. 英語のみの対応

※オープンソースとは?
プログラムの中身(コード)が公開されており、誰でも無料で使えますし、自分でコードを元に、ウォレットの改造をすることができます。

以上、リップルのモバイルウォレットについて見てきました。

次に、リップルのウェブウォレットを比較していきましょう。

利用時の注意点

ウェブウォレットは、アカウント登録をするだけで、PCやモバイルなど複数の端末からアクセスして利用できるという手軽さと便利さがあります。

しかし、ウォレットの提供会社のハッキングや倒産によって、仮想通貨が紛失するリスクがあるので注意してください。

ウェブウォレットは通常、自分で秘密鍵を管理するのではなく、ウォレット提供側のサーバーで管理する形式をとっているので、会社がハッキングを受けた場合、資産の凍結や、盗難の危険性があるのです。

  CoinPayments
(コインペイメンツ)
Cryptonator
(クリプトネーター)
対応通貨数 68種類 9種類
セキュリティ対策 ・BitGoシステムによるセキュリティ保護
・2段階認証設定が可能
・2段階認証設定が可能
日本語対応
複数通貨対応
公式サイト CoinPayments公式サイト Cryptonator公式サイト

それぞれの特徴を見ていきましょう。

CoinPaymentsの特徴

  1. エスクロー(※)によるコインの自動売買設定が可能
  2. ワンタイムパスワード設定(2段階認証設定)が可能

エスクローとは売り手と買い手が何かしらの取引をする際、仲介者(エスクロー業者)を介入させて決済する方法です。

買い手は代金を支払ったのに取引したものが届かない、売り手は商品を送ったのに代金が支払われないというトラブルを回避するためにエスクロー業者が仲介に入ります。

仮想通貨の教科書

Cryptonatorの特徴

  1. ワンタイムパスワードの設定(2段階認証設定)が可能
  2. 複数通貨の管理が可能

この記事で紹介する、管理用のリップルウォレットは、以下の4種類です。

  1. Ledger Nano S(レジャー・ナノ・エス)
    フランスにある『Ledger社』が販売するハードウェアウォレットで、対応通貨は25種類と多いのが特徴です。
  2. CoolWallet S(クールウォレット・エス)
    台湾にある『CoolBitX社』が販売するハードウェアウォレットで、対応通貨は6種類です。他のハードウェアウォレットとは、異なり、カード型のウォレットです。
  3. ripple-paper-wallet(リップル・ペーパー・ウォレット)
    tagawa氏によってGitHub(プログラムコードを共有できるサービス)上で公開されているオープンソースのペーパーウォレットで、対応通貨はリップルのみです。
  4. Ripple Paper Wallet Generator(リップル・ペーパー・ウォレット・ジェネレーター)
    ブラウザ更新時に毎回更新されるアドレスと秘密鍵を印刷して保管するペーパーウォレットで、対応通貨はリップルのみです。

では、それぞれのウォレットをタイプ別に見ていきましょう。

2018年、4月16時点で、リップルを管理することができるハードウェアウォレットは、以下の2つです。

  Ledger Nano S
(レジャー・ナノ・エス)
CoolWallet S
(クールウォレット・エス)
価格 ¥10,349 (€79.00) ¥20,160(NT$5,600)
対応通貨数 25種類 5種類
セキュリティ対策 ・PINシャッフル機能
・パスフレーズ
・ウォッチドッグ機能
・ワンタイムパスワード
複数アカウント作成の可否
トランザクション手数料調整の可否
公式サイト Ledger Nano S公式サイト CoolWallet S公式サイト

価格は、各ウォレットの公式HPから引用したもので、1€(ユーロ)=131円、1NT$(台湾ドル)=3.6円として換算したものです。(レートは2018年4月9日時点)

比較表を見る限り、Ledger Nano Sの方が価格が安く、対応通貨数が多いことがわかりますね。

ただ、複数アカウントの作成や、トランザクション手数料の調整が可能なことから判断すると、CoolWalletの方が利便性に関して、優れているといえます。

複数アカウントの作成が可能
アカウントを使い分けることができれば、たとえば「マイニングの受け取り用口座」「決済の時に使う口座」「貯金用の口座」など、用途別での管理が可能なので、便利ですね。
トランザクションの手数料調整が可能かどうか
多くの仮想通貨では、トランザクション手数料が高い方が早く承認される傾向にあります。
ですから、急ぎの送金や決済の際には、トランザクション手数料を通常より高く調整することで、即時性のある送金を実行することができるようになります。

【Ledger Nano Sの特徴】

  1. USB型のハードウェアウォレット
    →PCがないと利用できません
  2. PINシャッフル機能
    →Ledger Nano Sを操作する際には、起動時にPINコードを入力しますが、表示される数字の順序をシャッフルすることで、手元の動きから第三者にPINコードを読み取られることを防ぎます。
  3. パスフレーズの設定が可能
    → パスフレーズは、秘密アカウントの作成や、ウォレットを使用(送金など)する前に必要となるパスワードの役割を果たします。

【CoolWallet Sの特徴】

  1. カード型で携帯しやすい
    →CoolWallet Sはデバイス本体と専用アプリがインストールされたスマートフォンがあればどこでも操作が可能です。
  2. ウォッチドッグ機能搭載
    →CoolWallet Sの紛失リスクを回避するための機能で、 CoolWallet Sとの距離が10メートル以上離れた場合、通知で教えてくれます。
  3. ワンタイムパスワード
    →仮想通貨の送金や、デバイスの認証をする際に必要なパスワードで、機能をオンにすることでセキュリティを高めることができます。

ハードウェアウォレットを購入する際は、以下の点に気をつけてください。

【購入時の注意点】

  1. 中古品を買わない
    →フリマなどでは買わない
  2. 販売元をチェックする
  3. 公式HPか公式代理店で購入する

リップルのペーパーウォレットで、人気なウォレットは以下の2つです。

  1. ripple-paper-wallet(リップル・ペーパー・ウォレット)
  2. Ripple Paper Wallet Generator(リップル・ペーパー・ウォレット・ジェネレーター)

どちらも、アドレスと秘密鍵を紙に印刷して保管するという点は共通で、無料で作成することができます。

紙媒体なので、ハッキングリスクはなく安全ですが、紙自体の盗難や湿気や火気による破損などが考えられるので、ご注意ください。

また、ハードウェアウォレットでは、ウォレットを盗まれた場合でもパスワードが流出してなければ問題ありませんが、ペーパーウォレットの場合、紙自体が盗まれてしまえば、資産の盗難につながる可能性があるので、人目につかない安全な場所で管理するのをおすすめします。

以上、リップルのウォレット9選について、ウォレットの種類ごとに、具体的なサービスの特徴をご説明してきました。自分の目的にあったハードウェアウォレットを見つけることができたでしょうか。

この記事をご覧になった方は、リップルのウォレットは5種類あり、安全性の高い"管理用"と、利便性のある"普段使い用"のウォレットに分けられるということが理解していただけたかと思います。

今回は、対応通貨数や特徴をご紹介してきましたが、他に操作のしやすさや、画面の見やすさなど、さまざま点が、ウォレットを選ぶ基準になるかと思います。

実際に使用して見た上で、自分好みのウォレットをみつけ、リップルの管理を行うことをお勧めします。