目次

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  1. リップルとは
  2. 【結論】リップルでマイニングはできない
  3. リップルでマイニング報酬が発生しない理由
  4. リップルで一般ユーザーがマイニングできない理由
  5. 【参考】かつてはリップルでも報酬がもらえた?
  6. 【まとめ】リップルではマイニングができない
Large ripple logo mark

リップル(ripple)は、送金手段としての活用が注目されていますが、現在では、投資商品としての注目も集まっています。

リップルの、購入を検討している方の中には、購入前にリップルの特徴や、ビットコインとの違いを調べている方は多いのではないでしょうか。

中でも、この記事にたどり着いた方は

「リップルでマイニングができないって本当?」 「リップルでマイニングができない理由とは?」

など、さまざまな疑問を抱えているかと思います。

そこで、リップルのマイニングについて、リップルにマイニングがない、マイニングができないといわれている理由をご紹介します。

結論からいうと、リップルでは、ビットコインやイーサリアムと同様のマイニングは存在しません。

ただ、注意していただきたいのですが、リップルでマイニングが行われていないというわけではないと考えられます。

そもそも、マイニングとは取引(トランザクション)の承認を行う一連の作業のことで、その作業を行う対価として、新規発行されるコインや、取引手数料ががもらえます

そのため、「マイニング=報酬が得られる作業」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

仮に、「マイニング=取引の承認を行い、報酬がもらえる作業」、つまり「マイニング=採掘」とするなら、リップルにマイニングは存在しません。

しかし、「マイニング=取引の承認をする一連の作業」とするなら、リップルにも取引の承認作業は存在するので、マイニングは行われているということになります。

※リップルの取引の承認作業は、マイニングと呼びませんが、今回の記事ではマイニングで統一します。

つまり、リップルでは、ビットコインやイーサリアムとは異なり、コインの採掘という意味のマイニングは存在しませんが、取引の承認作業という意味のマイニングは存在するということです。

では、リップルではマイニングが存在するのに、なぜ報酬は発生しないのでしょうか。

次の段落で、リップルのマイニングで報酬がもらえない理由を紐解いていきたいと思います。

リップルのマイニングで報酬が発生しない理由は、以下の2つです。

  1. リップルに新規発行は存在しない
  2. 取引手数料が破棄される

リップルでは、すでに、発行上限である1000億XRPすべてが発行されているため、そもそも、新規発行が行われません。

そして、発行上限全てのリップルが発行されていることに加えて、システム利用手数料(以後 手数料)が破棄されていることが、報酬が発生しない原因です。

マイニングが存在する仮想通貨の中には、リップルと同様に、すべてのコインの発行が行われているものがありますが、マイニング報酬が発生しているものがあります。

理由は、送金や決済などの取引を実行する際に、手数料を支払うのですが、その手数料が、マイニングを行うユーザー(マイナー)に報酬として支払われています。

リップルでも、手数料は徴収しているのですが、手数料はマイナーには支払われず、誰にも使用できないよう破棄されているのです。

つまり、リップルでは、新規発行がなく、手数料が破棄されることが原因で、マイニングの報酬が存在しないのです。

リップルのマイニングに関しては、報酬が発生しないこと以外にも、もうひとつ「一般の参加者はマイニングができない」という、重要な違いがあります。

次の段落では、一般ユーザーに、リップルのマイニングができない理由をご紹介します。

リップルで、一般のユーザーがマイニングができないのは、リップルが定めているマイニングのルール、PoC(Proof of Consensus)が原因です。

PoCでは、取引の承認作業は、一般の参加者ではなく、Validatorとよばれる代表者が、実行することを規定しています。

詳しくいうと、Validatorは、**誰でもなれるものではなく、リップルが管理・選定するUnique Node List(UNL:信頼できるとされるValidatorをリスト化したもの)から選出されるのです。 ※Validatorのリストが見たいという方は、Validators | XRP Charts - Rippleをご覧ください。

つまり、リップルでは、ビットコインやイーサリアムのように、不特定多数のネットワーク参加者が自由にマイニングを行えるわけではなく、リップルが選出したValidatorのみマイニングをする権利が与えらるため、一般の参加者はマイニングができないといわれています。

※リップルでは、ユーザーが自由にUNLからValidatorを選べるようになると言われており、今後、一般ユーザーもマイニングができるようになることが期待されています。⇒参考元:Technical FAQ: XRP Ledger

リップルでマイニングができない、マイニングが存在しないと言われるのは、ビットコインやイーサリアムでは、不特定多数の参加者がマイニングをできるのに対し、特定の参加者しかマイニングができないからでしたね。

現在はできませんが、かつて、World Community Grid(ワールドコミュニティグリッド)という、世界最大規模の非営利活動プロジェクトに協力をれば、報酬としてリップルを配布するキャンペーン「Computing for Good」を実施していました。

ユーザーは、World Community Gridに登録し、自分のPCの余っているリソースを、エボラ出血熱や小児がんの克服、HIVなどの医療や太陽エネルギーの研究のために提供することで、報酬としてリップルが受け取れました。

ここまで、リップルのマイニングに関する情報をご紹介しましたが、内容をまとめると以下の通りです。

  1. リップルにはマイニングが存在する
  2. マイニング報酬は発生しない
  3. 一般の参加者は、現在は、マイニングができない
  4. マイニングができないのは、PoCが原因
  5. World Community Gridでリップルがもらえた

リップルでは、取引の承認作業としてのマイニングは存在しますが、コインを採掘する意味でのマイニングは存在しません。

また、取引の承認作業は、Validatorという代表者が行うため、一般の参加者がマイニングに参加できないことや、新規発行がないことや、手数料が破棄されるため、マイニング報酬が発生しないことを確認しました。

今後、一般の肩のマイニングができるようになる可能性があるので、発表がされ次第、情報を追記します。