目次

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  1. 最近話題のエイダコイン
  2. 【開発目的と用途】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  3. 【特徴】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  4. 【詐欺といわれた理由】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  5. 【最近の動向】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  6. 【ロードマップ】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  7. 【取引所】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  8. 【ウォレット】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
  9. 【参考】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)の詳細、最新情報を知りたい方へ
  10. 【まとめ】仮想通貨エイダコイン(ADA/Cardano)
Large adacoin

1500種類以上ある仮想通貨の中でも、時価総額ランキングトップ10以内に位置するエイダコイン。

かつては詐欺コインと噂されていましたが、最近では開発や実際の利用が進み、注目が集まっています。

この記事では、

『エイダコインの概要を知りたい』
『エイダコインの今後について知りたい』

という方を対象に、エイダコインの開発目的や使い道、特徴や今後についてご紹介します。

まずは、開発目的と基本情報を確認していきましょう。

Cardano(カルダノ)とは、Dapps(※1)の開発や、支払いなど、様々な用途で活用が期待されている、汎用的なブロックチェーンプラットフォームで、プラットフォーム内の独自通貨がエイダコイン(ADA)です。

注意事項

この記事では、混乱を避けるため

『Cardano=プラットフォーム』
『エイダコイン(ADA)=仮想通貨』

として、扱うのでご注意ください。

では、Cardanoとエイダコインが、どのような用途で活用されるのかご紹介します。

Cardanoの用途

  1. オンラインゲームの構築
    Cardanoは、もともと、オンラインゲーム・オンラインカジノのためのプラットフォームとして開発されました。
  2. 支払い手段
    後述しますが、エイダコインは支払い手段としても利用されています。また、今後エイダコインに対応したデビットカードが発行されるようです。
  3. DAppsの開発
    スマートコントラクト(※2)を実装していることから、Dappsの開発ができると考えられます。
  4. 独自トークンの発行
    ユーザーは、独自のトークンを発行することができます。

これを見るだけでも、Cardanoは様々な目的で使用することが可能ですね。

※紹介した用途がすべてではなく、他にも用途はあると思いますので、ご注意ください。

また、後述しますが、Cardanoはサイドチェーンや量子コンピューター耐性など、さまざまな機能を実装することで、拡張性やプラットフォームの安全性の実現を試みています。

サイドチェーンや、量子コンピューター耐性に関しては、特徴の段落でご紹介するので、まずは、Cardanoプロジェクトの基本情報を確認していきましょう。


(※1)DApps(Decentralized Applications)とは、中央管理者がいなくても自律して稼働する、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションのことです。

(※2)スマートコントラクトとは、直訳すると賢い/洗練された契約という意味です。

契約内容と、契約の執行条件を事前にプログラミングしておけば、執行条件が満たされた際に、自動的にその取引が実行されるという仕組みです。



独自通貨 ADA
(エイダコイン)
コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake
発行上限 450億ADA
組織体制 カルダノ財団
EMURGO
IOHK
公式サイト Cardanoの公式サイト
ホワイトペーパー Cardanoのホワイトペーパー

Cardanoの基本情報で押さえておくべき点は、Cardanoの組織が、3つの団体で構成されているということです。

それでは、各団体の役割をご紹介します。

画像引用元:Cardano公式HP:チーム

3つの組織の簡単な役割は、以下の通りです。

  1. Cardano財団
    Cardanoの目標設定や、情報の提供を行います。
  2. EMURGO(エマーゴ)
    Cardanoの広報活動と、Cardanoを活用したい企業のサポートを行います。
  3. IOHK(Input Output Hong Kong)
    Cardanoの開発を行います。 2017年には東京工業大学と連携したことで話題となりました。公式発表:東京工業大学とInput Output HKが暗号通貨共同研究講座を開講―日本におけるブロックチェーン関連技術の研究と教育の先駆け―

ここまでで、Cardanoの開発目的や用途などの情報を確認してきましたが、Cardanoとは、汎用性のあるブロックチェーンプラットフォームで、独自通貨がエイダコインでしたね。

開発目的や用途を理解したところで、Cardanoの特徴をご紹介していきます。

Cardanoの特徴は以下の通りです。

  1. 独自スマートコントラクト
  2. 独自Proof of Stake
  3. サイドチェーン
  4. 量子コンピューター耐性

それぞれの、特徴を確認して見ましょう。

Cardanoでは、イーサリアムで使用されているスマートコントラクトと比較して、以下の特徴があると考えられます。

  • 独自言語の採用
    イーサリアムでは、Solidityというプログラミング言語を活用しています。これに加えて、CardanoではPlutusというプログラミング言語を採用しているようです。

以下は、Cardanoの公式HPから引用したものです。

低保証アプリケーションには従来のスマートコントラクト言語であるSolidityを対応させると同時に、正式な検証を必要とするより高保証なアプリケーションにはPlutusと呼ばれる新しい言語を開発するというアプローチを採用しました。

なぜカルダノを構築するのか - はじめに

この文章から、Plutusは、安全で、安定して稼働する(不正動作が少ない)アプリケーション(おそらくDappsのこと)構築時に活用されると考えられます。

あくまで、推測ですが、Cardanoが伝えたいことは、Plutusを活用することで、より優れたアプリケーションの開発が可能になるということではないでしょうか。


参考元:Cardano公式:PLUTUS INTRODUCTION


Cardanoでは、Proof of Stakeのアルゴリズムに基づく、独自のコンセンサスアルゴリズム、Ouroboros(ウロボロス)を実装しているようです。

そもそもProof of Stakeとは、ビットコインのProof of Workと同じ、コンセンサスアルゴリズムの一種で、ブロックをブロックチェーンに追加できる確率が、コインの保有数や保有期間によって左右されることを規定しています。

このProof of Stakeを採用することで、マイニングコスト51%攻撃のリスクの削減が期待できます。

※51%攻撃とは、取引の承認作業に必要な計算処理能力を、一定以上コントロールすることで、仮想通貨のシステムを崩壊させる攻撃のこと。

加えて、Cardanoが採用しているウロボロスは、以下のような特徴を持っているそうです。

ウロボロスがもたらすイノベーションとは 厳格な暗号化モデルを使用した安全証明だけではなく、多くのプロトコル構成の機能を強化できるモジュラーであり柔軟な設計です。

このモジュール化により、委任機能、サイドチェーン、閲覧可能なチェックポイント、シンクライアント用のより優れたデータ構造、様々な乱数生成方式、多様な同期方式など豊富な機能が実装可能となります。

なぜカルダノを構築するのか - はじめに

簡単にいうと、ウロボロスは、従来のProof of Stakeと比較して、安全で機能の実装や追加が可能ということではないでしょうか。

実際、Cardanoのロードマップによると、ウロボロスに委任機能を導入する予定のようです。

委任機能が採用されれば、ユーザーは投票で選出された代表者に、取引の承認作業を委任(任せる)ことができるようになると考えられます。


ここでは、ウロボロスの技術的詳細は説明しませんが、気になる方は以下のサイトをご覧ください。

①:Ouroboros: A Provably Secure Proof-of-Stake Blockchain Protocol(英語)
②:Ouroborosの説明動画(英語)

Moblockでウロボスに関する記事を書き次第、関連記事として挿入します。


※画像引用元:Blockstream:Sidechain

サイドチェーンとは、メインのチェーンと接続された、別のチェーンのことを指し、Cardanoのユーザーはサイドチェーン上でDappsの開発が可能と考えられます。

※サイドチェーン上のDAppsがハッキングを受けた場合、サイドチェーンを切り離すことで、メインチェーンに被害を及ぼすことなく対処が可能です。これにより、イーサリアムで発生した、DAO事件のような事件が発生しないと考えられます。

サイドチェーンは、ブロック承認時間の短縮や、コンセンサスアルゴリズムの変更など、 カスタマイズを自由に行うことが可能なので、ユーザーは自分の用途にあったDAppsを開発することができるようになるのではないでしょうか。

Cardanoは今後、量子コンピューター耐性を持たせるために、BLISS署名という機能を実装する予定です。

量子コンピュータは、現在の一般的なコンピュータの1億倍もの計算力を持つといわれるコンピュータで、悪用されると、エイダコインを使用するのに必要な秘密鍵の解読や、セキュアな暗号通貨のデータの改ざんの可能性が高まることが考えられます。

このためCardanoでは、量子コンピューター耐性を持たせるための機能を、導入しようとしているのです。


ここでは、BLISS署名の技術的詳細は説明しませんが、気になる方は以下のサイトをご覧ください。

①:BLISS署名の論文(英語)
②:BLISS署名の解説動画(英語)

MoblockでBLISS署名の記事を書き次第、関連記事として挿入します。


ここまでで、Cardanoの開発目的や特徴などの、概要を見てきましたが、様々な用途や、特徴があり良いプロジェクトと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、なぜCardano(エイダコイン)はかつて、詐欺プロジェクト(詐欺コイン)といわれていたのでしょうか。

次の段落で、その理由を紐解いていきたいと思います。

エイダコイン(Cardano)が詐欺と言われていた理由は、以下の通りです。

  1. 仮想通貨=怪しいもの
    エイダコインのICO(仮想通貨を活用した資金調達)が行われたのは、2015年で、まだ仮想通貨に対する認知や理解が浅く、仮想通貨自体が怪しいとされていた時代背景があったようです。
  2. 誇大広告
    エイダコインはICOの際に、アフィリエイト制度や広告代理店を使用した、マーケティングを実行したのですが、このマーケティングが胡散臭いと捉えられ、詐欺なのではと噂されました。
  3. 公開の遅れ
    本来予定されていた時期から、半年以上遅れて公開されたそうです。公開が延期されたことで、サービスの実態のない詐欺という噂に、拍車をかけてしまったと考えられます。

エイダコインが詐欺と言われていた理由は、以上になります。

ICOが行われた当時は、詐欺と噂されていたエイダコインですが、2018年4月時点では、詐欺という噂はなく開発も活発に行われているようです。

次の段落では、かつて詐欺と言われていた、エイダコインの最近の動向(ニュース・トピック)を確認していきたいと思います。

エイダコイン(Cardano)の最近の情報から、特に興味深いものをピックアップしてご紹介します。

  1. エイダコインで不動産の購入が可能に?
  2. CryptoMisoのランキングで2位

エイダコインで不動産の購入が可能になるサービスがリリースしました。

このユニークなサービスを提供するのは、JITホールディングス株式会社 で、エイダコインの他にも、ビットコインやモナコインなど、複数の仮想通貨で不動産を購入することが可能です。

ちなみに、エイダコインは、スペインのホテル『HOTEL GINEBRA BARCELONA』でも、支払い手段として利用されています。


参考元:PR TIMES


Cardanoは、CryptoMiso(クリプトミソ)のランキング(4/27時点)で2位につけています。

CryptoMisoとは、Github(開発状況やコードをシェアできるサービス)の更新頻度などの活動状況に基づき、674種類の仮想通貨をランキング付けしているサイトです。

このサイトから判断すると、Cardanoは開発状況や組織が活発であることがわかります。


参考元:BTCN:Githubのコミット数に基づく仮想通貨ランキングサイトが登場


エイダコインの最近の動向を確認したところで、今後予定されている機能実装などの施策をご紹介していきます。

Cardanoのロードマップを見てみると、以下、5つの開発段階が存在しています。

開発フェーズ順に、箇条書きしています。

  1. Byron(バイロン)
    →イギリスの詩人の名前が由来
  2. Shelley
    →イングランドの詩人の名前が由来
  3. Goguen
    →アメリカの計算機学者の名前が由来
  4. Basho
    →松尾芭蕉が由来
  5. Voltaire
    →フランスの哲学者の名前が由来

では、それぞれの開発フェーズに関して、どのような仕様変更や機能実装を予定しているのかご紹介します。

Byron(バイロン)とは、 Cardanoがリリースされた、初期の開発段階のことで、公式ウォレットやCardanoの使いやすさの調査が行われました。

この調査を参考に、ウォレットやCardanoの機能拡張や、改善は行われたのではないかと考えられます。

Shelly(シェリー)とは、非中央集権化を推進するためのフェーズですが、非中央集権化のための施策以外にも以下の施策が行われる予定です。

  1. ウロボロスの機能拡張
  2. 投票機能の実装
    Cardanoの参加者が、仕様変更のための投票に参加できるようになると考えられます。
  3. ペーパーウォレットの開発
    オフラインでエイダコインを安全に管理することが可能です。
  4. 量子コンピューター耐性の実現

Goguen(コーグエン)で実装が予定されている機能は以下の通りです。

  1. サイドチェーンの実装
    サイドチェーンとは、Cardanoのブロックチェーンをメインチェーンとした時に、メインチェーンと接続された別のブロックチェーンのことを指します。サイドチェーンはユーザーが自由にカスタマイズすることが可能で、実装されれば、Cardanoの使いやすさが向上すると考えられます。
  2. スマートコントラクトを利用可能にする

Bashoは、Cardanoのパフォーマンスや、システムの安全性の向上を目指す開発フェーズです。

※具体的な内容については、記載がないので、ロードマップが更新がされ次第記載していきます。

Voltaireは、財務モデルを導入することで、Cardanoの拡張性と保証性の向上を目指しています。

Basho同様に、具体的な内容については記載がなく、財務モデルや拡張性、保証性が意味していることは定かではありせん。

わかり次第追記していきます。

ここまでで、記事をご覧の方の中には、エイダコインを購入したい、購入にオススメな取引所を知りたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

次の段落では、そんな方向けに、エイダコインを取り扱っている取引所をご紹介します。

エイダコインは、Cryptocurrency Market Capitalizations(2018/4/27時点)で確認できるだけでも、以下の14か所の海外取引所で取り扱いがされています。

※エイダコインを取り扱っている日本の仮想通貨取引所はないため、海外の取引所で購入する必要があります。

Abucoins Binance Bitbns
Bitcoin Indonesia
(INDODAX)
Bittrex BuyBitcoin
CoinFalcon Coinnest Gate.io
HitBTC Huobi OTCBTC
Upbit Vebitcoin

中でも、エイダコインの取引高が多い、上位3つの取引所は以下の通りです。

  1. Upbit(アップビット)
  2. Binance(バイナンス)
  3. Bittrex(ビットトレックス)

取引高ランキングは、4/27時点のデータに基づいています。

取引高が多いということは、取引の成立が多く、流動性があるということなので、これからエイダコインを購入しようとしている方は、取引高の高い取引所で取引を開始するのがおすすめです。

※Upbitは口座開設の条件に、韓国の通信社の電話番号が必要で、口座開設ができない方がほとんどかと考えられます。

画像引用元:Cardano公式HP

エイダコインは、Cardanoの公式ウォレットである、「Daedalus(ダイダロス)」で管理することが可能です。

ダイダロスは、PC(WindowsとMacに対応)で管理するデスクトップ型ウォレットで、現在は、エイダコインのみに対応していますが、今後ビットコインとイーサリアム クラシックに対応する予定です。

国内では、Mt.Gox(マウントゴックス)社の倒産や、Coincheck(コインチェック)から約580億円相当のネム(XEM)が不正アクセスによって紛失した事件をきっかけに、仮想通貨を取引所ではなく自分のウォレットで安全に管理しようという方が増加しているのではないでしょうか。

取引所にエイダコインを預けているのは不安で、自分のウォレットで管理したいという方は、こちらのCardano公式HP:Daedalusから作成ください。

最後に、Cardanoやエイダコインのより詳細な内容を知りたい方や、最新情報をキャッチアップしたいという方向けに、Cardanoの参考サイトやTwitterアカウントなどをご紹介します。

より詳細な内容を知りたい方向け

  1. CardanoのWhitepaper(日本語版)
  2. CardanoのBlockchain Exploler
  3. Cardanoの公式HP
  4. CardanoのGithub

最新の情報をキャッチアップしたい方向け

  1. Cardanoの公式Twitter
  2. Cardanoの公式Facebook
  3. Cardanoの公式Forum

Cardanoはブロックチェーンの時代に適した仮想通貨として登場し、汎用的なブロックチェーンプラットフォームで、プラットフォーム内の独自通貨がエイダコインでしたね。

Cardanoは今後、サイドチェーンや量子コンピュータ耐性を持つ機能の実装に加え、日本でエイダコイン対応のATMがリリースされるという噂があります。

予定されていることが現実になれば、利用者数の増加や、使い勝手の向上などが期待できるので、今後の発展に注目しておくのは良いかもしれませんね。