目次

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  1. イーサリアム(ETH)の発行枚数と発行上限
  2. イーサリアム(ETH)の発行枚数は約1億枚
  3. 【新規発行】イーサリアム(ETH)の発行枚数と発行上限
  4. 【EIP960】イーサリアム(ETH)の発行枚数と発行上限
  5. 【まとめ】イーサリアムの発行枚数と発行上限
Large ethereum

イーサリアムは投資商品として注目を集めていますが、イーサリアムを購入する前に、基本情報や特徴などを調べている方も多いかもしれませんね。

最近では、イーサリアムに発行上限を設定するというが提案が、開発者のVitalik Buterin氏からされて、イーサリアムの発行枚数や上限に注目が集まっています。

中でも、この記事にたどり着いた方は

「イーサリアムの発行枚数・上限について知りたい」
「イーサリアムの発行上限の提案について知りたい」

など、さまざまな疑問を抱えているのではないでしょうか。

そこで、「イーサリアムの発行枚数と発行上限」と「今後の新規発行や発行枚数変更」についてご紹介します。

イーサリアム発行枚数と発行上限は以下の通りです。

  • 発行枚数:約9900万ETH
  • 発行上限:なし
  • 新規発行枚数:3ETH

※2018/4/23時点の情報になります。

では、イーサリアム以外の通貨には、発行上限は設けられているのでしょうか。

時価総額が高い5つの通貨を比較してみましょう。

  発行上限枚数
ビットコイン(BTC) 2,100万BTC
イーサリアム(ETH) 上限なし
リップル(XRP) 1,000億XRP
ビットコインキャッシュ(BCH) 2,100万BCH
ライトコイン(LTC) 8,400万LTC

この比較表を見る限り、イーサリアム以外の仮想通貨には発行枚数の上限が設定されていることがわかりますね。

上限が設定されているということは、新規発行や、消費されるに従い希少性が増し、通貨の価値が高くなる可能性があります。

ちなみに、時価総額3位のリップル(ripple)は、すでに上限である1,000億XRPがすべて発行されており、新規で発行されることはありません。

そして、リップルネットワークを利用者が使用するたびに、リップル(XRP)は減少する仕組みになっています。

このように、通貨によってネットワーク上での役割が異なるため、発行上限も異なります。

ここまでで、イーサリアムの発行枚数と発行上限に関する基本情報をご紹介してきましたが、次の段落以降では、以下の2点について詳しくご紹介していきます。

  1. 新規発行の仕組み
  2. EIP-960
    EIP960は、イーサリアムの発行上限設定に関する提案のこと。EIPとは、Ethereum Improvement Proposal(イーサリアム改善案)の略称です。

それでは、各詳細を一緒に確認していきましょう。

イーサリアム(ETH)の新規発行は、マイニングという作業によって行われます。

取引記録をまとめたブロックを、ブロックチェーンに繋ぐための一連の作業のことをマイニング(採掘/発掘)いい、イーサリアムのブロックは、約15秒毎に生成されるように設定されています。

マイニングによってブロックが生成されるたびに、イーサリアム(ETH)が発掘される仕組みになっており、発掘されたイーサリアムは、マイニングでブロックを生成したマイナーへの報酬として支払われているのです。

注意事項

マイニングは報酬がもらえる作業と認識している方も、いらっしゃるかと思いますが、イーサリアムのマイニングには、システムを成り立たせるための以下の重要な役割があります。

  1. ETHの新規発行
  2. 取引データの承認

マイニングでは、確かに報酬がもらえる作業ですが、取引データの承認や新規発行を担う重要な作業であることは、忘れないでくださいね。

2018年4月1日に、イーサリアムの開発者Vitalik Buterin氏が、イーサリアムの発行上限設定に関する提案をしました。

EIP960によると、発行枚数の上限設定の提案をした理由は、可能な限り多様な状況下で、プラットフォームの経済的持続可能性を保証するためだそうです。

4/1時点で、この提案は大きな議論を呼び、様々な意見が飛び交いましたが、次の日Vitalik Buterin氏は、以下の内容の発表がTwitterでされました。

簡単にいうと、発行枚数上限の提案は、エイプリルフールのジョークだったようです。

では、イーサリアムの発行枚数上限は、設定されないのでしょうか。

その後のVitalik氏のツイートから紐解いていきましょう。

Vitalik氏は、発行上限枚数の設定がジョークだったと発表した後に、以下の内容のツイートもしています。

簡単に意訳すると、以下の通りです。

イーサリアムのコミュニティが、発行上限の設定を望み、コミュニティの参加者がEIP960の提案を認めれば、提案は採用されるべきです。

一方、コミュニティが発行上限の設定を望まない場合、発行上限は設定されるべきではありません。

つまり、EIP960(発行上限の設定)が採用されるかどうかは、コミュニティ次第ということですね。

そして、Vitalik氏も自身のツイートで、

「イーサリアムの発行上限に関しては、検討する価値がある」

としています。

以下、Vitalik氏のツイート(英語)になります。

現段階では、発行上限が設定されるかどうかは、定かではありませんが、発行上限が設定される可能性は充分に考えられそうです。

イーサリアムの発行枚数と発行上限について紹介してきましたが、これまでの内容をまとめると以下の通りです。

  1. 現在の発行枚数は約1億枚
  2. 発行上限はなし
  3. 発行上限は設定される可能性がある

現段階では、イーサリアムの発行枚数に上限は設定されていませんが、Vitalik氏のエイプリルフールの提案をきっかけに、設定される可能性がありましたね。

イーサリアムは、今後Proof of Workから、Proof of Stakeへの移行があることや、イーサリアムに対応したASICが開発されたこともあり、発行上限に関してはさらに議論が進んでいくことが考えられます。

イーサリアムの発行上限に関しては、注目しておくのが良いかもしれません。