目次

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  1. OpenSea(オープンシー)とは?
  2. OpenSea(オープンシー)で取り扱いのあるDapps
  3. OpenSea(オープンシー)に対応しているウォレット
  4. OpenSea(オープンシー)の使い方【買う/売る/送る】
  5. [まとめ]OpenSea(オープンシー)とは?
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OpenSea(オープンシー)は、分散型アプリーケション(Dapps)(※1)のゲーム内で利用するアイテムやキャラクターなどを、売買することができるマーケットプレイスです。
(OpenSeaも、イーサリアム上で構築されたアプリケーションの一つです)

具体的には、ERC721トークンという、「それぞれのトークンに固有の独自性(ユニーク性)を持たせることができる代替不可能なトークンの規格」に基づいて作られたトークンの売買が可能なマーケットプレイスとなります。

イーサリアム上で猫を育てることができる「CryptoKitties」というゲームが話題となりましたが、自分が交配して育てる猫は、他の方が所有している猫とは区別される、つまり代替できない存在であり、これがERC721トークンとなります。

OpenSeaでは、そういったゲームのキャラクターやアイテムを売買したり、キャラクターを育ててスキルを上げて付加価値をつけてから売却することもできます。

また、ゲームによってはプレゼントや交換のようなかたちでユーザー間でアイテムを送りあうこともできます。

売買に使用できる通貨は、イーサリアム(ETH)です。

(※1) Dappsとは?
Decentralized Applicationsの略で、中央管理者がいなくても自律して稼働する、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションです。

イーサリアムのプラットフォーム上で作成されたDappsのゲーム(イーサエモン、CryptoSaga、CryptoKittiesなど)という点だけだと厳密にはDappsと呼ぶことはできませんが、巷ではイーサリアム上で構築されているものをDappsゲームと呼ばれていたります。

厳密なDappsの定義については以下の記事をご確認ください。

従来の中央集権型のゲームアイテム取引サイトでは、以下のようなリスクが存在していました。

  • ゲームアイテムの改ざんやハッキングリスク

すべてのアイテムなどが一つのサイトで管理されているため、運営会社がハッキングに遭う可能性があります。

つまり、アイテムやキャラクターが盗まれたり、改ざんされてしまうリスクが潜んでいるということです。

OpenSeaでは、あらゆるキャラクターやアイテムの情報を、改ざんや盗難等といった不正がしづらいブロックチェーン上で管理するため、限りなくリスクを低減することができます。

ではOpenseaには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

【メリット】

  1. ゲームをプレイしながら収益が得られる可能性がある
    →OpenSeaでキャラクターやアイテムを売ることで、ゲームで遊びながら収益を得られる可能性がある。
  2. アイテムやキャラクターのデータが、改ざんされたりハッキングされるリスクが少ない
    →先述したとおり、OpenSeaはブロックチェーン上で運営されているDappsであることから、ハッキングやデータ改ざんのリスクが低減されている。

【デメリット】

  1. 手数料(Gas)の発生
    →イーサリアムのブロックチェーン上で運用されていることから、売買成立時のOpenSeaへ支払う手数料(1.25%)以外にも、「買う、売る、送る」などの操作に手数料(Gas)を支払う必要がある。

売買したいアイテムは自由に価格設定できるので、ゲームをしながら収益を得られる可能性もありそうですね。

しかし、OpenSeaのアプリケーションを動かすには、マイナーというトランザクションの承認作業をする人たちの協力が必要です。
そのため、売買のたびにマイナーに対してGas(ETH)という手数料を支払う必要があります。

Gasについて詳しく知りたい方は、下記関連記事に詳しく説明されていますのでご覧ください。

次に、OpenSeaでキャラクターやアイテムなどを取り扱うDappsをご紹介します。

OpenSeaで取り扱っているDappsは、2018年5月10日現在で22種類あります。

今後も、対応するDappsが増えていくことが予想されます。

OpenSeaはイーサリアム(ETH)で売買されるため、イーサリアムを購入し、ウォレットに入金しておく必要があります。

OpenSeaでは、以下のウォレットに対応しています。

【デスクトップウォレット】

  1. MetaMask(メタマスク)
    →ブラウザの拡張機能として動作し、イーサリアムのDappsへのアクセスを容易にする。
  2. MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
    →取引毎にアドレスを確認し、MyEtherWalletにアドレスや取引額を手動で入力して、取引申請を行う必要がある。

【モバイルウォレット】

  1. Toshi(トシ)iOS/Google play
    →メッセージ機能がついており、特定の相手とメッセージのやりとりや、メッセージ上で通貨の送受金を行うことができる。
  2. Cipher(サイファー)iOS/Google play
    →用途別に複数のアカウントを持つことができ、Metamaskとも同期が可能。
  3. Trust(トラスト)iOS/Google play
    →3つのモバイルウォレットの中で唯一日本語に対応している。Metamaskとも同期が可能。

イーサリアムを購入しておきたいという方は、以下の記事を参考にしてください。

OpenSeaを利用する際の、以下の使い方についてご説明していきます。

  1. 購入方法
  2. 売却方法
  3. プレゼントする方法

OpenSeaはまだ日本語には対応しておらず、すべて英語表記になりますが、操作方法はとても簡単です。
Metamaskを使って、イーサエモンを取り引きしながら、使い方の手順をご紹介します。

●すでにMetamaskを使ってゲームプレイをしている場合、OpenSeaの新規登録などは必要なく、Metamaskのユーザーアカウント情報が自動的にOpenSeaに反映されています。

まず、購入のルールや表示されている画面について、説明していきます。

購入したいキャラクターやアイテムを選択すると、以下のように「現在の販売価格」と「販売終了日」が表示されます。

売却するユーザーは販売期間を設け、スタート価格と最終価格を設定しています。
スタート価格より最終価格の設定が大きければ、販売終了日が近づくにつれて値段が上がり、逆に安く設定して徐々に値段を下げることもできます。

それでは、実際にOpenSeaでキャラクターやアイテムの購入の手順をご説明していきます。

OpensSeaにアクセスします。

②トップページの上部にある「Dapps」から、利用するゲームのタイトルを選びます。

③選択したゲームのキャラクターやアイテムが一覧に表示されるので、購入を希望するアイテムを探してクリックします。

④問題なければ、[BUY]のボタンを押します。

⑤再度、確認ページが表示されるので、問題がなければ[Buy Item]を押します。

⑥そうすると、Metamaskが立ち上がり以下の画面が表示されるので、手数料(Gas)を設定します。

手数料(Gas)の設定について
手数料(Gas)は自分で設定する必要があり、基本的には「Gas Price(GWEI)」の数字を調整します。
手数料(Gas)が多く設定されている取引から処理されていく傾向があり、そのときのイーサリアムの取引量によって、手数料(Gas)の目安額が変わります。
こちらの【ETH Gas Station】で、現在のGas設定額の目安を確認することができるので、参考にしてみてください。

ETHとGasの合計が「MAX Total」に記載されているので、問題なければ「SUBMIT」をクリックすると取引申請が完了します。

これで、ユーザー同士の売買取引は完了です。

取り引きが承認がされると、ゲーム内に購入したキャラクターが追加されていると思いますので、チェックしてみましょう。

次に、アイテムやキャラクターを売却する方法を確認していきましょう。

①OpenSeaの右上に表示されている「Account」をクリックします。

②アカウントページに飛ぶと、すでにゲームで利用しているキャラクターが表示されますので、売却するキャラクターをクリックします。
(今回は画像の一番右のサウントラーを売りに出してみます)

③キャラクターをクリックすると、以下のような画面が表示されますので、問題なければ「SELL」ボタンをクリックします。

④次に、キャラクターを販売する際のオークション詳細設定のページが表示されます。

設定項目は下記3点です。

START PRICE=スタート価格
END PRICE=最終価格
DURATION=設定価格の販売期間

ここでは先述した通り、キャラクター販売側設定によって、オークション期間中に販売価格が値上がり方式(スタート価格<最終価格)にするのか、または終了に向けて値下がりする方式(最終価格<スタート価格)にするのかを、設定することができます。

また、スタート価格、最終価格を同じ値段にすることも可能です。

⑥設定後、「Sell item」をクリックするとMetamaskが立ち上がりますので、購入方法のときと同様に、手数料(Gas)を設定し、「SUBMIT」をクリックします。

取引が承認されれば、オークションへの出品は完了です。 購入者が現れるまで待ちましょう。

続いて、ユーザーにアイテムをプレゼントするときの手順をご説明します。

前提として、アイテムを送るユーザーのアドレスを把握しておく必要がありますので、事前に確認しておきましょう。

①「Account」から送りたいキャラクターを選択すると、以下のような画面が表示されるので、「GIFT」をクリックします。

②送りたい相手のアドレスを入力し、「Transfer」をクリックします。

③Metamaskが立ち上がりますので、購入方法のときと同様に手数料(Gas)を設定し、「SUBMIT」をクリックします。

取引が承認されたら、アイテムが相手に送られていることを確認しましょう。

※プレゼントする場合でも、別途手数料(Gas)は必要になります。

Dappsのゲームのキャラクターやアイテムの売買などができる、OpenSeaをご紹介しました。

ゲームでレベルをあげたキャラクターや、価値のあるアイテムなどを売却して、収益を得られる可能があります。
また、欲しいキャラクターやアイテムを、OpenSeaで見つけることもできるかもしれません。

売買の手順も簡単ですので、初心者の方でも参加しやすいのではないでしょうか。
OpenSeaを利用することでゲームの楽しみ方が、さらに広がりそうですね。