目次

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  1. TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン数や特徴を解説
  2. TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークンは13種類
  3. 【Bitcoin(BTC)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン①
  4. 【BitcoinCash(BCH)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン②
  5. 【BitcoinGold(BTG)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン③
  6. 【Ethereum(ETH)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン④
  7. 【EthereumClassic(ETC)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑤
  8. 【ERC20トークン】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑥
  9. 【Litecoin(LTC)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑦
  10. 【Nem(XEM)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑧
  11. 【Dash(DASH)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑨
  12. 【Zcash(ZEC)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑩
  13. 【Dogecoin(DOGE)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑪
  14. 【Namecoin(NMC)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑫
  15. 【Expanse(EXP)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑬
  16. 【Ubiq(UBQ)】TREZOR(トレザー)の対応コイン・トークン⑭
  17. 【対応通貨数を比較】 TREZOR(トレザー)と他のハードウェアウォレット
  18. 【まとめ】TREZOR(トレザー)の対応コインとトークン
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Coincheckから約580億円相当のネム(XEM)が不正アクセスによって紛失した事件をきっかけに、仮想通貨を取引所ではなく自分のウォレットで安全に管理しようという方が増加しています。

中でもこの記事にたどり着いた方は、

「TREZORの対応コイン・トークンを知りたい」
「TREZORの対応コイン・トークンの特徴が知りたい」
「TREZORの対応コイン・トークン数は他のウォレットと比べて多いの?」

など、様々な疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではTREZORの対応通貨に関して、対応通貨数と対応通貨それぞれの特徴、Ledger Nano SやKeepKeyとの、対応通貨数の比較をご紹介します。

2018年5/5時点で、TREZORが対応しているコイン・トークンは以下の14種類です。

Bitcoin
(BTC)
Bitcoin Cash
(BCH)
Bitcoin Gold
(BTG)
Ethereum
(ETH)
Ethereum Classic
(ETC)
ERC20トークン
Litecoin
(LTC)
NEM
(XEM)
Dash
(DASH)
Zcash
(ZEC)
Dogecoin
(DOGE)
Namecoin
(NMC)
Expanse
(EXP)
UBIQ
(UBQ)
 

では、TREZORで対応していコイン・トークンの特徴をそれぞれご紹介します。

Bitcoinは、信頼できる発行元(政府や銀行など)が存在しなくても成立する、デジタル通貨として開発され、決済や送金などに使用されています。

ブロックチェーン技術が発明されるきっかけとなった通貨であり、決済や送金といった経済活動を円滑に進めるために作られた仮想通貨です。

現在では、DMM.comやビックカメラ、H.I.S.などで決済手段として導入されています。

基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 BTC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 2100万枚
取引の承認時間 約10分

Bitcoin Cashとは、Bitcoinから分裂(派生)した仮想通貨で、基本的な仕組みは似通ってる部分が多いですが、Bitcoinのスケーラビリティ問題を受けて、より利便性の高い通貨を目指して立ち上がった仮想通貨です

BitcoinCashの特徴

  1. ブロックサイズが8MB
    Bitcoinは1MBです。
  2. 新しい署名形式
    SIGHASH_FORKIDフラグという新しい署名形式を採用しています。
  3. DAA
    マイニング難易度の急激な変化を防止するために導入された、難易度調整アルゴリズムです。

Bitcoin Cashの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 BCH,BCC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 2100万枚
取引の承認時間 約10分

BitcoinGoldとは、2017/10/24に誕生した仮想通貨で、マイニングの分散化を目的に、Bitcoinから分裂しました。

Bitcoinでは、マイニング専用のASICやGPUというマシンを活用した企業など、資金力が豊富なコミュニティがマイニングを集中的に行っており、一般のネットワーク参加者がマイニングを行うことが極めて困難という懸念点がありました。

この課題を解決するために、BitcoinGoldは開発されたのです。

BitcoinGoldの特徴

  1. マイニングアルゴリズムの変更
    BitocoinGoldでは、BitocoinのSHA256ではなく、Equihashというマイニングアルゴリズムを使用しています。
  2. 難易度調整間隔がブロック毎
    Bitcoinでは、2週間に一度、難易度が調整されます。
独自通貨 BTG
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 2100万枚
取引の承認時間 約10分

Ethereumは、Dapps形成のためのプラットフォーム(土台)として開発され、スマートコントラクトを実装しているという特徴があります。

※Dappsとは、中央管理者がいなくても自律して稼働する、ブロックチェーン技術を利用したアプリケーションのこと

Ethereumの特徴

  1. スマートコントラクト
    →取引や契約が人の手を介さずに自動的に実行される仕組みのことで、自動販売機がスマートコントラクトに該当します。自動販売機では、『十分なお金をいれボタンを押せば、飲み物が手に入る』という契約が、人を仲介せずに実行されているのです。
  2. 独自のプログラミング言語Solidity(ソリディティ)を使用

Ethereumの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 ETH
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 設定なし
取引の承認時間 約15秒

Ethereum Classicとは、DAO事件(※1)をきっかけにオリジナルのEthereumが、現在のEthereumとEthereum Classicに分裂したことによって、誕生した仮想通貨です。 

最近では、IoT(Internet of things)での活用が検討されていることからも話題となっていますね。

Ethereum Classicの特徴

  1. 発行上限が設定されている
    →イーサリアムは設定されていない
  2. 減少期が設定
    →減少期とは、新規発行量が定期的に減少すること

Ethereum Classicの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 ETC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 2億1000万枚~2億3000万枚
取引の承認時間 約15秒

(※1)(The)Dao事件とは、ドイツのSlock itが始めた『The Dao』というサービスの脆弱性をつかれ、50億円以上ものEthereumがハッカーによって盗まれた事件のことです。

詳しく知りたいという方は、以下の記事をご確認ください。

ERC20トークンとは、簡単にいうとイーサリアムのプラットフォーム上で発行されたトークンのことで、AugurやOmiseGo、Tron、Golemなどが該当します。

どの仮想通貨が、ERC20トークンに該当しているか知りたい方は、ERC20 Tokens list - Eidooをご覧ください。

ここで、ERC20トークンに関して、詳しくはご紹介しませんが、ERC20(Ethereum Request for Comments:Token Standard #20)自体は、イーサリアム上でトークンを発行するための規格で、トークンのことではありません。

ちなみに、Digital Bitboxでは、MyEtherWalletと連動させることで、ERC20を管理できるようになります。

ERC20を管理したいという方は、MyEtherWalletを作成しておきましょう。

Litecoinとは、Bitcoinの『決済や送金にかかる時間』を短縮するために開発された仮想通貨です。

Litecoinは決済や送金に必要な時間が2.5分(ビットコインの1/4)で完了するので、BitcoinよりもLitecoinの方が普段使いには適しているという意見があります。

Litecoinの特徴

  1. ブロック(取引データ)の承認時間が2.5分
     →ビットコインの1/4
  2. Scryptという暗号化技術を活用している
     →ビットコインはSHA256
  3. 発行枚数がビットコインの4倍である8,400万枚
     →ビットコインは2,100万枚

Litecoinの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 LTC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 8400万枚
取引の承認時間 2.5分

Nemは、ブロックチェーンサービスを構築するためのプラットフォームで、新しい経済圏(New Economy Movement)の創造を目的としています。

Nemの特徴

  1. ブロックの生成時間が約1分
    →Bitcoinのブロック生成時間10分と比較すると、トランザクションの承認時間はかなり早い
  2. Proof of Importance(プルーフオブインポータンス)
    →コインの保有量や使用頻度によってハーベスティング(Bitcoinでいうマイニング)がしやすくなります。

Nemの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 XEM
コンセンサスアルゴリズム Proof of Importance
発行上限 約90億枚(※)
取引の承認時間 1分
(※)正確には、89億9999万9999枚です。

Dashは、Bitcoinにはない匿名性(プライバシー保護)や、迅速な取引を可能にするために開発された仮想通貨で、チャリティーや即時支払いに使用されています。

ここでいう匿名性とは『誰(どのアドレス)から、誰(どのアドレス)送金されたか』がわからないという意味です。

Dashの特徴

  1. プライベートセンド
    匿名性を担保するために活用されている技術
  2. インスタンドセンド
    迅速な取引を実現させるための技術
  3. マスターノード
    取引の承認を行う特殊なノードです。

Dashの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 DASH
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 約2200万枚
取引の承認時間 約4秒

Zcashは、先ほど紹介したDashと同様に、Bitcoinにはない匿名性を実現するために開発された仮想通貨で、その匿名性の高さからダークネットマーケット(闇市場)などで使用されています。

※Zcashでは、Dashとは異なり『誰(どのアドレス)から、誰(どのアドレス)送金されたか』という情報に加え、送金額などの情報が第三者にわからないようになっています。

Zcashの特徴

  1. シールドトランザクション
    匿名性を担保するための技術
  2. zk-SNARKs
    秘匿されているトランザクションの整合性(送金額などが正しいかなど)を保つために活用されている技術。
    この技術が、Zcashの匿名性の担保に重要な役割を担っています。
  3. ファウンダー報酬
    Zcashで採用されている特殊な報酬制度のことで、マイニング報酬が投資家や、Zcash財団に分配されます。

Zcashの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 ZEC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 約2100万枚
取引の承認時間 約2.5分

Dogecoinとは、かぼすちゃんという柴犬をモチーフに作成された仮想通貨で、特定のコミュニティでの支払いや、寄付に活用されています

Dogecoinの特徴

  1. ブロック(取引データ)の承認時間が1分
  2. 半減期が設定
  3. マイニングの難易度調整がブロック毎

Dogecoinの基本情報は以下の表をご覧ください。

Dogecoinとは、かぼすちゃんという柴犬をモチーフに作成された仮想通貨で、特定のコミュニティでの支払いや、寄付に活用されています

Dogecoinの特徴

  1. ブロックの承認時間が1分
  2. 発行上限がない
  3. 難易度調整間隔がブロック毎

Dogecoinの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 DOGE
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 なし
取引の承認時間 約1分

Namecoinは、Bitcoinを元に開発された仮想通貨で、DNS(Domain Name System)機能をビットコインに付加しました。

Domain Name System、略してDNS。 ウェブサイト訪問者がアクセス先を理解して特定するための仕組みであり、ドメイン名(example.jp)からIPアドレスを取得する。

DNSについての基本概要知識 - Qiita

IPアドレスとは、ネットワーク上のスマートフォンやPCなどの端末を識別するための数値のこと。
ドメイン(名)とは、例えば、moblock.jpなどのことを指します。

Namecoinの特徴

  1. マージマイニングが可能
    →Bitcoinのマイニングパワーを活用すること
  2. Bitcoinと基本構造が同じ
    →発行枚数や暗号化アルゴリズムなど

Namecoinの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 NMC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 2100万枚
取引の承認時間 10分

Expanseはイーサリアムのブロックチェーンを元に開発された、Dapps構築のためのプラットフォームです。

Expanseの特徴

  1. Proof of Stakeの採用
  2. ICOをしていない
    ICOとは、仮想通貨を活用した資金調達のこと

Expanseの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 EXP
コンセンサスアルゴリズム Proof of Stake
発行上限
取引の承認時間 60秒

UbiqはExpanseと同様に、イーサリアムのブロックチェーンを元に開発された、Dapps構築のためのプラットフォームです。

Ubiqの特徴

  1. ICOをしていない
    ICOとは、仮想通貨を活用した資金調達のこと
  2. コミュニティが活発
    Ubiqは、チャットチームの登録者数が5000人以上いることから、コミュニティが活発と言われています。
    ※この数はBitcoinやEthereumと比較して、多くはないのではないかと思われます。また、Github(開発状況やコードをシェアできるサービス)の更新頻度などの活動状況に基づき仮想通貨をランキング付けするCryptoMisoでは、708通貨中、463位(2018/5/5時点)に位置しています。一概にコミュニティが活発とは言えないかもしれないので、ご注意ください。

Ubiqの基本情報は以下の表をご覧ください。

独自通貨 UBQ
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work
発行上限 50億UBQ
取引の承認時間 88秒
国内・海外の有名取引所 取り扱い通貨数
TREZOR
(トレザー)
14種類+α
CoolWallet S 6種類+α
KeeKey 7種類
DigitalBitbox 5種類+α
Ledger Nano S 24種類+α

+αとは、ERC20トークンが管理できることを意味しています。

対応通貨数で見ると、TREZORは対応しているコインやトークンが多いことがわかりますね。

以上、TREZORの対応通貨数と、対応通貨のそれぞれの特徴について見てきました。

仮想通貨のハードウェアウォレットには複数の種類があるのですが、TREZORの対応通貨は、他のハードウェアウォレットと比較して、多かったですね。

今回は、TREZORの対応通貨を比較しましたが、他にもセキュリティや使いやすさ、画面の見やすさが関係するかと思います。

他のハードウェアウォレットについても、検討した上で、自分にあったハードウェアウォレットを使用するのがおすすめです。