目次

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  1. リップル(Ripple/XRP)を決済手段として導入している店舗と導入する理由
  2. リップル(Ripple/XRP)を決済手段として導入するメリット
  3. リップル(Ripple/XRP)を決済手段として導入するデメリット
  4. リップル(Ripple/XRP)を決済手段としてが導入する店舗
  5. リップル(Ripple/XRP)を決済団として使用する方法
  6. リップル(Ripple/XRP)の決済導入に関する最近のニュース
  7. <まとめ>リップル(Ripple/XRP)を決済手段として導入する店舗やメリット・デメリット
Large ripple

最近、仮想通貨で決済ができるお店が増えていますが、リップル(Ripple/XRP)でも決済が可能な店舗があることをご存知でしょうか?

この記事にたどり着いた方は、

「リップルで決済を導入している店舗を知りたい」
「ビットコインと比較してリップルは決済手段として優れているの?」

などの疑問をお持ちの方もいるかもしれませんね。

そこで、「リップルを決済手段として導入している店舗」や「リップルを決済手段として活用するメリット・デメリット」「リップルで決済をする方法」について、ご紹介します。

リップル(Ripple)は、ビットコイン(bitcoin)、イーサリアム(ethereum)に次ぐ第3位の取引高を誇る仮想通貨ですが、2018年5月24日時点で、確認できるだけでも10箇所の店舗(国内)でリップルを決済手段として活用しています。

これらの店舗が、リップルを決済手段として活用するのは、以下のメリットがあるためと考えられます。

【メリット】

  1. 決済手数料が安い
  2. 外国人旅行客の利用増加が見込める
  3. ビットコインと比較して決済スピードが早い

ただ、リップルを決済手段として活用するのには、以下のデメリットもあると考えられます。

【デメリット】

  1. 変動リスクがある
  2. 決済を導入している店舗が少ない

では、次の段落で、これらのメリット・デメリットを詳しく確認していきましょう。

まずはリップルを決済手段として導入するメリットから解説していきます。

リップルなどの仮想通貨とクレジットカードの決済では、仮想通貨の決済手数料の方が安いといわれており、リップルを決済手段として導入すれば、店舗側が支払う決済手数料を押さえられると考えられます。

クレジットカード払いに対応している店舗の場合、その決済手数料は店舗側が負担していることがほとんどです。

クレジットカードを使用した支払い・購入が多い店舗であれば、リップルを決済手段として活用することで、コスト削減が図れるでしょう。

※支払い金額などによっては、リップルの手数料がクレジットカードの手数料を上回る可能性があります。

2018年5月24日時点で、ビットコインとリップルの、1回の取引(トランザクション)にかかる手数料は以下のとおりです。(1ドル=109円で算出)

・ビットコイン:1.08USD(117円)
・リップル:0.069USD(7.5円)

リップルの手数料の方が、かなり安いことがわかります。
このことから、送金や支払いに使用する際の手数料は、ビットコインよりもリップルの方がお得であることがわかりますね。

(参考元:Bitcoin Avg. Transaction Fee chart
(参考元:Ripple Avg. Transaction Fee chart

リップルを決済手段として導入することで、店舗側は、外国人旅行客を呼び込む機会が得られる可能性があります。

海外に旅行する際、旅行先の国の通貨を用意するために両替を行いますが、両替の手間や両替手数料などのコストが発生します。

しかし、リップルなどの仮想通貨は、決済手段として使用している店舗ならどこでも使用することができるため、両替の手間や手数料がなくなるのです。

外国人旅行客でリップルを決済手段として活用している方は、両替のコストや手間がかからなくないので、リップルで決済ができる店舗に行くインセンティブが働くかもしれません。

ビットコイン(BTC)は仕組み上、決済完了までに約10分の時間がかかりますが、リップルは約4秒で決済が完了しているといわれています。

つまり、ビットコインと比較すると、リップルの方が決済処理のスピードが早いのです。

また、ビットコインでは現在、トランザクション詰まりやトランザクションの高騰などのスケーラビリティ問題が発生しています。

トランザクション詰まりによって、ビットコインでは従来の取引の承認までの時間が10分以上必要になってしまってる場合が多いです。

このため、リップルの方がビットコインよりも、決済手段としては優れているといわれることがあります。


メリットを確認したところで、次はデメリットを詳しく見ていきましょう。

リップル決済を導入した場合、以下のデメリットが発生することが考えられます。

リップルの価格は常に変動しているため、変動リスクが生じます。

たとえば、「1XRP=100円」のときに、リップルを仮想通貨交換所から購入し、次の日に「1XRP=80円」となった場合、ユーザーと店舗側の双方にデメリットを与えます。

ユーザー側では、昨日まで1XRPで100円分の商品が買えたのに、今は80円分までの商品しか買えないといった事態が発生します。

一方、店舗側では、売り上げが減るといった事態が発生する可能性があり、店舗側の資産(売上)が、不安定となってしまうリスクがあるのです。

リップルを決済手段として活用している店舗数は、現金やクレジットカードを使用できる店舗数に比べると、かなり少なくなります。

そのため、決済に使用するために、現金をリップルに変えたのに、使う機会がないという事態が起こる可能性が考えられます。


リップル決済のメリットとデメリットを確認しました。
次に、実際にリップル決済が導入されている店舗をご紹介していきます。

確認できるだけでも、国内でリップルを決済手段として導入している店舗は、以下の10箇所です。

※表は随時更新していきます。

店舗名 業態 所在地
うなぎ料理専門店 川昌 飲食店 埼玉県
懐石割烹 輝きらり 飲食店 東京都
Bit Cafe 飲食店 大阪府
ご馳走家 飲食店 北海道
オタクな酒屋 鈴木酒 酒屋 静岡県
equal HAKATA 衣料品 福岡県
Calenda 美容室 東京都
世田谷写真教室 写真教室 東京都
絞り染め鯉のぼり 鯉のぼり通販サイト 京都府
MODENA 福岡 衣料品店 福岡県

飲食店以外にも、美容室や衣料品店などでも対応しています。

京都にある「絞り染め鯉のぼり」は、着物の職人さんが室内用の鯉のぼりを手作りしており、通販で販売しているようです。

では次に、実際にリップルで決済する方法について確認していきましょう。

【リップルで決済する方法】

  1. ウォレットの作成
  2. ウォレットへリップルを送金す
  3. 店舗での支払い

店舗や通販サイトで決済する場合には、まずスマートフォンやタブレットに対応しているリップルの「ウォレット」が必要になります。

(ウォレットは仮想通貨取引所のウォレットでも決済が可能な店舗もありますが、取引所の都合で取引ができない時間などが発生するため、専用のウォレットを作成しておきましょう)

今回はリップル対応のウォレット、Toast Wallet(トーストウォレット)で決済する手順をご説明していきます。

Toast Wallet(トーストウォレット)について

・取扱通貨:リップル
・種類:デスクトップウォレット/モバイルウォレット
・対応OS:Android/iOS/Mac/Windows/Linux

Toast Walletは、ニュージーランドの「StarStone Limited社」が提供するモバイルウォレットで、対応通貨はリップルのみです。

日本語には対応しておらず、英語表記のみになります。

Toast Wallet公式サイトからウォレットをダウンロードします。(店舗決済で利用する場合は、スマートフォンやダブレットにダウンロードしておきましょう)

ダウンロードして起動させると、英語でLicense Agreement(ライセンス契約)が表示されるので、一番下にある「Create a New Wallet」(新しいウォレットを作成する)をクリックします。

②次にPINコードの設定画面になりますので、6文字のPINコードを設定します。

③PINコードを設定したら、パスフレーズを設定します。
アルファベット・記号・数字をいずれも1つ以上含めたパスフレーズを設定し、最後に「Set Passphrase」をクリックします。

④次に復元フレーズが6つ表示されますので、必ずメモをしてなくさないようにしておきます。
(パスフレーズを忘れてしまった場合に、この6つの復元フレーズが必要になります!)

メモをしたら「I sincerely promise I've written my recovery phrase down.」(復元フレーズをメモしました)と「I understand that the recovery phrase IS NOT A WALLET BACKUP.」(復元フレーズはウォレットのバックアップではないことを理解しています)にチェックを入れて、「Finish Setup」(設定を完了する)をクリックします。

⑤次にウォレットのアカウントを作成していきます。復元フレーズの確認が完了すると、以下の画面が表示されますので「+Add account」(アカウントを追加する)をクリックします。

「Generate New Address」(新しいアドレスを作成する)を選択します。

⑦そのアカウントのアドレスなどが表示されますので、アカウントニックネームと、先ほど設定したパスフレーズを入力し、「Import this Address」をクリックすれば、ウォレットの作成は完了です。

トップページに戻ると、設定したウォレットのアカウントが作成されていると思います。

ウォレットの作成が完了したら、店舗で決済するためにウォレットへリップルを送金しましょう。

トップページから、先ほど作成したウォレットをクリックすると、 アドレスとQRコードが表示されるので、取引所や別のウォレットからリップルを送金すれば、準備は完了です。

店舗での決済方法を確認していきましょう。

店舗で買い物をしたあと、店舗側からリップル決済用の「QRコード」を表示してもらえるはずなので、Toast Walletを起動してください。

下の「$」マークをクリックすると、以下の送金(Send)画面が表示されます。

  1. 「To Address」の横にある「QR」をクリックするとカメラが起動するので、提示されたQRコードを読み取る
  2. 「Destination Tag」(宛先タグ)は、リップルを送金するときに必要になる場合があり、受け取り側にDestination Tagの記載があった場合のみ入力しましょう。
  3. 「Amount」(数量)に送金する金額(XRP)を入力して「Pay」(支払う)をクリック

最後に確認画面が出てくるので、間違いがなければパスフレーズを入力して「Confirm payment」(支払いを確認する)をクリックすれば支払いは完了です。

決済方法をご説明したところで、最後にリップル(Ripple/XRP)の決済に関するニュースをご紹介します。

SBIホールディングスや大手銀行が加盟する団体(内外為替一元化コンソーシアム)が、リップルの技術を利用した決済・送金のためのスマートフォンアプリ「Money Tap(マネータップ)」を夏以降にリリース予定であることを発表しました。

Money Tapは、銀行口座番号による送金の他に、携帯電話番号やQRコードを用いた送金機能もあり、指紋による生体認証も備えています。

個人間の送金を安全、リアルタイムかつ快適に行える環境を提供する予定であることが公表されています。

(画像元:SBIホールディングス

リップル(Ripple/XRP)を決済手段として導入するメリットやデメリット、導入している店舗や決済方法について紹介してきました。

リップルはクレジットカードやビットコインよりも手数料が安く済み、外国人観光客の利用増加も見込めるなどのメリットが多く、今後、リップルを決済手段として導入していく店舗は増えていくのではないでしょうか。

また、ビットコインと比較するとリップルは決済処理が早く、手数料が安いとも言われており、SBIホールディングスなどはリップルの技術を利用した、送金アプリ(Money Tap)の開発も進めていることがわかりました。

ただ現在、リップルを使用することが、現金やクレジットカードより、使い勝手が優れているとは一概に言えません。

実際に、リップルで決済を行い、現金やクレジットカードのどちらが利便性に優れているのか試してみても良いかもしれません。