目次

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  1. 【結論】ビットコイン(BTC)の送金時間は7分36秒?
  2. 【比較】ビットコイン(BTC)/ビットコインキャッシュ(BCH)/イーサリアム(ETH)の送金時間
  3. 【注意事項】ビットコイン(BTC)の送金時間は変動する
  4. 【参考】各通貨の送金時間を実際に測ってみた
  5. 【まとめ】ビットコイン(BTC)の実際にかかる送金時間は?
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ビットコイン(BTC)とは、インターネット上でのみ使うことができる通貨で、現物がない通貨ゆえに「仮想通貨」や「暗号通貨」と呼ばれています。

最近では、実店舗での支払いや送金に使用されるなど、実際に利用される機会が増えてきています。

この記事にたどり着いた方は、

「ビットコインの送金時間はどれくらいなの?」
「ビットコインは他の通貨を比べて、送金は速いの?」

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)の送金を実際に行い、それぞれ送金にどのくらいの時間を要するのかを比較し、その内容を解説します。

ビットコインの送金時間は、約10分かかるよう設定されていますが、2018年5月25日にMoblockで、Gincoという複数通貨対応のウォレット間で送金をした結果、約7分36秒の時間がかかりました。

今回のビットコインの送金結果は一般的に言われている、10分の承認時間のよりも早かったのですが、送金時間は変動する(詳細は後述)ので、毎回送金が約10分、10分以下で完了するというわけではありません。

以下は、2017年12月のツイートですが、ビットコインのネットワークが混雑し、ビットコインの送金に遅延が生じる可能性があったことが伺えます。

送金手数料が高いほど、ビットコインの送金は完了しやすくなるため、Coincheckは手数料の変更という施策をとったと考えられます。

まとめると、ビットコインの送金時間は、実際に送金してみると約7分36秒の時間がかかり、ビットコインのネットワークの混雑時にはそれ以上の時間がかかる可能性があるということです。

ここまで、ビットコインの送金時間に関する重要事項を簡単に解説しました。

次の段落以降では、「ビットコインと他の仮想通貨の送金時間の比較」と「ビットコインで送金の遅延が発生する理由」を紹介します。

ビットコイン/イーサリアム/ビットコインキャッシュ、それぞれ送金を行い送金時間と手数料を比較したところ、以下の結果が出ました。

  ビットコイン
(BCH)
ビットコインキャッシュ
(BTC)
イーサリアム
(ETH)
送金時間 約7分37秒 約2分12秒 37秒
送金手数料 約22円
(0.000026BTC)
約1.53円
(0.000014BCH)
約0.000047円
(0.000000007ETH)

※各送金手数料は、共にCoinMarketCapの2018年5月28日の送金時点の価格を参考に日本円換算にしたものです。

今回の結果によると、ビットコインは、イーサリアムやビットコインキャッシュに比べて送金が遅く、手数料が高いということが言えそうです。

ビットコインは、送金の完了に約10分の時間がかかることがアルゴリズムによって決まっているため、今回の送金は少し早く完了したといえます。

ただ、ビットコインのネットワークが混雑していると、今回の結果以上に送金に時間がかかるのでご注意ください。

では、次に「ビットコインの送金時間が変動する理由」をご紹介します。

ビットコインの送金時間は、毎回きっちり10分ではなく、今回の場合のように7分前後で終わる場合や、10分以上かかることがあります。

ビットコインの送金時間が変動する原因はとして、以下のような点が挙げられます。

  1. ブロックの生成作業にばらつきがある
  2. スケーラビリティ問題の発生

それぞれ、ご紹介していきます。

ビットコインの送金や決済などの取引データをまとめブロックを、ブロックチェーンに追加するまでの一連の作業をマイニングといい、マイニングを行うネットワーク参加者のことをマイナーといいます。

マイナーは、ブロックをブロックチェーンに追加するために、解くのに約10分間の時間がかかる、難解な計算作業をする必要があるのですが、この計算作業は確率論的計算作業で、10分以内で答えが見つかる場合もあれば、10分以上計算しても答えが見つからない場合があるのです。

ビットコインでは、問題の回答が見つからなければブロックをブロックチェーンに追加することはできません。

つまり、今回Moblockで行なった送金では、マイナーが早く答えを導き出したため送金が10分以内に完了したと考えられます。

ビットコインが、2017年12月〜2018年1月にかけて、送金が遅延するといった事態が頻発していました。

この送金の遅延が起きた原因は、スケーラビリティ問題(取引データ数増加による取引承認の遅延や取引手数料の高騰などの問題)が発生していたためです。

以下の、画像はビットコインのトランザクション数の推移を表しているチャートになります。

画像引用元Bitinfocharts

この画像を見ても分かる通り、ビットコインのトランザクション数は常に変化していて、2017年年末から2018年1月にかけて最もトランザクション数が多いことがわかります。

先ほど、ビットコインの送金の遅延に関するツイートを取り上げましたが、そのツイートも2017年12月に発信されたものなので、ネットワークの混雑によって送金の遅延が発生したのではないかと考えられます。

これまでの内容を踏まえると、ビットコインで送金の遅延が発生してしまうまでの一連の流れは以下の通りです。

  1. トランザクション量が増加
  2. 次第に、トランザクションの承認作業が間に合わなくなる
  3. 承認しきれないトランザクションが溢れ始める
  4. いつまでたっても決済や送金が完了しないという問題が発生

次の段落からは、実際にMoblockが行った、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュの送金の手順をご紹介します。

各通貨を実際に送金して確認した手順を、最後にご紹介していきます。

  1. ビットコイン(BTC)の送金手順
  2. イーサリアム(ETH)の送金手順
  3. ビットコインキャッシュ(BCH)の送金手順

今回はGincoウォレットを利用して、ビットコインでどのくらいの送金時間がかかるかを確認してみました。

①アカウントの異なる「GincoウォレットA」から「GincoウォレットB」へ、ビットコインを送金します。

以下画像はウォレットAの取引状況を示す画面です。
送金手続きが完了したことを表しており、送金した時間が16時13分04秒であることがわかります。

②次に、ウォレットBの取引状況を確認します。 以下の画像はウォレットBでの取引状況を示しており、ウォレットAから送金されたビットコインは、まだ【手続き中】で、送金が完了していないことがわかります。

③そして以下の画像では、ビットコインの送金が16時20分40秒に完了したことを表しています。

④この2枚の画像から、ビットコインの送金手続きが行われた時間が16時13分04秒で、送金が完了したのが16時20分40秒でしたので、ビットコインの送金が7分36秒で完了したことがわかりますね。

また、Blockchain.infoという、ビットコインのトランザクションの状況を確認できるサイトを利用して、取引状況を確認してみました。

⑤Blockchain.infoで確認したところ、受け取り時間が7時13分03秒で、送金完了時間が7時20分40秒と表示されていることから、ビットコインの送金が7分37秒で完了したことがわかります。

Gincoで表示されているの時間と1秒だけ差がありますので、ビットコインの送金には、7分36秒~37秒の時間がかかったということになります。

次に、イーサリアムの送金時間を測るために実際に行った、メタマスクからGincoウォレットへの送金の手順をご紹介します。

①メタマスクから、イーサリアムをGincoのウォレットへ送金します。

以下の画像はメタマスクからGincoのウォレットへ送金手続きが完了したことを表しているもので、送金の手続きが完了したのは14:41ということがわかりますね。

②Gincoで、イーサリアムのトランザクションを確認してみます。

この画像から、メタマスクから送金されたイーサリアムは、まだ【手続き中】で、送金が完了していないことがわかります。

そして、以下の画像がイーサリアムの送金が完了したことを表す画像になります。

この2枚の画像から、イーサリアムの送金が37秒で完了したことがわかりますね。

また、Etherscanという、イーサリアムのトランザクションの状況を確認できるサイトを利用して、取引状況を確認してみました。

EtherScanで確認したところ、送金が完了した時間は、2018年5月25日の05:42:35(+UTC)と表示されています。
UTCとは、協定世界時のことで、簡単にいうと世界の標準時のことです。

UTCが日本時間とは、マイナス9時間の時差があることを考えると、UTCでの05:42:35を日本時間に直すと14時42分35秒ということになるので、Gincoで表示されている送金完了時間と一致します。

次に、ビットコインキャッシュはGincoウォレットを利用して、送金時間を確認してみます。

①アカウントの異なる「GincoウォレットA」から「GincoウォレットB」へ、ビットコインキャッシュを送金します。

以下の画像は送金元のウォレットAの取引状況を示しており、ウォレットBへ送金手続きが完了し、送金の手続きが完了したのは14時20分30秒であることがわかります。

(送金が完了したと表記されていますが、実際には送金が完了したわけではなく、送金を受けつけた日時が表記されています)

②送金手続きが完了したところで、次にトランザクションの承認状況を確認してみましょう。
Bitcoin.comを利用して、トランザクションの状況を確認してみます。

送金のトランザクションを検索したところ【承認】と表示された時刻は14時22分18秒(日本時刻)でした。

送金手続きが完了したのは14時20分30秒でしたので、2分12秒でビットコインキャッシュの送金が完了したということになります。

ここまでの内容をまとめると以下の通りです。

  • ビットコインの送金時間は、通常約10分
  • 今回の送金では、ビットコインの送金に約7分36秒かかった
  • ビットコインの送金の遅延はスケーラビリティ問題が原因と考えられる
  • ビットコインはイーサリアムとビットコインキャッシュよりも送金時間が遅かった

ビットコインは、「送金時間が遅い」、「場合によっては、送金の完了が遅い」と言われていますが、Moblockが行った送金の結果のみを参考にすると、ビットコインの取引承認の設定時間とされている10分未満に完了したため、現在はそこまで送金に時間はかかっていないようです。

2017年の12月から2018年の1月下旬と比較すると現在は、ビットコインのトランザクション数が減っているため、比較的早く送金が完了すると考えられます。

ですが今後、トランザクション数が増加することで送金の遅延が生じる可能性は十分あるので、ご注意ください。