目次

    全ての目次を見る
  1. リップルとGoogle(グーグル)の関係は?
  2. Google(グーグル)がリップルへ出資している
  3. リップルの技術を用いたPayment request APIの開発にGoogle(グーグル)も参加
  4. 【まとめ】リップルとGoogle(グーグル)の関係性
Large ripple

リップルとGoogleの出資情報や提携など、さまざまな情報がインターネットやSNSで流れています。

この記事を見ている方の中には、リップルとGoogleの関係性を知りたいとお思いの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、リップルとGoogleの関係がわかる情報として、リップルから発表されている情報などを提示しながら、わかりやすく解説していきます。

それでは、リップルとGoogleの関係性について見ていきましょう。

(この記事では、リップルの社名である「Ripple Inc.」のことを「リップル」と呼びます)

リップルとGoogleの関係ついて、現段階では次の2つの情報があります。

  • Googleがリップルへ出資している
  • リップルの技術を用いたPayment request API(※1)の開発にGoogleが参加

どちらも、世界大手のテクノロジー企業であるGoogleとの関連情報であることから、リップルへの投資を考えている人にとっては興味のある内容なのではないでしょうか。

以降の段落では、それぞれの情報を詳しくご紹介します。

(※1):Payment request API(ペイメント要求API、以降ペイメントAPI)とは、ブラウザからかんたんに支払いを行えるようにする技術です。

これまでは、オンラインから仮想通貨で支払いをしようとすると、仮想通貨の専用ウォレットなどを使う必要がありましたが、ペイメントAPIを使うと、オンラインでの仮想通貨を使った支払い(さまざまな商品やサービス購入)をブラウザから直接行えるようになり、ウォレットやアプリを使う手間が省けます。

リップルは、ブロックチェーン事業のスタートアップを行う際に、Googleから出資を受けています。

出資の詳しい金額や出資した理由などの情報は公にされていませんが、リップルの公式情報からGoogleから出資を受けた事実が読み取れます。

Existing Ripple investors include GV (Google Ventures), Andreessen Horowitz, IDG Capital Partners, and Jerry Yang’s AME Cloud Ventures. Ripple has received a total of over $93 million in funding.

Ripple Raises $55 Million in Series B Funding | Ripple

(意訳)
GV(Google Ventures)、Andreessen Horowitz, IDG Capital Partners, そして Jerry Yang’s AME Cloud Venturesなどの機関が、リップルへ投資しています。リップルは総額で9300万ドル93億円相当)の出資を受けています。

Googleを運営しているAlphabet Inc.ではなく、その子会社であるGoogle Venturesというベンチャーキャピタルが、リップルへの投資を行なったようです。

Google Ventures単体でのリップルへの出資額は書かれていませんが、総額で93億円相当という多額の出資を受けたことがわかりますね。

「Crunch base」というベンチャーキャピタルでは、Google Ventures(GV)を含め、リップルへ投資をした投資家(投資企業)のリスト を見ることができます。

このサイトを見ると、リップルはGoogle Ventureのほかにも、IDG Capitalなど多くの機関からの投資を受けていることがわかります。

Googleを含め、多くの企業がリップルのブロックチェーン技術に期待していることが推測できますね。

続いて、リップルとGoogleに関するもう一つのニュース、「リップルの技術を用いたPayment request API」について見ていきましょう。

リップルとGoogleの関係のもう一つのニュースは、「Googleを含む複数の企業が、リップルの技術を用いてブラウザからかんたんに支払いが可能Payment request APIを開発している」というものです。

2017年の9月に仮想通貨の大手ニュースメディア「CoinDesk」から発表された記事では、このペイメントAPIについて次のように言及されています。

Developers at some of the top tech companies have created a browser API that could soon make it easier to buy goods and services online with cryptocurrency. The work, started by the World Wide Web Consortium (W3C) with the help of Microsoft, Google, Facebook, Apple and Mozilla, is a tangible step forward for a currency-agnostic web payment standard first conceived in 2013.

Bitcoin in the Browser: Google, Apple and More Adopting Crypto-Ready API - CoinDesk

(意訳)
いくつかのトップ技術企業の開発陣は、オンラインで仮想通貨を使って商品やサービスを簡単に購入できるブラウザAPIを開発しています。

このプロジェクトは非営利団体であるW3Cが、いくつかの会社(Microsoft、Google、Facebook、Apple、Mozillaなど)の協力を得ながら進めているもので、2013年に検討がはじまった「通貨に依存しない標準的なWeb支払い技術」の第一歩となるものです。

Coindeskの報道から、世の中の流れが「通貨に依存しない支払い」へと向いており、その第一歩が今回のペイメントAPIであることが読み取れます。

リップルが提供するプラットフォームでは、日本円やドル、ビットコインなど、様々な通貨の台帳をつないでおり、異なる通貨間の両替や換金などのやりとり*がスムーズに行えるようになります。

※リップルが提供するさまざまな台帳をつなぐ技術について、詳しく知りたい方は、「リップルのILPとは」の記事をご覧ください。

ペイメントAPIを使って、ブラウザとリップルの技術を連携させることで、「ブラウザからどのような通貨でも支払いができる」ようになり、さらに使い勝手が良くなることが期待されます。

ペイメントAPIはすでにブラウザに実装されており、実際にユーザが支払いできるシステムが整備されれば、実用化の段階に入ると考えられるでしょう。

リップルはGoogle(グーグル)で活用されるのか

Googleが提供しているサービス、「Google Pay」にリップルの技術が利用されることは考えられるのではないでしょうか。

iPhoneやiPadを提供するApple社は、Apple Payにリップルが提供するサービスを使用した、新しいペイメントAPI を導入することを発表しました。

また、リップルはすでにアメリカン・エキスプレスと提携し、クロスボーダー決済(国境を超えた決済)にリップルが提供するプラットフォームを使うことを発表しています。

リップルは実際の支払い手段としての実績を重ねつつあり、Google Payとリップルの技術が連携するという可能性もありえない話ではないと噂されているのです。

リップルとGoogleの関係に関する、以下の2つの情報をご紹介してきました。

  • Googleがリップルへ出資している
    リップルは、スタートアップ時にGoogle Ventureより出資を受けました。Google単体の出資額は公表されていませんが、他の銀行などと合わせると投資額は9300万ドル(93億円相当)にもなります。
  • リップルの技術を用いたPayment request APIの開発にGoogleが参加
    Googleを含む複数の企業が、リップルの技術を活用したペイメントAPIを開発しており、すでに複数のブラウザで実装されています。

リップルとGoogleの関係性については、1つ目は「Googleからの投資」、2つ目は「技術的な協業」という関係となります。

大手テクノロジー企業であるGoogleとこのような関係にあることは、リップルにとって有力な後ろ盾と言えるのでがないでしょうか。