目次

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  1. 仮想通貨のレンディングとは
  2. 仮想通貨レンディングのメリット・デメリット
  3. 【国内】仮想通貨レンディングサービスを提供している取引所
  4. 【まとめ】仮想通貨のレンディングとは
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仮想通貨の新しい投資手法として注目を集めるレンディング。

ただ、レンディングは新しいサービスのため、レンディングの概要や仕組み、メリット・デメリットをご存知ではない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな読者の方向けに

  1. 仮想通貨のレンディングとは
  2. 仮想通貨のレンディングをするメリット・デメリット
  3. 仮想通貨のレンディングサービスを提供している取引所

の順に、仮想通貨のレンディングについて紐解いていきます。

仮想通貨の「レンディング」とは、「仮想通貨を貸し出して金利を得るサービス」のことを指します。

保有している仮想通貨を取引所に貸し出す(レンディング)ことで、その期間の金利を得ることができます。

より厳密にいうと、貸し出した仮想通貨は、取引所を通して、仮想通貨を借りたいユーザーに金利をつけて貸し出され、金利の一部をユーザーは受け取れるというものです。

似たような身近な仕組みに、銀行預金がありますね。

「レンディング」は、仮想通貨取引や売買をしなくても、「貸す」だけで仮想通貨が増えるというトレーディングスキルが必要ない投資方法の一つです。

では、次に仮想通貨レンディングの仕組みを簡単に解説します。

「レンディング」は、取引所が仲介者となり、仮想通貨を借りたい人と貸したい人(レンディングしたい人)をマッチングさせることで成立しています。

では、仮想通貨を借りたい人とはどのような人なのかというと、「信用取引といったレバレッジ取引をしたいユーザー」です。

仮想通貨の取引には、大きく分けて、現物取引とレバレッジ取引という2種類のトレード方式があります。

【2つの取引方法】

  • 現物取引
    ユーザーと交換業者(あるいは他のユーザー)との間で、ユーザーと交換業者(or 他のユーザー)との間で、仮想通貨(現物)と現金(or 仮想通貨)の売買が行われる取引
  • レバレッジ取引
    日本円または仮想通貨を証拠金(担保)にして、元手の何倍もの資金を運用できる取引のこと。

詳しくは解説しませんが、レバレッジ取引には信用取引というものがあるのですが、信用取引では証拠金を担保に交換業者から仮想通貨や日本円を借りて売買します。

以下、金融庁から認可のおりている16の仮想通貨交換業者によって設立された、一般社団法人日本仮想通貨交換業協会による信用取引の定義(一部抜粋)です。

・一定額の証拠金(保証金)を担保に交換業者から仮想通貨を借りて売買すること

仮想通貨取引についての現状報告

ここまでの内容を踏まえて、貸し出しをしたい人・レンディングしたい人・取引所の3者間の利潤と関係をまとめます。

  1. 仮想通貨を貸したい人
    →仮想通貨を貸し出したユーザーは取引所から利子(金利)を受け取る事ができます。
  2. 仮想通貨を借りたい人
    →仮想通貨を借りるユーザーは、レバレッジ取引を行うために取引所から資金を借り、利子(金利)を支払う
  3. 仮想通貨取引所(仲介)
    →上記両者間の金利の差額分の利益を得ることができる。

ここまでで、仮想通貨のレンディングについてご紹介しましたが、「仮想通貨を貸すだけで利子を得ることができる」というとメリットしか感じませんが、一方でデメリットも存在します。

次の段落では「仮想通貨レンディング」のメリット・デメリットをご紹介します。

仮想通貨のレンディングのメリットは以下のようなことが挙げられます。

  1. 貸し手は仮想通貨を取引所に預けるだけで、金利を得られる
  2. 借り手が貸し手の資金を持ち逃げすることができない

仮想通貨のレンディングはおおよそ年間5%程の金利が設定されています。

金利の仕組みは銀行預金と似ていますが、銀行の金「年間約0.01%程度」と比べると、「レンディング」の金利は利率は高く、貸し出しの額によっては一定の利益を期待することができます。

また、多額の貸し出しを行う場合でも、取引所が仲介として管理することで、悪意のあるユーザーの持ち逃げリスクなどを回避しているため、不正の起こりにくい仕組みといえるでしょう。

一方、デメリットは以下の点が挙げられます。

  1. 貸し手は取引所が破綻した場合、資金が戻らない可能性
  2. 貸し手は契約期間内、自身の仮想通貨を動かせない

仮想通貨レンディングをしたいと考えている人は、保有している通貨を取引所に預けるという形になるので、仮に取引所が破綻した場合、預けた資産の保証がない場合は、戻ってこないリスクがあることに気をつけましょう。

また、仮想通貨は価格変動が激く、常に暴落するかもしれないといったリスクが潜んでいます。

しかし、仮に貸し出し契約期間内に暴落したとしても、途中で引き出して売却することができません。

つまり、仮想通貨を貸し出している最中、損切りをすることができないということです。

途中解約することができる取引所もありますが、その場合は解約手数料が設定されています。

「レンディングをしたい」という方は、デメリットもあることを承知の上で、信用できる取引所を選択することをオススメします。

最後に、仮想通貨レンディングを行なっている国内取引所をご紹介します。

仮想通貨のレンディングサービスを行なっている国内取引所は以下の通りです。

  1. bitbank
  2. GMOコイン

それぞれのサービス概要を確認していきましょう。

画像引用元 bitbank公式HP

bitbankはビットバンク株式会社が運営する取引所で、金融庁の認可の降りた仮想通貨交換業者です。

【レンディングサービス概要】

対応仮想通貨 BTC(ビットコイン)
レンディング期間 1年
年利 5BTC未満    3%
5~10BTC未満   4%
10BTC以上     5%
レンディング可能額 1~25 BTC
途中解除 解約手数料5%<※>
<※>レンディングしたビットコインが10BTCの時、途中解約手数料として0.5BTCが必要になります

bitbankでは毎月レンディングサービス希望者を募っており、現在(2018年6月12日)ではビットコインのみの対応ですが、順次対応通貨を増やす予定のようです。

bitbankのレンディングサービスの申し込みをしたい方は、bitbank公式HPをご覧ください。

画像引用元 GMOコイン公式HP

GMOコインは、仮想通貨交換業者への認可も降りている、東証上場企業であるGMOインターネットグループの子会社が運営しています。

【レンディングサービス概要】

対応仮想通貨 BTC(ビットコイン)
ETH(イーサリアム)
BCH(ビットコインキャッシュ )
LTC(ライトコイン)
XRP(リップル)
レンディング期間 BTC→90日間
アルトコイン→150日間
年利 5%(税込)
貸出可能額 10BTC~100BTC
100ETH~1,000ETH
50BTC~500BTC
300LTC~3,000LTC
100,000XRP~1,000,000XRP
途中解除 可能。
解約手数料=(貸し出し数量×貸し出し期間×利率)/365<※>
※レンディングしたビットコインが10BTCで、貸し出し期間が60日の場合、解約手数料には約8%{(10×60×5)/365}として、0.8BTCが必要になります

GMOコインでは、月ごとに募集要項が若干変わる事があります。

上記表のビットコインに関する内容は4月の募集要項を参考に作成し、 アルトコインに関しては5月の募集要項から引用しています。

レンディングサービスに興味のある方は、GMOコイン公式サイトのニュースで最新の募集要項を確認することをお勧めします。

以上、仮想通貨のレンディングについて理解していただけたでしょうか。

ご紹介したレンディングサービスは、保有している仮想通貨を貸すだけで、金利を得るという新しい資産運用の形として注目を集めています。

とはいえ、リスクも潜んでいますので、レンディングを行うタイミングや取引所を見極めなければなりません。

自身の投資のスタイルを考慮して、通常のトレーディングとレンディングどちらが自分に合うのかを考え、賢く利益を上げていきましょう。