目次

    全ての目次を見る
  1. ビットコイン(BTC)をPCで管理できるデスクトップウォレットとは?
  2. 【デスクトップウォレット4選】ビットコイン(BTC)をPCで安全に管理しよう
  3. 【Bitpay(ビットペイ)】ビットコインのデスクトップウォレット①
  4. 【Copay(コペイ)】ビットコインのデスクトップウォレット②
  5. 【Bitcoin core(ビットコインコア)】ビットコインのデスクトップウォレット③
  6. 【Electrum(エレクトラム)】ビットコインのデスクトップウォレット④
  7. <まとめ>ビットコイン対応のPCウォレット(デスクトップウォレット)4選
Large bitcoin logo

Mt.Gox(マウントゴックス)をはじめとする取引所の仮想通貨流出の事件をきっかけに、保有しているビットコインを取引所ではなく自分のウォレットで安全に管理したい、という方も多いのではないでしょうか。

この記事をご覧の方の中には、

「ビットコインをPCで管理したい」
「ビットコインをPCで管理するメリットが知りたい」
「ビットコインを管理できるPCウォレットを知りたい」

など、さまざまなニーズをお持ちの方がいらっしゃると思います。

本記事では、ビットコインをPCで管理可能な4つのウォレットに関して、安全性や対応機種、取扱通貨などを比較しながらご紹介していきます。

(PCウォレット以外で、ビットコインに対応しているウォレットを確認したい方は、以下の記事をご参考ください)

実際にPCウォレットを作成する前に、まずは、PCウォレットのメリットやデメリットから、確認していきましょう。

PCで管理するウォレットのことを、デスクトップウォレットというのですが、デスクトップウォレットとは、PCにアプリをインストールして使用するウォレットのことです。

では、デスクトップウォレットには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

デスクトップウォレットのメリット

  1. 取引所がハッキングに遭っても資産を失わない
    取引所に資産を預けないので、取引所のハッキングや倒産による仮想通貨の紛失リスクは存在しません。
  2. バックアップを取ることができる
    「復元フレーズ」という単語を活用することで、一つの端末の故障や紛失をしても、他の端末を使ってアプリ内の通貨を復元することが可能です。

しかし、デスクトップウォレットにはデメリットも存在します。

デスクトップウォレットのデメリット

  1. ハッキングリスクがある
    デスクトップウォレットは、オンライン環境下で仮想通貨を管理するため、ハッキングやウイルス感染のリスクがあります。オフライン環境下で管理するハードウェアウォレットなどのウォレットよりはセキュリティが低いといわれており、必ずしも安全というわけではないのでご注意ください。
  2. 持ち運びに適さない
    スマートフォンで管理するタイプのデスクトップウォレットと比較すると、PCで管理するタイプのデスクトップウォレットは持ち運びには適さないといえます。

デスクトップウォレットには以上のようなメリット・デメリットがあることがわかりました。

では、ビットコインをPCで管理できるデスクトップウォレットについて、具体的なサービスを4つ確認していきましょう。

今回は以下の4種類のデスクトップウォレットをご紹介します。

  1. Copay(コペイ)
  2. Bitpay(ビットペイ)
  3. BitcoinCore(ビットコインコア)
  4. Electrum(エレクトラム)

※CopayとBitpayは提供する会社が同じで、機能が似通っています。見易さや使いやすさに個人差を感じる可能性があるため一応、それぞれ紹介させていただきます。

以下、4つのウォレットの比較表になります。

  Copay Bitpay BitcoinCore Electrum
対応機種 iOS
Android
Windows
Mac
Linux
iOS
Android
Windows
Mac
Linux
Windows
Mac
Linux
ARM linux
Ubuntu(PPA)
Android
Windows
Mac
Linux
取扱通貨 ビットコイン
ビットコインキャッシュ
ビットコイン
ビットコインキャッシュ
ビットコイン ビットコイン
マルチシグ<※1>
日本語対応

<※1>マルチシグ(マルチシグネチャ)とは

マルチシグとは、ビットコインを使用する際に、複数の秘密鍵(による署名)が必要という技術です。 仮にハッカーが複数あるうちの秘密鍵を盗んだとしても、他の秘密鍵がなければビットコインを悪用することはできません。

つまり、マルチシグとは、簡単にいうと、ウォレットのセキュリティを高める機能です。

画像引用元 Bitpay

Bitpayは、2011年に設立されたBitpay社が運営するウォレットです。(後にご紹介するCopayもBitpayが提供しています)

【Bipayの特徴】

  1. VISAカードと提携
    →仮想通貨での決済ができる
  2. マルチシグ対応
  3. 日本語対応
    →仮想通貨決済は日本語未対応

Bitpay社は主にビットコインの決済サービスを提供している会社です。

Bitpayのウォレットはモバイルウォレット(スマートフォンなどで管理するタイプのウォレット)とデスクトップウォレットに対応していることや、デビットカードと連携していることが特徴です。

また、残念ながら日本では現在使用できないですが、加盟店で仮想通貨決済を行うことができるBitPayカードも発行しています。

BitPayカードを日本で利用できる日が来るかは、定かではありませんが、決済と連携しているウォレットに興味があるという方は一度ダウンロードしてみるのも良いかもしれません。

<ウォレットダウンロードページ>
Windows/Mac/Linux App store (iOS) Google play (Android)

画像引用元 Copay

Copayは先述したBitpay社の提供する、Mac・Windows・Linuxだけでなく、AndroidやiOSのモバイル端末にも対応しているウォレットで、基本的にはBitpayと機能が一緒です。

Copayの特徴

  1. マルチシグネチャ対応
    →セキリティが高い
  2. ハードウェアウォレットと連携が可能
    人気のハードウェアウォレット「Ledger Nano S」と連携させることが可能です。これにより、Ledger Nano S内のビットコインの残高をCopay経由で確認することができます。
  3. PC版とスマホ版で利用が可能

Copayはウォレットを複数人で共有することできるので、離れた場所にいる人とも一つのウォレットを共有して利用することができます。

また、複数の端末でも利用できるため、例えば、自分のPCとスマートフォンの両方で一つのウォレットをダウンロードし、『PCとスマートフォンからの承認がなければビットコインが送信できない』よう、マルチシグネチャ機能を設定することが可能です。

<ウォレットダウンロードページ>
Windows/Mac/Linux App store (iOS) Google play (Android)

画像引用元 Bitcoin Core

Bitcoin Coreは、ビットコインの開発チームからリリースされたデスクトップウォレットです。

【Bitcoin Coreの特徴】

  1. フルノード型
    →ビットコインの中核技術であるブロックチェーンの過去から現在までの全てのデータを保有するため、データサイズが大きく(約180GB)、ダウンロードに時間がかかります。
  2. ウォレット以外の機能も利用可能
    →取引データ(トランザクション)の確認や、ビットコインのマイニングの機能を実装しているため、マイニングを行うことが可能です。

Bitcoin Coreはフルノード型のデスクトップウォレットで、ダウンロードに必要な容量が大きいという懸念がありますが、ウォレットの機能以外にも、トランザクションの検証など、ビットコインのシステムを支える役割を担いたい方や、システムを理解したい方にはおすすめです。

ただし、ビットコインをPCで管理したい、つまりウォレットの機能のいで十分という方は、他の3つのウォレットを利用するのが良いでしょう。

<ウォレットダウンロードページ>
Windows/Linux Mac ARM/Ubuntu(PPA)

画像引用元 Electrum

Electrum(エレクトラム)は、ビットコインのみに対応したデスクトップウォレットです。
※Electrumを参考に作成された、ウォレットは存在します。

【Electrumの特徴】

  • ハードウェアウォレットと連携が可能
    →Ledger Nano S,TREZOR,KeepKeyといった、国内で人気の3つのハードウェアウォレットと連携させることが可能です。

Electrumは日本語にも対応している、軽量版のビットコインウォレットです。

Electrumは軽量型といわれており、Bitcoin Coreとは異なり、ブロックチェーンのデータの一部をダウンロードすればウォレットとしての機能が使用できます。

マルチシグの実装や日本語対応といった項目は、他のウォレットと大差ないですが、人気のハードウェアと連携可能なウォレットなので、ハードウェアウォレットでもビットコインを管理する予定がある、という方にはおすすめのウォレットです。

<ウォレットダウンロードページ>
PC版 Google play (Android)

デスクトップウォレットのメリットやデメリット、またビットコインに対応しているデスクトップウォレット4選をご紹介してきました。

ウォレットに保管しているからといって、ハッキングリスクが全くないとはいえないため、ウォレットは1つではなく、複数所有し分散してビットコインを管理することをおすすめします。

また、4つのウォレットいずれも、登録方法や操作方法は簡単ですが、画面の見やすさや操作性の良さは、人によってさまざまだと思うので、実際に使用してみて、自分の好みにあったウォレットを作成するのがよいでしょう。