目次

    全ての目次を見る
  1. イーサリアム(ethereum)のペーパーウォレットの概要
  2. 【MyEtherWallet】イーサリアムのオススメペーパーウォレット
  3. 【作り方】イーサリアム(ethereum)のペーパーウォレットを作成しよう
  4. 【保管方法】イーサリアムのペーパーウォレットを安全に管理しよう
  5. 【送受金方法】イーサリアムのペーパーウォレットを実際に使ってみよう
  6. <まとめ>ペーパーウォレットでイーサリアムを管理
Large ethereum

仮想通貨を購入した後、より強固なウォレットで資産を保管することはハッキングなどのリスクから回避する一つの手段です。

イーサリアムを保管するウォレットにも様々な種類があり、その特徴や使い勝手もウォレットによって異なります。

本記事をご覧になっている方は、ハッキングリスクが少ないペーパーウォレットを利用して、イーサリアムを安全に管理したいとお考えの方は多いのではないでしょうか。

Moblockでは、

「ペーパーウォレットの作り方を詳しく知りたい」
「ペーパーウォレットの使い方(送受金方法)を知りたい」

という方を対象に、イーサリアムを管理できるオススメのペーパーウォレットを紹介し、その作成方法や使い方を画像付きでわかりやすく解説します。

  1. イーサリアムをペーパーウォレットで管理する
  2. イーサリアムのペーパーウォレットの作成手順
  3. ペーパーウォレットの保管方法
  4. ペーパーウォレットの送受金方法

先に知りたい情報のある方は上記リンクより、ご覧ください。

まず始めに「ペーパーウォレット」の特徴や用途の要点をまとめ、ペーパーウォレット作成の詳しい手順のご紹介をします。

ペーパーウォレットは、仮想通貨を使用するのに必要となるアドレスや秘密鍵の情報を印刷した紙のことで、以下の画像のようなものを指します。

ペーパーウォレットに印刷され管理される情報は主に、以下の3つです。

  1. アドレス
    送金先を特定するため識別子として使用される文字列のことで 、銀行で例えると、口座番号のようなものです。
  2. 秘密鍵
    イーサリアムを使用する際に必要な文字列のことで、銀行で例えると、講座の暗証番号のようなものです。
  3. 上記2つのQRコード
    画像左が、アドレスに対応したQRコード。右側が秘密鍵に対応したQRコードです。

このように、イーサリアムを使用・管理するのに必要な情報を紙に印刷して管理するペーパーウォレットには、以下のメリット・デメリットがあります。

【メリット】

  1. ハッキングリスクがない
    →紙というオフライン環境下で情報を管理するため、インターネットに常時接続されているウォレットと比較して、ハッキングリスクがありません。
  2. 無料で作成ができる
    →同じオフライン環境下で情報を管理するハードウェアウォレットの価格は1万円前後ということを考えると、無料で作成可能なことはメリットといえるでしょう。

【デメリット】

  1. 紙ならではの脆弱性
    →火で燃える、水で濡れるなど、秘密鍵が読み取れなくなるといった可能性があります。
  2. 紛失・破損時に復元できない
    →ペーパーウォレットを紛失してしまうと、秘密鍵やアドレスなどの情報を復元することができません。紛失や破損に備えて複数枚作成するのが良いでしょう。

ペーパーウォレットは「ハッキングリスクがない」「無料で作成可能」というメリットがある一方で、経年劣化や破損の恐れがあるので注意が必要です。

また、ペーパーウォレット本体が盗まれてしまったり、秘密鍵などの情報が第三者の目に触れると、自分のイーサリアムを悪用される可能性があるので、人目につかない場所でしっかりと管理しましょう。

では、ペーパーウォレットの概要を理解したところで、実際のサービスと作り方を確認していきましょう。

イーサリアムのペーパーウォレットとしてオススメなのは、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)です。

マイイーサウォレットの特徴

  1. 日本語に対応
  2. 取引所のウォレットよりも安全
  3. イーサリアム以外の通貨を多数管理可能
  4. ハードウェアウォレットとの連携が可能

マイイーサウォレットは、PCや一部のAndroid端末に対応したウォレットで、日本語に対応していることや、イーサリアム以外の仮想通貨(AugurやGolemなど)を管理できることから人気の高いウォレットです。

そんなマイイーサウォレットでは、ペーパーウォレットを作成することも可能です。

次の段落では、マイイーサウォレット(ペーパーウォレット版)の作り方をわかりやすく解説していきます。

ペーパーウォレットの作成時に必要なものは、パソコンと印刷できる環境で、ペーパーウォレット作成までに必要な手順は以下の4つです。

  1. マイイーサウォレットへアクセス
  2. 言語の変更とパスワード入力
  3. Keystoreファイルの保存
    Keystoreファイルとは、秘密鍵を保管したファイルのこと
  4. ペーパーウォレットの印刷

では、今あげた手順を画像と一緒に確認していきましょう。

MyEtherWalletへアクセスすると、以下の画像のようなMyEtherWalletの概要や注意点を解説した英文のポップアップが表示<※>されます。

ポップアップを日本語表示にする方法
Google Chromeからマイイーサウォレットにアクセスし、自動翻訳ツール機能の設定を行うことで英文を日本語表記することができます。
マイイーサウォレットのトップページは日本語に対応しているので、ポップアップの確認作業だけで利用しましょう。

ちなみにポップアップの確認内容は以下の通りです。

  • マイイーサウォレットの概要
  • ブロックチェーンの説明
  • マイイーサウォレットの利用における注意点
  • フィッシング詐欺から資産を守る方法
  • 詐欺から資産を守る方法
  • 損失を防ぐ方法

注意書きに目を通しながら【MyEtherWallet is not a Bank】をクリックし、10枚ほどのポップアップを読み進めるトップページに進みましょう。

ここで必要な作業は、以下の3つです。

  1. 言語選択のプルダウンから「日本語」を選択**
  2. 9文字以上のパスワード(任意)を入力(※)
  3. 【お財布の作成】をクリック
https://i.gyazo.com/a0e6cc5147af362ee56525c6ebc83d4b.pn

<※>ここで入力するパスワードはペーパーウォレットには記載されない情報なので忘れないようにしてください

【お財布の作成】をクリックすると、Keystoreファイルを保存してくださいという以下のページへ移動します。

以下の2つの作業を行いましょう。

  1. 【ダウンロード Keystoreファイル(UTC/JSON)】をクリック
  2. 【わかりました。 続けます。】をクリック

なお、【ダウンロード Keystoreファイル(UTC/JSON)】の下に記載している注意書きは、以下の通りです。

■注意書き(意訳)
紛失しないでください!紛失しても元に戻すことはできません。
誰にも共有しないでください。また、このファイルを悪質サイトやフィッシングサイトで使用すると、あなたの仮想通貨が盗まれてしまいます。
バックアップをしてください。何百万ドルものお金を管理するのと同じように、しっかりと保管してください。

【わかりました。 続けます。】をクリックすると、【自分の秘密鍵を保存してください】というページへ進みます。

以下の3つの作業を行い、ペーパーウォレットを作成しましょう。

  1. 【お財布紙情報(ペーパーウォレット)を印刷】をクリック
  2. ペーパーウォレットが記載されたページが新しいタブで表示される
  3. 表示されたページを印刷

①を管理すると、以下の画面が表示されるので印刷をしてください。

印刷をすれば、ペーパーウォレットの作成は完了です。

以上でペーパーウォレットの作成は終了です。

次の段落では、作成したペーパーウォレットの保管方法のを紹介します。

印刷したペーパーウォレットを保管する際は、以下の2点に気をつけましょう。

  1. 紛失時や劣化に備えて、2~3枚印刷しておく
  2. 人目につかないところに保管する

1つずつご説明します。

ペーパーウォレットを紛失した場合、その情報がないことには永遠にウォレットにアクセスできませんので、少なくとも2~3枚を印刷しておくことをおすすめします。

万が一、ペーパーウォレットを紛失してしまったり、雨で濡れてしまったり、紙の劣化により文字が見えなくなってしまったりすると、秘密鍵などの情報を失ってしまう可能性があります。

数枚印刷することで上記のようなリスクを回避し、ラミネート加工するなど、紙の強度をあげて保管しておくのがおすすめです。

ペーパーウォレットは人目につかない場所や金庫などのセキュリティに優れた場所で保管をおすすめします。

紙一枚に資産にアクセスできる大事な情報が記載されているので、ペーパーウォレットの情報が漏洩した場合、保持している仮想通貨が盗まれる可能性があります。

また、銀行の貸金庫を活用し、ペーパーウォレットを保管する方法もあります。

三井住友銀行みずほ銀行で貸金庫のサービスを提供していますので、気になる方は公式サイトから確認してみてください。

では、最後に作成したペーパーウォレットの使い方を確認していきましょう。

今回は、大手国内取引所のbitFlyer(ビットフライヤー)<※>からイーサリアムの入金・送金をした際のペーパーウォレットの送受金方法をご紹介します。

  1. ペーパーウォレットへの入金手順
  2. ペーパーウォレットからの出金手順

bitFlyer(ビットフライヤー)について詳しく知りたい方は、「仮想通貨取引所bitFlyer(ビットフライヤー) の使い方説明書【売買/送金/入出金】」の記事をご覧ください。

まずは、ペーパーウォレットへの入金の手順を紹介していきます。

手順は以下の通りです。

  1. bitFlyerアカウントページにログイン
  2. ペーパーウォレットの情報を入力
  3. MyEtherWalletのトップページから着金を確認する

では、手順を確認していきましょう。

bitFlyerへアカウントページから 【入出金】をクリックし、【ETHご送付】を選択します。

以下の画面が表示されたら

<1>ラベル(※)
<2>送金先アドレス
<3>送付数量

を入力します。

画面下にスクロールしていき

【イーサリアムを外部アドレスに送付】

をクリックすると送金手続きは完了です。

(※)ラベルとは
自由に名前をつけることができる項目です。
どのアドレスかを一目で分かるように利用することができます。
ラベルの例: MyEtherWallet、マイイーサウォレット など
参照元:bitflyer

送金が完了したら、bitFlyerで登録しているメールアドレスに通知メールが届きます。

問題がなければ、マイイーサウォレットのアカウントへ送金が実行されます。

イーサリアムの送金を確認をしたい方は、マイイーサウォレット公式HP【お財布情報の確認】ページで着金の確認をすることができます。

トップページの右上にある【お財布情報の確認】ページをクリックし、以下のいづれかの方法でログインを行います。

  1. お財布作成時にダウンロードした【Keysore/JSON File】をアップロード
  2. 【秘密鍵】を選択し、ペーパーウォレットに記載の秘密鍵を入力

今回は②に当たる、秘密鍵を入力してログインします。

以下のページで

<1>秘密鍵を選択
<2>ペーパーウォレットに記載されている秘密鍵を入力

すると、ウォレットへのログインが可能です。

ログイン後のページ右側にあるアカウント残高にイーサリアムの送金した額が加算されていれば、無事着金完了したということになります。

以上で、ペーパーウォレットへの受金方法は終了です。

次に、ペーパーウォレットからの出金方法と手順を説明します。

出金の手順は以下の通りです。

  1. bitFlyerアカウントページから受金アドレスのコピー
  2. MyEtherWalletで送金手続きを行う
①bitFlyerアカウントページから受金アドレスのコピー

bitFlyerのアカウントページにログインし、

<1>【入出金】をクリック
<2>【ETHお預かり】を選択
<3>画面中央にあるお客様用イーサリアムアドレスをコピー

このbitFlyerのイーサリアムアドレスにマイイーサウォレットから送金します。

②マイイーサウォレットで送金手続きを行う

次に、マイイーサウォレットへアクセスし、【Ether/トークンの送出】を選択

先ほどと同じように【秘密鍵】を入力し、ウォレットへログインをします。

ログインが完了すると以下の画面へ移動します。

<1>bitFlyerでコピーしたイーサリアムアドレスを入力
<2>送金したいイーサリアム送出数量を入力

ガスリミット(※)は、表示されている値のままで基本は問題ありません。

<3>【トランザクションを生成】をクリック

(※)ガスリミットとは
イーサリアムの送金手数料。
設定額が高いほど、イーサリアムの送金が早く完了する可能性が高いです。

参照URL:What is Gas?

※トランザクションとは
送金や決済などの取引データのことで、イーサリアムのトランザクションは誰でも自由に確認することが可能。

<4>未加工トランザクションと署名済みトランザクションが表示されたら【トランザクションを送出】をクリック

<5>最後に以下の画像内容を確認し【はい、問題ありません!処理を実行します。】をクリック

これで、ペーパーウォレットからの出金が完了です。

マイイーサウォレットのアカウント画面右側にある、【トランザクション履歴】の下に記載されている【ETH(https://etherscan.io)】をクリックすることで、トランザクション履歴を確認することができます。

「送金の手続きをしたけど着金に時間がかかっている」、「送金先で着金の確認がとれない」という方は、トランザクション履歴から送金状況を確認しましょう。

トランザクションの確認方法について詳しく知りたい方は、以下の「イーサリアム(ETH)のトランザクションの確認方法まとめ!自分のトランザクションや未確認トランザクションの確認方法を徹底解説」の記事をご覧ください。

本記事では、ペーパーウォレットの基本情報や特徴とMyEtherWallet(マイイーサウォレット)でのペーパーウォレットの作成方法と入出金の手順について紹介しました。

少しおさらいしましょう、ペーパーウォレットのメリット、デメリットは以下の通りでした。

<メリット>

  1. ハッキングリススクの回避
  2. 無料で作成できる

<デメリット>

  1. 紙ならではの脆弱性
  2. 紛失時に復元ができない

オフラインの環境で秘密鍵を管理可能なのでセキュリティは安全ですが、紙のウォレットの管理は難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

そのような方は、以下の「イーサリアムのウォレット12選比較」の記事をご覧ください。

自分の好みにあったウォレットが見つかるかもしれません。