目次

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  1. ビットコインキャッシュを誤送金しても戻ってくる可能性がある
  2. 【対処法】ビットコインキャッシュの誤送金
  3. 【予防策】ビットコインキャッシュの誤送金
  4. <まとめ>ビットコインキャッシュを誤送金しても戻ってくる可能性がある
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ビットコインキャッシュを送金する際は、ビットコインキャッシュのアドレス宛に送金する必要があります。

ただ、SNSなどを見てみると、送り先のアドレスを間違えた、ビットコインキャッシュをビットコインなどの他の仮想通貨のアドレスに送金してしまったという方がいるようです。

この記事をご覧の方の中には

「誤送金したビットコインキャッシュは戻ってくるの?」 「ビットコインキャッシュを誤送金しないためにはどうしたら良いの?」

と疑問に思われている方が多いのではないでしょうか。

実は、必要な手続きをすればビットコインキャッシュを取り戻せる可能性がありますので、この記事では以下の2点についてご紹介していきます。

では早速、この2点を確認していきましょう。

ビットコインキャッシュを誤送金してしまった場合、誤送金した分を取り戻せる場合と、取り戻せないケースがあります。

誤送金したビットコインキャッシュを取り戻せるケースは、以下のとおりです。

  1. 誤送金先のアドレスが存在しない
    誤送金先のアドレスが存在しない場合はエラーとなり戻ってくるか、外部のウォレットやサービスを利用することで取り戻せる場合がある。
  2. 誤送金先のアドレスが存在するが、中央管理者(取引所)を介して送金した
    誤送金先のアドレスが存在すると送金ができてしまうが、取引所に問い合わせることで戻ってくる可能性がある。

上記の2点の場合は取り戻せる可能性がありますが、「中央管理者(取引所)を介しておらず、送金先のアドレスが存在して送金が完了してしまった」場合は、ビットコインキャッシュを取り戻すことはほぼ不可能です。

中央管理者のいないウォレットなどから送金して、送金が完了してしまった場合は問い合わせることもできませんので、ビットコインキャッシュを取り戻すことが難しくなってしまいます。

※ご送金先のアドレス主が親切な方なら、誤送金ということに気づきビットコインキャッシュを送り返してくれるかもしれません。

では、ビットコインキャッシュを送金する際、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。

誤送金の予防策として、以下の3点があげられます。

  1. 送金先のアドレスを『コピーアンドペースト』or『QRコード』で読み取り、アドレスの入力ミスを防ぐ
  2. 事前に少額のテスト送金をする
  3. 新旧アドレスの変換サイトを利用してアドレスを変換する

こちらについては「【予防策】ビットコインキャッシュの誤送金」の段落でくわしくご説明します。

それでは次に、ビットコインキャッシュを誤送金してしまったときの対処法を確認していきましょう。

送金先のアドレスが存在しなかった場合や、中央管理者を介して誤送金してしまったときの対処方法として、以下の3つのパターンをご紹介します。

  1. 「Electron Cashウォレット」で正しいアドレス宛に再送する
    →ウォレットを使って自身で再度送金する方法
  2. 仮想通貨救済サービス企業「Crypto Currency Rescue」へ依頼
    →仮想通貨に関連した救済サービスを行なっている企業へ依頼して取り戻す方法
  3. 取引所への問い合わせ
    →誤送金の状況等を取引所に問い合わせて取り戻す方法

一つずつ見ていきましょう。

誤送金先のアドレスが存在しない場合は「Electron Cash」というウォレットを利用することで、誤送金したビットコインキャッシュを正しいアドレス宛に再度送金することができます。

【Electron Cashウォレットの概要】

  • 対応通貨:ビットコイン(BTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)
  • 対応機種:PC(Win/Mac/Linux)・スマートフォン(Android/iOS)

すべて英語表記になりますので、画像を用いながら手続き方法を解説していきます。

  • [1]まずはウォレットのアカウントを作成していきます。
    Electron Cashのサイトにアクセスすると、以下のトップ画面が表示されます。
Image from Gyazo
  • [2]下にスクロールすると、ダウンロード画面が表示されますので、ダウンロードしたいOSを選択。

※今回はOSX(Mac)を選択しています。

Image from Gyazo
  • [3]そうすると以下の画面が表示されるので、「Electron Cash」クリックして開きます。

  • [4]「How do you Want to connect to a sever?(どのようにサーバーに接続しますか?)」という画面が現れるので、「Auto connect 」を選択します。
Image from Gyazo
  • [5]次に、このウォレットの名前をつけて「Next」をクリック。
Image from Gyazo
  • [6]「Create BCH(BCHを作成する)」で「Standard wallet」を選択します。
Image from Gyazo
  • [7]続いて以下の画面で、「I already have a seed(すでに復元フレーズを持っています)」を選択します。
Image from Gyazo
  • [8]復元フレーズを入力する画面が表示されます。
    誤送金した際に利用したウォレットの復元フレーズを、1文字ずつスペースを空けて入力し、「Options」をクリック。
Image from Gyazo
  • [9]Optionsをクリックすると以下のポップが現れるので、「BIP39 seed」を選択します。
Image from Gyazo
  • [10]以下の画面が表示されたら、ブルーの選択範囲を削除します。
Image from Gyazo
  • [11]削除して以下のように表示させたら「Next」をクリック
Image from Gyazo
  • [12]最後に、送金する際に必要なパスワードを設定します。自身でパスワードを設定し、2回入力して「Next」をクリック。
Image from Gyazo
  • [13]そうすると以下の画面で、誤送金の履歴が表示されます。
Image from Gyazo
  • [14]ここからは再度送金の手続きを行なっていきます。
    上記の画面で表示された誤送金の履歴をクリックして、上部にある「send」を選択します。

  • [15]そうすると以下の画面が表示されますので、「Pay to」「Amount」を入力して「Send」をクリック。
    ・[Pay to]→正しい送金先のビットコインキャッシュのアドレス
    ・[Amount]→送金したいビットコインキャッシュの額(BCH)

Image from Gyazo
  • [16]最後にパスワードを入力するポップが表示されるので、先ほど設定したパスワードを入力します。

手続きは以上です。
誤送金してしまったビットコインキャッシュが、正しいアドレスに送金されていると思います。

Electron cashでは自身で手続きを行いますが、次は仮想通貨関連の救済サービスを行なっている会社「Crypto Currency Rescue(CCR)」に依頼して取り戻す方法をご紹介します。

画像参照元:Crypto Currency Rescue

Crypto Currency Rescue(以下、CCR) は、誤送金やウォレットにログインできないといった、仮想通貨に関連した救済サービスを行なっている会社です。

【CCRの概要】

  • 拠点:福岡県
  • 対応通貨:リップル(XRP)・ライトコイン(LTC)・ビットコインキャッシュ(BCH)・Cardano(ADA)

CCRを使って誤送金してしまったビットコインキャッシュを取り出す手順は、以下のとおりです。

  1. CCRの問い合わせフォームで誤送金状況を伝える
  2. 誤送金状況のヒアリング・見積もり・報酬内容の同意
  3. CCRにて復旧作業
  4. 復旧完了後、成果報酬を差し引いた分の誤送金額を指定のウォレットへ送金される

状況によっては取り出せないこともあるようですが、一度相談してみると良いでしょう。

続いて、取引所を介して誤送金してしまった場合の対処法を確認していきましょう。

仮想通貨取引所同士の送金の場合、誤送金してしまっても取引所に問い合わせることで戻ってくる可能性があります。

仮想通貨取引所コインチェックの元社長和田氏は、Twitterで以下のように発言しています。

取引所のカスタマーサポートへは、基本的に以下の情報を伝えましょう。

  • 誤送金した時の状況(日時・数量・トランザクションID・アドレス)
  • 正しい送付先のアドレスor受取用のアドレス

取引所によっては取り戻せない場合、手数料を取られてしまう場合などがありますのでご注意ください。

(参考:QUONIEX:仮想通貨を誤ったアドレスに入金してしまった場合

取引所に問い合わせる際は、送金が完了している場合は「送金先の取引所」へ、まだ送金が完了していない場合は「送金元の取引所」へ問い合わせるようにしましょう。

ビットコインキャッシュの送金が完了しているかしていないかについては、BLOCKCHAIRで確認することができます。

【ビットコインキャッシュの送金状況の確認方法】

  • [1]BLOCKCHAIRにアクセスします。
    以下のような画面が表示されるので、右上の検索BOXに取引を確認したいビットコインキャッシュのアドレスを入力し、虫めがねのマークをクリック。

  • [2]取引履歴(適当な履歴を表示しています)が表示され、このアドレスが最後に送金した時間、やりとりされた金額などが表示されます。


ここまで、ビットコインキャッシュを誤送金してしまったときの対処法をご紹介してきました。

次の段落では、誤送金しないための「予防策」を考えていきましょう。

ビットコインキャッシュ誤送金の予防策として、以下の3点をご紹介します。

  1. 送金先のアドレスを『コピーアンドペースト』or『QRコード』で読み取り、アドレスの入力ミスを防ぐ
  2. 事前に少額のテスト送金をする
  3. 新旧アドレスの変換サイトを利用してアドレスを変換する

それぞれ解説していきます。

送金先のアドレスを入力する際は、「コピーアンドペースト」または「QRコード」を使って入力しましょう。

アドレスの横に必ずアドレスのQRコードも表示されていますので、うまく利用しながら入力ミスを防ぐことが一つの予防策となります。

以下は、仮想通貨取引所のbitFlyerで表示させたビットコインキャッシュアドレスです。

特に高額な送金を行う際の予防策として、事前に少額のテスト送金をすることで誤送金を防ぐことができます。

送金先のアドレス宛に一度少額の送金を行い、無事に送金が確認できれば残りの全額を送金します。

2回送金するため手数料も2回分取られてしまいますが、多額のビットコインキャッシュを失う可能性は低くなります。

最初にご説明したように、ビットコインキャッシュは2018年1月からアドレス形式を変更しています。

新しいアドレス形式から従来のアドレス形式へ送金することができないため、その場合は新しいアドレス形式を従来のアドレス形式へ変換する必要があります。

アドレスの変換は、「Bitcoin Cash Address Converter」で行うことができます。

【ビットコインキャッシュのアドレス変換手順】

  • [1]サイトにアクセスすると以下の画面が表示されますので、新しい形式のアドレスを入力して「Convert」をクリックします。

  • [2]「Legacy」をクリックすると、「1」から始まる従来の形式のアドレスとQRコードが表示されますので、このアドレスを使って送金すればOKです。

逆に、自身の従来形式のアドレスを新しいアドレス形式に変換したい場合も、同じようにアドレスを入力して上記画像の「CashAddr」をクリックすると、新しいアドレス形式が表示されます。

アドレスの変換などに関して詳しくは、以下の「ビットコインキャッシュのアドレスとは?」の記事をご覧ください。

ビットコインキャッシュを誤送金してしまった場合、以下の方法で取り戻せる可能性があることがわかりました。

  1. 誤送金先のアドレスが存在しない場合
    →ウォレットや救済サービスの企業に依頼することで、取り戻せる可能性がある
  2. 誤送金先のアドレスが存在し、中央管理者(取引所)を介している場合
    →取引所に問い合わせることで、取り戻せる可能性がある

また、誤送金をしないための「予防策」としては以下がありました。

  1. 送金先のアドレスを『コピーアンドペースト』or『QRコード』で読み取り、アドレスの入力ミスを防ぐ
  2. 事前に少額のテスト送金をする
  3. 新旧アドレスの変換サイトを利用してアドレスを変換する

まずは誤送金をしないために十分注意することが大切ですが、もし仮に誤送金をしてしまったら、上記の対処法を試してみましょう。

しかしこの方法はいずれも、必ずビットコインキャッシュが戻ってくるというものではありませんのでご注意ください。