目次

    全ての目次を見る
  1. 【普段使い用5選比較】イーサリアムクラシック対応のウォレット
  2. <デスクトップウォレット3選比較>イーサリアムクラシック対応のウォレット
  3. <モバイルウォレット2選比較>イーサリアムクラシック対応のウォレット
  4. 【管理用3選比較】イーサリアムクラシック対応のウォレット
  5. <ハードウェアウォレット2選比較>イーサリアムクラシック対応のウォレット
  6. <ペーパーウォレット(ClassicEtherWallet)>イーサリアムクラシック対応のウォレット
  7. 【まとめ】イーサリアムクラシック対応のウォレット
Large classic

イーサリアムから分裂して誕生し、2018年7月26日現在で時価総額ランキング15位のイーサリアムクラシック(ETC)

この記事にたどり着いた方は、

「イーサリアムクラシックを管理するのにおすすめのウォレットが知りたい」 「イーサリアムクラシックのウォレットを比較したい」

などと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、イーサリアムクラシックを管理できるウォレットを、普段使い用と管理用の2つに分け、それぞれのウォレットを比較しながらご紹介していきます。

それでは早速、普段使い用のウォレットから確認していきましょう。

イーサリアムクラシックについて詳しく知りたい方は「イーサリアムクラシックとは」の関連記事をご覧ください。

今回、普段使い用としてご紹介するウォレットには、大きく分けると以下の2種類があります。

  • デスクトップウォレット
    →パソコンに専用ソフトをインストールして使用するウォレット
  • モバイルウォレット
    →iPhoneやAndroidに専用アプリをインストールして使用するウォレット

これらのウォレットは、オンライン環境下で仮想通貨を管理するため、後ほどご紹介する『管理用のウォレット』と比べるとハッキングリスクがやや高くなります。

その一方で、仮想通貨決済や送金などが手軽にできて利便性が高く、普段使いに適したウォレットといえます。

さて、今回紹介するイーサリアムクラシック(ETC)に対応した普段使い用のウォレットは、以下の5種類です。

【デスクトップウォレット】

  1. MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
  2. Classic Ether Wallet(クラシックイーサウォレット)
  3. Classic Mask(クラシックマスク)

【モバイルウォレット】

  1. Coinomi(コイノミ)
  2. Trust Wallet(トラストウォレット)

次の段落では、デスクトップウォレット3種類を比較していきます。

イーサリアムクラシックに対応した、デスクトップウォレット3種類を比較してみます。

<※>表は右にスクロールできます。

  MyEtherWallet
(マイイーサウォレット)
Classic Ether Wallet
(クラシックイーサーウォレット)
Classic Mask
(クラシックマスク)
対応機種 Windows/Mac Windows/Mac Google Chrome対応機種
主な対応通貨 イーサリアムクラシック
イーサリアム
ERC20トークンなど
イーサリアムクラシック
イーサリアム
カリストなど
イーサリアムクラシック
カリストなど
マルチシグ<※> 記載なし 記載なし 記載なし
日本語対応 ×
公式サイト MyEtherWalletの公式サイト Classic Ether Walletの公式サイト Classic Mask(Googleストア)

<※>マルチシグとは、送金の際に複数の秘密鍵を必要とする技術のこと。マルチシグに対応することでセキュリティが高くなるとも言われています。

では、それぞれのウォレットの概要を、次の段落から紹介していきます。

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは、イーサリアムベースの仮想通貨やトークンを保管できるウォレットです。
※MyEtherWalletは後述するペーパーウォレットとしても利用可能です。

【MyEtherWalletの特徴】

  1. ハードウェアウォレットとの連携が可能
    →後述するLedger Nano S やTREZORなどのハードウェアウォレットとの連携ができる
  2. ERC20トークン<※>の管理が可能
    →ERC20トークン(EOS、TRON、BinanceCoinなど)の管理ができる
  3. 軽量型のウォレット
    →ブロックチェーンの一部をダウンロードするので、ダウンロード時間の短縮や容量の節約になる
  4. 日本語対応

MyEtherWalletは、全てのERC20トークンに対応しているウォレットです。

また、ハードウェアウォレットとの連携も可能なため、普段使い用と管理用で使い分けることもできます。

MyEtherWalletを作成したい方は、 MyEtherWalletの公式HPへアクセスしてください。
(詳しくは以下の「MyEtherWalletの特徴/作り方/使い方を1から解説」の記事をご覧ください)

<※>ERC20トークンとは、イーサリアムベースで発行されたトークンのこと。Etherscanによると、現時点(2018年7月26日)で563つのERC20トークンがあります。

Classic Ether Wallet(クラシックイーサーウォレット)は、イーサリアムクラシック(ETC)を管理する代表的なウェブウォレットです。

【Classic Ether Walletの特徴】

  1. MyEtherWalletと仕様が似ている
  2. ペーパーウォレットとしても利用可能
    →後ほど説明しますが、コールドウォレット<※>であるペーパーウォレットとしても活用ができます
  3. 日本語対応

イーサリアムクラシック(ETC)の公式サイトでは、ETC用ウォレットとして、数あるウォレットの中から一番初めにClassic Ether Walletが紹介されています。

頭文字をとり、『CEW』と表記されることもあります。

MyEtherWalletとサイトの仕様がほぼ一緒ですので、MyEtherWalletに使い慣れている方にはおすすめです

<※>コールドウォレットとは、インターネットと完全に切り離された環境で仮想通貨を保管するウォレット。オンライン環境で使用するウェブウォレットやモバイルウォレットに比べセキュリティは高い。

【参考】セキュリティーアラート表示について

現在、Classic Ether Walletの公式サイトへアクセスすると、以下のように『セキュリティアラート』がサイト上部に表示されます。

<意訳>
セキュリティアラート!
ERC20トークンにはセキュリティ上の脆弱性が存在します。ERC20トークンは安全ではありません!
ClassicEtherWalletはERC20トークンの使用については責任を負いませんので、自己責任で使用してください。
ERC20トークンをスマートコントラクトに転送しないでください。これによりトークンが失われる可能性があります。

これはERC20トークンに関する警告<※>であり、サイト自体に関するものではないので、ご安心ください。

<※>今年4月に一部のERC20トークンにおいてバグが発見され、大手の仮想通貨取引所でERC20トークンの取引が停止したという報道がありました。
警告は、その報道に関連している注意喚起と考えられます。

Classic Mask(クラシックマスク)は、イーサリアムクラシックを基に開発された仮想通貨Callisto(CLO)の共同創始者であるDexaranという人物が作成したウォレットです。

【Classic Maskの特徴】

  1. Metamask(メタマスク)に仕様が似ている
    →Metamaskとはイーサリアムが管理できるウォレット
  2. 複数のアカウントを作成可能
    →用途や目的に応じて複数のアカウントを作成することができる
  3. 日本語未対応

Classic Maskは、イーサリアムが管理できるMetamask(メタマスク)に仕様が似ているため、Metamaskを使用したことのある人は使いやすいウォレットです。

また、複数のカウントを作成することができるので、用途や目的に応じてアカウントを使い分けることもできます。

ただし、日本語は未対応ですので、英語が苦手な方は少し抵抗があるかもしれません。

Classic Mask(クラシックマスク)のダウンロードページ

(Metamaskについて詳しく知りたい方は、以下の「Metamaskの特徴・登録方法・使い方を一から解説」の記事をご覧ください)

参照URL:github
参照URL:callisto


ここまで3種類のデスクトップウォレットをご紹介してきました。

次に、モバイルウォレットをご紹介します。

今回ご紹介する、以下の2種類のモバイルウォレットを比較してみましょう。

<※>表は右にスクロールできます。

  Coinomi(コイノミ) Trust Wallet(トラストウォレット)
対応機種 iOS/Android iOS/Android
主な対応通貨 イーサリアムクラシック
イーサリアム
ビットコイン
ビットコインキャッシュ
ライトコインなど
イーサリアムクラシック
イーサリアム
ERC20トークン
ERC223トークンなど
マルチシグ 記載なし 記載なし
日本語対応 Android:◯
iOS:×
公式サイト Coinomiの公式サイト Trust Walletの公式サイト

でははじめに、Coinomi(コイノミ)の特徴から確認していきましょう。

Coinomi(コイノミ)は、2014年にリリースした代表的なモバイルウォレットの一つで、数百万人のユーザーが利用しています。

【Coinomi(コイノミ)の特徴】 

  1. ウォレット内で仮想通貨の両替が可能
    →ウォレット内で保有している仮想通貨を別の仮想通貨へ両替することができる
  2. モバイルウォレットの中では対応通貨数が多い
    →2018年7月25日時点で382種類(トークンを含む)に対応
    ※Coinomiの対応通貨はこちらを参照してください。

Coinomiは、仮想通貨の両替所のShapeShiftChangellyと連携しているため、ウォレット内で仮想通貨の両替ができます。

また、次にご紹介する「Trust Wallet」が対応していないビットコインやビットコインキャッシュ、ライトコインに対応しており、対応通貨が多いのも特徴です。

■Google Playダウンロードはこちら
■App Storeダウンロードはこちら

Trust Wallet(トラストウォレット)とは、iOS、Androidともに日本語に対応しているモバイルウォレットです。

【Trust Walletの特徴】

  1. 他のウォレットと同期させることができる
    →MyEtherWalletやMetaMaskなど他のウォレット同期させて、Trust内でまとめて通貨の管理が可能
  2. ERC223トークン<※1>対応
    →ERC20の改良版といわれる新規格のERC223トークンにも対応
  3. Dapps<※2>の利用が可能

Trust Walletは、他のウォレットと同期させてそのウォレットの通貨をTrust Wallet内で管理することができるため、デスクトップウォレットの通貨もスマートフォンで管理・操作できるようになります。

また、日本語に対応しているほか、Trust Walletを通じて、Dappsに容易にアクセスできることが特徴です。

■Google Playダウンロードはこちら
■App Storeダウンロードはこちら

参照URL:What digital currencies are supported by Trust Wallet?

<※1>ERC223トークンとは、ERC20トークンの課題であった「誤送金によるERC20トークンの紛失リスク」を解決したトークンで、NANJCOIN(NANJ)やeDogeCoin(EDOGE)などがあります。

<※2>Dappsとは、中央管理者のいないアプリケーションのことで、イーサリアム上ではゲームや予測市場などのアプリが1,500種類以上あります。


ここまでイーサリアムクラシック対応のデスクトップウォレット3種類、モバイルウォレット2種類をご紹介しました。

では、次にイーサリアムクラシックの管理に適したウォレットをご紹介します。

今回、管理用としてご紹介するウォレットには、大きく分けて以下の2種類があります。

  • ハードウェアウォレット
    →USBに似た小型の専用端末に仮想通貨使用するのに必要な情報を管理するウォレット
  • ペーパーウォレット
    →仮想通貨を使用するのに必要な情報を、紙に印刷して使用するウォレット  

これらのウォレットは、オフライン環境下で仮想通貨を管理することができ、『コールドウォレット』と呼ばれます。

コールドウォレットはオフラインで管理するため、先ほどご紹介したデスクトップウォレットやモバイルウォレットと比較するとハッキングリスクが少ないのが特徴です。

しかし、仮想通貨の決済や送金作業に手間がかかるため、普段使いにはあまり向いていません。

今回管理用としてご紹介するウォレットは、以下の3種類です。

  1. Trezor(ハードウェアウォレット)
  2. Ledger Nano S(ハードウェアウォレット)
  3. Classsic Ether(ペーパーウォレット)

では、次の段落でハードウェアウォレットについて確認していきましょう。

イーサリアムクラシックに対応した、ハードウェアウォレット2種類を比較してみます。

※表は横にスクロールさせることができます。

  Trezor(トレザー) Ledger Nano S(レジャーナノエス)
デバイスの型 USB USB
価格 €89(¥11,570)(※1)
¥12,900(※2)
79€(10,270円)(※3)
15,800円(※4)
対応通貨 イーサリアムクラシック
イーサリアム
ビットコイン
ネムなど
イーサリアムクラシック
イーサリアム
ビットコイン
リップル
ネオなど
日本語対応 × ×
公式サイト Trezorの公式サイト Ledger Nano Sの公式サイト

(※1)TREZORの公式サイトに掲載の価格。カッコ内の日本円表記は、1ユーロ130円として算出。(2018年7月24日時点)
(※2)TREZORの日本正規代理販売店My Hardware Walletの公式サイトに記載された価格。
(※3)Ledger社の公式サイトに掲載の価格です。カッコ内の日本円表記は1ユーロ130円として算出。
(※4)Ledger社の日本正規代理販売店EARTH SHIPの公式サイトに記載の価格。

では、まずはTrezor(トレザー)の特徴から見ていきましょう。

Trezor(トレザー)は、チェコに拠点を置くSatoshiLabsが発行しているハードウェアウォレットです。

【Trezor(トレザー)の特徴】

  1. 複数のアカウントが作成できる
    →各通貨最大10個まで複数のアカウントを作成することができます
  2. ネム(XEM)に対応
    →時価総額ランキング16位のNEMに対応しています

Trezorは、通貨ごとに複数のアカウントを作成できるのが特徴です。

銀行口座に普通預金と当座預金があるように、目的や用途に応じて複数のアカウントを作成することができます。

また、Ledger Nano Sには対応していないネム(XEM)にも対応しているため、ネムを保有していて一緒に管理したいという方はTrezorがおすすめです。

注意)ハードウェアウォレットは正規販売店以外のオークションサイトや通販サイトから購入すると、偽物であったり、本体がウィルス感染されている可能性がありますので、必ず正規店で購入しましょう。

■TREZORの公式サイトはこちら
■TREZORの日本正規代理販売店My Hardware Walletの公式サイトはこちら

Ledger Nano Sは、Trezorと並び代表的なハードウェアウォレットの1つです。

【Ledger Nano Sの特徴】

  1. Ripple(XRP)やNEO(NEO)に対応に対応
    →時価総額ランキング3位のRipple(XRP)や、16位のNEO(NEO)に対応しています
  2. 1台で管理できる通貨は4~5種類
  3. 対応通貨が30種類以上

Ledger Nano Sは、Trezorが対応していないRippleやNEOに対応していることが最大の特徴です。

ハードウェアウォレットでイーサリアムクラシックに加えて、RippleやNEOを管理したい方はLedger Nano Sがおすすめです。

(Trezorと同様、正規店以外での購入は避けるようにしましょう)

■Ledger Nano Sの公式サイトはこちら
■Ledger Nano Sの日本正規代理販売店EARTHSHIPの公式サイトはこちら

ここまで、ハードウェアウォレット2種類の特徴をご紹介してきました。

最後にイーサリアムクラシックに対応しているペーパーウォレットをご紹介します。

最後にご紹介するのは、先ほどデスクトップウォレットでも紹介したClassic Ether Wallet(クラシックイーサーウォレット)です。

Classic Ether Walletはペーパーウォレットとしても利用することができます。

ウォレットの特徴は先ほどご紹介したとおりですので、ペーパーウォレットのメリットとデメリットを確認していきましょう。

■メリット

  • 完全なオフライン環境
    →印刷された紙に記載されているアドレス宛にイーサリアムクラシックを送金するので、完全なオフライン環境で管理することができる。
  • 無料で作成できる
    →ハードウェアウォレットの購入には1万円程かかるが、ペーパーウォレットは無料で作成可能

■デメリット

  • 湿気や火気に弱い
    →紙の材質上、破損や劣化により、文字が読み取れなくなる可能性があるので管理に注意が必要
  • 紛失時に復元ができない
    →紛失してしまうと管理していた仮想通貨を復元させることができない
  • 盗難時のセキュリティが弱い
    →ペーパーウォレットが盗難にあったらハッキングされる可能性がある

お金をかけずにより安全な場所でイーサリアムクラシックを管理したいという方は、 Classic Ether Walletをペーパーウォレットとして使用することをおすすめします。

しかし、湿気や火気が原因となる破損、紙本体のセキュリティの弱さに加え、PCがウィルスに感染していたことによる仮想通貨の紛失などのリスクは存在します。

ペーパーウォレットで保管しているからといって、絶対に安心ではないのでご注意ください。

■Classic Ether Walletの公式サイトはこちら

以上、イーサリアムクラシック(ETC)を管理できるウォレットを紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

【普段使い用ウォレット】

  1. MyEtherWallet(デスクトップウォレット)
    →ハードウェアウォレットとの連携が可能、ERC20トークンの管理が可能
  2. Classic Ether Wallet(デスクトップウォレット)
    →MyEtherWalletと仕様が似ており、ペーパーウォレットとしても利用可能
  3. Classic Mask(デスクトップウォレット)
    →Metamaskと仕様が似ており、複数のアカウントの作成が可能
  4. Coinomi(モバイルウォレット)
    →ウォレット内で仮想通貨の両替が可能、対応通貨が多い
  5. Trust Wallet(モバイルウォレット)
    →他のウォレット同期させることができ、Dappsの利用が可能

【管理用ウォレット】

  1. Trezor(ハードウェアウォレット)
    →複数のアカウントが作成でき、ネム(XEM)に対応
  2. Ledger Nano S(ハードウェアウォレット)
    →Ripple(XRP)やネオ(NEO)に対応
  3. Classic Ether Wallet(ペーパーウォレット)
    →無料で作成でき、オフライン環境で通貨の管理が可能

自身にあったウォレットで、イーサリアムクラシックを安全に管理しましょう。