目次

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  1. イーサリアムクラシック(ethereum classic)ってなに?
  2. イーサリアムクラシック(ethereum classic)とは
  3. イーサリアムクラシック(ethereum classic)誕生の経緯~Dao事件とは~
  4. イーサリアムクラシック(ethereum classic)の価格推移
  5. イーサリアムクラシック(ethereum classic)が買える取引所紹介
  6. 《まとめ》イーサリアムクラシックとは
Large classic

2017年12月現在、ビットコインに次ぐ、時価総額2位のイーサリアムは、多くの取引所で扱われている人気の仮想通貨です。

そんな、イーサリアムと名前のよく似た、イーサリアムクラシックという仮想通貨があります。

イーサリアムという名前が付くから、『イーサリアムと何か関係がありそうだけど、具体的に何が違うかわからない』という読者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、イーサリアムクラシックの概要・誕生の経緯・価格推移について解説しています。

イーサリアムクラシック(ethereum classic)とは、オリジナルのイーサリアムが分裂(ハードフォーク)したことによって、誕生した仮想通貨です。 

ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様を変更することをいいます。

広義でいうと、イーサリアムクラシックとは、独自通貨のETC(イーティーシー)を使用し、スマートコントラクトを実装した、分散型プラットフォームのことを意味します。

なぜ『クラシック』なのかというと、イーサリアムクラシックとは、イーサリアムが最初に使用していた、オリジナル(古典的)のブロックチェーンを使用しているからです。

イーサリアムクラシックの基本情報は下記のリストをご覧ください。

イーサリアムクラシック(ethereum classic)の基本情報

独自通貨 ETC
コンセンサスアルゴリズム Proof of Work(※1)
発行上限 2億1000万枚(※2)
減少期 500万ブロック(※3)
時価総額 3200億円(第13位)

時価総額は2017/12/13のCryptocurrency Market Capitalizationsデータを参照しています。

(※1)コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンにおいて、『どのブロックをブロックチェーンに追加するのか』を定めたアルゴリズムのことです。

Proof of Work(プルーフオブワーク)では一番早く計算問題を解いた参加者の、ブロックをブロックチェーンに追加することを定めています。

すなわち、計算問題を解くのが得意な(計算処理能力の高い)人が、ブロックを追加しやすくなります。


イーサリアムクラシックは、2017年の12月にハードフォークを行ったことで、発行上限と減少期を定めました。

(※2)厳密にいうと、イーサリアムクラシックでは、2億1000万枚~2億3000万枚の範囲が発行上限ということがわかっており、正確な数値ではないということをご理解していただきたいです。

(※3)また、減少期とは、500万ブロックごとに新規発行量を20%減らすというものです。

そもそも、なぜイーサリアムクラシックが誕生したのかというと、Dao事件の対応策をめぐった内部分裂が原因です。

内部分裂の内容を理解するためには、Dao事件について理解しなければなりません。

次の段落で、Dao事件について確認していきましょう。

『Dao事件』とは、イーサリアムのプラットフォームを使用した、『The Dao』と呼ばれるサービスがハッキングを受け、約50億円分のイーサリアム(約360万Ether)がハッカーに奪われたという事件です。

イーサリアム側では、ハッキング事態をなかったことにするためブロックチェーンをハッキング前の状態のものに戻す施策が、多くの有識者の支持を得て実行されました。

ちなみに、ブロックチェーンとは、イーサリアムの取引データや契約内容を管理する台帳のことです。

しかし、このイーサリアムの介入が、非中央集権的な仮想通貨の理念に反するとして、一部のコミュニティが反発しました。

この反発したグループが、『オリジナルのブロックチェーン(巻き戻し前のブロックチェーン)こそがイーサリアム』とし、『Code is raw』に基づく、非中央集権的なイーサリアムクラシックが誕生したのです。

Code is lawとは

『Code is raw(コードが法である)』とは、その名の通りさまざまな意思決定はコードに規定されてるという考えです。

非中央集権的な仮想通貨の実現を目指している、イーサリアムクラシックでは、プロトコルレベル(システムの中枢)の問題がない限り、コードは変更しないことを宣言しています。

ここまで記事をご覧の方は、イーサリアムクラシックとは、『Dao事件がきっかけで誕生した、非中央集権を目指した仮想通貨』ということがご理解いただけたかと思います。

次の段落では、イーサリアムの価格の推移について見ていきたいと思います。

上の図はイーサリアムクラシックの、全期間のチャートになります。

イーサリアムクラシックは誕生当初は 『価値が低かった』ですが、2017/12/13現在の価値は、約3200億円と、仮想通貨全体で13番目の時価総額となっています。

上図のチャートを見る限り2017年の4月から徐々に上昇し、5月から急激に価格が急騰しています。

この時期に一体何があったのでしょうか。

イーサリアムクラシックの価格急騰は、中国三大取引所のBTCCでの取り扱い開始が原因とされています。

BTCCは、誕生当初からイーサリアムクラシックを支持しており、同CEOのBobby Lee氏が、世論調査(BTCCで取り扱ってほしい仮想通貨アンケート)を行っていたこともあり、上場前から話題となっていました。

イーサリアムクラシックには、BTCCのように、理念に共感を抱く有権者が多く、価格上昇の一因となっていると考えられます。

今後もイーサリアムクラシック取扱い取引所や、非中央集権という理念を支持する有権者は、増加すると考えられています。

ここまで記事をご覧の方で、イーサリアムクラシックを購入してみたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

次に、イーサリアムクラシックを取り扱っている国内取引所をご紹介いたします。

ここではイーサリアムクラシックを扱っている日本の取引所である『bitFlyer』『Coincheck』の2つの取引所の口座開設方法をご紹介します。

bitFlyerは、日本初の仮想通貨取引所で、 1秒でビットコイン送付ができる bitWireというシステムを導入しています。

口座開設の手順は以下の通りです。

1.bitFlyerのアカウント作成ページ

2.アカウント作成画面から情報入力

3.確認メール記載のキーワードを入力

4.規約に合意し、個人情報入力へ

5.本人確認証の提出

6.銀行口座・取引目的を記入

coincheckは取引高日本一の取引所で、10種類以上の仮想通貨を取り扱っています。

いろんな仮想通貨を購入したいという方におすすめです。

口座開設に関して簡単に解説しますね。

1.coincheckの公式HP

2.ユーザー登録画面に情報入力

3.確認メールが届くのでリンクから個人情報入力

4.画面の指示に従って本人確認書類の提出

イーサリアムクラシックとは『Dao事件』への対応策に関する内部分裂が原因で誕生した、『Code is raw』の理念に基づく仮想通貨でしたね。

機能面ではイーサリアムと類似している点が多いですが、非中央集権的な仮想通貨の実現を目指しています

イーサリアムクラシックにはその理念に賛同する有権者の指示もあり、現在では初期の価格から約25倍の価格になっています。

現在ではイーサリアムクラシックこそが真のイーサリアムであるという声も上がっており、今後の動向に注目です。

ちなみに、2107/12/12に、イーサリアムクラシックでは、ハードフォークが実行されます。

このハードフォークでは、発行上限お、2億1000万枚(最高でも2億3000万枚)、マイニング報酬の減少(500万ブロック毎に、20%の報酬減)の仕様変更が行われます。