目次

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  1. ビットコインのマイニング報酬
  2. 【報酬がもらえる理由】ビットコインマイニング
  3. 【報酬が発生する仕組み】ビットコインマイニング
  4. 【報酬の半減期とは】ビットコインマイニング
  5. マイニング報酬がなくなることへの懸念
  6. 【まとめ】ビットコインマイニング報酬
Large miningreward

ビットコインには、マイニングと呼ばれる仕組みが存在しています。

ビットコインでは、取引記録が入ったブロックを、ブロックチェーンに繋ぐための一連の作業のことをマイニング(採掘/発掘)といい、約10分間隔で生成されるように設定されています。

ビットコインのマイニングで得られる報酬はどれくらい?

ビットコインでマイニング報酬が支払われる理由は?その仕組みは?

と気になっている方が多いのではないでしょうか。

本記事では、このような疑問にお答えいたします。

マイニングによって報酬を得られる仕組みや、ビットコインマイニングの環境、また半減期について詳しくみていきましょう。

ビットコインでは、マイニングの報酬が支払われているということは前述の通りです。

2018年現在は、報酬として12.5BTCを受け取ることができます。

つまり、1BTC=100万円とすると、1250万円分の報酬を10分ごとに、毎回誰かが受け取っていることになるのです。

では、なぜマイニングをすると、ビットコインを報酬としてもらうことができるのでしょうか?

ビットコインのマイニングに対して、なぜ報酬が支払われるのか。

結論からいうと、マイニングの報酬は、ビットコインのネットワークを維持するための作業に参加してもらう、経済的インセンティブです。

ビットコインはオープンブロックチェーンと呼ばれ、中央管理者のいない、不特定の参加者たち(ノード)でそのネットワークが構成されています。

中央管理者がいないため、取引データの格納やそのために必要な作業はネットワークの参加者に行ってもらう必要があります。

常にネットワークの維持を積極的に行ってもらうために、マイニングには報酬が存在しており、経済的インセンティブとして機能しているのです。

では、どのようにしてマイニングの報酬は支払われるのでしょうか。

また、どのようにマイニング報酬の受け取り人である、ブロック生成者を決定しているのでしょうか。

マイニングについて、簡単におさらいし、その仕組みを詳しく掘り下げていきます。

ビットコインのマイニングとは

マイニング作業は、具体的にはナンスと呼ばれる、ブロック生成に必要な数値を、膨大な計算の試行錯誤によって見つける作業のことです。

この計算は、コンピュータの計算能力を使用して行われます。

ナンスを答えとすると、マイニングは、ナンスを見つけるために膨大な計算問題を解いていると考えると良いでしょう。

この計算問題を一番早く解いた、マイナーこそがブロックを生成する権利をもち、報酬を受け取ることになります。

このマイニングに、膨大な計算を課していることには、以下のコンセンサスアルゴリズムが関わっています。

コンセンサスアルゴリズムとは、直訳すると、合意形成の方法です。

ビットコインのネットワークには中央管理者がおらず、ユーザーが対等の関係にあることは先述の通りです。

そのため、管理者がおらずとも、だれがブロックを生成するか決定し、取引データの正当性(改ざんや二重支払がないか)を確認する仕組みが必要です。

ビットコインが採用する、コンセンサスアルゴリズム、「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」では、新規ブロック作成に必要なナンスを見つけるために、膨大な計算作業(マイニング)を要求します

マイニング「ネットワークへの放送」

膨大な計算を一番早くこなしたマイナーは、ネットワークに報告を行ない、そのナンスが正しいと認められればマイニング成功、報酬を受け取ります。

もしも改ざんを行う場合は、これら優良なマイナーたちとの計算の競争に勝ち続ける必要があるのです。

改ざんよりも、マイニング作業に加わる方が経済合理性が高いと考えられるため、改ざんを予防し、マイニングに加わるインセンティブとして、マイニングは機能しています。

さらに、マイニングは、改ざんを防止すると同時に、マイニング作業によってのみ、新規のビットコインは発行されるため、通貨発行の役割も担っているといえるでしょう。

ビットコインマイニングの報酬には、「半減期」というマイニング報酬が半減する時期が設定されています。

ここではビットコインマイニングの報酬の半減期について詳しく説明していきます。

ビットコイン発行量年表

ビットコインには4年に一度マイニング報酬が半分になる半減期というものがあります。

ビットコインが生まれたときのマイニング報酬は50BTCでしたが、過去に2回の半減期があり、現在は報酬は12.5BTCとなっています。

ビットコインのマイニング報酬の半減期は4年に一度行われますが、過去に半減期があったのは2012年と2016年です。

そのため、次の半減期は2020年ごろになる予定です。 (ブロックの生成時間が必ずしも10分ちょうどではないため、変動します)

半減期が4年に一度であるのは、21万ブロックが生成されるごとに起こるように設定されているためです。

ブロック生成間隔は約10分なので、21万ブロックが生成されるには約4年ということになります。

ビットコインの半減期が設定されている理由とは、価格の上昇を促すためだと考えられます。

半減期が設定されていることで、デフレになる傾向を本質的に備えているといえ、マイナーが初期にビットコインのネットワーク維持に参加するインセンティブとなりえるのです。

ビットコインの半減期の詳細については、以下の記事を参考ください。

ビットコインには、発行上限枚数が定められています。

そのため、マイニングの報酬も発行上限に達すれば、マイナーの報酬は大きく減ることになります。

その場合、ビットコインはどうなってしまうのでしょうか。

ここまで触れませんでしたが、マイナーの報酬はブロック生成による報酬に加えて、送金手数料もプラスで受け取っています。

ただ、送金手数料の高さとユーザビリティは基本的に相反するもののため、送金手数料を引き上げてカバーするというのは考えづらいでしょう。

ビットコインのブロック生成の報酬がなくなることで、2つの問題が懸念されています。

  1. マイナーの減少
  2. 51%攻撃

まず、当然ながら、マイナーの減少は起きる可能性がかなり高いといえます。

また、マイナーの減少により、一部のマイナーグループが51%の割合を占めてしまった場合、51%攻撃が可能になってしまう恐れがあります。

ビットコインの51%攻撃とは、一定以上の計算処理能力をコントロールすることで、 ビットコインのシステムを崩壊させる問題のことです。

ビットコインは、どのブロックをブロックチェーンに追加するかという意思決定方法を、計算処理能力によって決定しています。 そのため、51%以上の計算処理能力を有する者は、データの改ざんや不正取引ができてしまう可能性があるのです。

まず、ビットコインのマイニング報酬の概要と、報酬が存在している理由についてご説明いたしました。

マイニングの報酬は、ビットコインのネットワークを維持する経済的なインセンティブとして機能しています。

また、半減期、と報酬がなくなることによる懸念をまとめて解説いたしました。

今後、マイニング報酬が減っていくにつれ、マイナーの減少とそれに伴う51%問題が懸念されています。

ビットコインコミュニティは、いかにしてこの問題を解決していくのでしょうか。

自分でもマイニングに参加してみたい方は、以下の記事を参考にしてください。