目次

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  1. ハードウェアウォレットで仮想通貨を安全に管理
  2. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の基本情報
  3. 価格からみるDigital Bitbox(デジタルビットボックス)
  4. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の対応通貨
  5. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の特徴(メリット・デメリット)
  6. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)のメリット
  7. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)のデメリット
  8. ②対応通貨が少ない(XEM・XRPに非対応)
  9. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の購入方法と注意点
  10. Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の初期設定方法
  11. 【まとめ】ハードウェアウォレットのDigital Bitbox(デジタルビットボックス)
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仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)で管理されていたNEMが、不正流出した事件は記憶に新しいかと思います。

この事件をきっかけに、仮想通貨を取引所やオンラインウォレットではなく、自分のハードウェアウォレットで安全に管理しようという方が増加しました。

この記事にたどり着いた方は、

「Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の基本情報や特徴を知りたい」
「Digital Bitbox(デジタルビットボックス)は他のウォレットと何が違うの?」
「Digital Bitbox(デジタルビットボックス)の初期設定方法は?」

など、さまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この記事ではハードウェアウォレットのDigital Bitboxについて、基本情報や他のハードウェアウォレットと比較した際の特徴、購入時の注意点など、Digital Bitboxを購入する前に知っておくべき情報をご紹介します。

また、後半ではDigital Bitboxの初期設定方法についてもご説明しています。

ハードウェアウォレットの比較検討や、Digital Bitboxの概要を知る手がかりとして、本記事をお役立ていただければと思います。

それでは早速、Digital Bitboxの基本情報から見ていきましょう。

価格 €59(¥7,729)(※1)
¥8,980(※2)
対応通貨
(トークンを含む)
5種類
販売元 Digital BitBox
重量 13.6 g
対応OS Windows, OS X(Mac OS), Linux, Source Code
充電 不要
梱包物 Digital Bitbox本体、MicroSDカード
公式サイト Digital Bitbox公式サイト

(※1)Digital Bitboxの公式サイトに掲載されていた価格です。カッコ内の円表示は1ユーロ131円として算出したもので、レートは2018年3月31日時点のものです。
(※2)Amazonに記載されていた価格。出品者はDigital BitBoxであり、2018年3月31日時点での掲載情報をもとにしています。

Digital Bitboxの基本情報だけを見ても

「価格は安いの」
「対応通貨数は多いの」

などの、疑問を覚えるかたはいらっしゃるのではないでしょうか。

次の段落から、Digital Bitboxの本体価格と対応通貨数について、他の主要なハードウェアウォレットと比較していきましょう。

Digital Bitbox
(デジタルビットボックス)
¥7,729(€59)
KeepKey
(キープキー)
¥13,674($129.00)
Ledger Nano S
(レジャーナノエス)
¥10,349 (€79.00)
TREZOR
(トレザー)
¥11,659(€89)

上記表は、ハードウェアウォレットの中でもよく使われている3種類とDigital Bitboxの価格を、1米ドル106円、1ユーロ131円として換算したものです。
※レートは2018年3月31日時点のもの

Digital Bitboxは他のハードウェアウォレットに比較して割安だということが分かりますね。

価格のみで判断するなら、TREZORやLedger Nano SよりDigital Bitboxの方がおすすめといえるでしょう。

次に、Digital Bitboxで管理できる対応通貨についてご紹介します。

2018年3月31日時点で、Digital Bitboxが対応している通貨は、以下の5種類です。

Bitcoin(BTC) Ethereum(ETH) Ethereum Classic(ETC)
ERC20トークン Litecoin(LTC)  

では、Digital Bitboxの対応通貨は、Ledger Nano SやTREZORなど他のハードウェアウォレットの対応通貨数と比較するために、他のハードウェアウォレットの対応通貨について見ていきましょう。

Ledger Nano Sの対応通貨は以下の24種類です。

Bitcoin (BTC) Bitcoin Cash (BCH) Bitcoin Gold (BTG)
Ethereum (ETH)
(+全てのERC-20トークン)
Ethereum Classic (ETC) Litecoin (LTC)
Dogecoin (DOGE) Zcash (ZEC) Ripple(XRP)
Dash (DASH) Stratis (STRAT) Komodo (KMD)
Ark (ARK) Expanse (EXP) Ubiq (UBQ)
Vertcoin (VTC) Viacoin (VIA) PivX (PIVX)
Neo (NEO) Stealthcoin (XST) Stellar (XLM)
Hcash (HSR) Digibyte (DGB) Qtum (QTUM)

TREZORの対応通貨は以下の14種類です。

Bitcoin Litecoin Dash
Zcash Bitcoin Cash Bitcoin Gold
Ethereum
(+すべてのERC-20トークン)
Ethereum Classic Expanse
UBIQ NEM Namecoin
Dogecoin Bitcoin Testnet  

KeepKeyの対応通貨は以下の7種類です。

Bitcoin Litecoin Dogecoin
Namecoin Testnet Ethereum
Dash    

表を見ても分かる通り、Digital Bitboxの対応通貨が5種類であるのに対して、Ledger Nano Sは24種類、TREZORは14種類、KeepKeyは7種類です。

対応通貨数を比較すると、Digital Bitboxは、Ledger Nano SやTREZORやKeepKeyより少ないことがわかります。

価格は安いですが、対応通貨数を比較した場合、Ledger Nano SやTREZORやKeepKeyの方が良いのではと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

次の段落では、他のハードウェアウォレットと比較した際のDigital Bitboxの特徴(メリット・デメリット)をご紹介します。

なお、対応通貨は随時変更がありますので、購入前には公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

参照元:Digital Bitbox公式サイト | What coins and functions are included in the Digital Bitbox?

Digital Bitboxのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  1. MicroSDカードによるバックアップデータ保存
  2. スマートフォンで二重認証設定が可能
  3. フェイクパスワードの設定が可能
  4. 日本語のサポートが充実

デメリット

  1. MicroSDカードを紛失した場合リカバリー不可
  2. 対応通貨が少ない(XEM・XRPに非対応)

ひとつひとつの特徴について、これから詳しくご説明していきます。

Digital Bitboxは、デバイス本体にMicroSDカードを差し込み、バックアップデータを保存する仕組みになっています。

Ledger Nano SやTREZORのように、手書きでのリカバリーフレーズ転記が不要なので、リカバリーフレーズのスペルミスなどの心配がありません。

Digital Bitboxは、オプションでスマートフォンの2段階認証設定をすることが可能です。

2段階認証は、ID/パスワードの確認に追加して、さらにセキュリティコードによる確認を行うことで、より安全にログインするための仕組みです。

2段階認証とは | dアカウント

簡単にいうと、2段階認証とはセキュリティを高めるための機能です。

この設定をしておけば、Digital Bitboxを操作する際はスマートフォンで表示される使い捨てPINを入力する必要があり、セキュリティをさらに強化できます。

ただし、この設定をしていた場合、設定を行ったスマートフォンが無ければ(スマートフォン画面で使い捨てPINを確認できなければ)、デバイスの持ち主であってもDigital Bitboxを操作することはできなくなるため、注意が必要です。

参照元:Digital Bitbox公式サイト | SMART VERIFICATION AND TWO-FACTOR AUTHENTICATION (2FA)

Digital Bitboxには、Plausible Deniabilityという機能が備わっています。

これは、悪意ある第三者から仮想通貨を引き出すよう脅迫されるといった事態を想定した機能です。

Plausible Deniabilityを直訳すると「もっともらしい否認」という意味ですが、この機能を有効にしておけば、あらかじめ作成しておいた隠しウォレットをフェイクパスワードで開くことができます。

このPlausible Deniabilityという機能を活用すれば、強盗などの不測の事態に対処できるように考えられますが、詳細がわかり次第追記します。


参照元:Digital Bitbox公式サイト |  What if a government or bully forces me to open my wallet?


Digital Bitboxは、日本語のサポートが充実しています。

例えば、日本の正規代理店である合同会社リベルタジャパンでは、日本語マニュアル(PDF)をダウンロードすることができます。

★現時点ではAmazonにてお問い合わせ頂ければ、日本語でサポートさせて頂きます。
​★現在、日本語公式ホームページが完成しました。対応通貨が増えた際などに、メールにてご連絡することが可能ですので、もしよろしければ、メールアドレスのご登録も可能です。

Amazon | Digital BitBox(デジタルビットボックス)ビットコイン&イーサリアム、ライトコイン等の仮想通貨対応 ハードウェアウォレット(ビットコインウォレット) Bitcoin.org公認 日本正規品 日本語マニュアル付属 スイス開発&製造 | Digital BitBox | USBフィギュア 通販

以上、ここまで、メリットについて見てきました。

ここからは、デメリットについても確認しておきましょう。

Digital Bitboxのメリットの段落で、MicroSDカードによるバックアップデータ保存ができることを挙げました。

しかし、MicroSDカードを破損または紛失してしまった場合は、リカバリー不可である点は注意が必要です。

Ledger Nano SやTREZORなど他のハードウェアウォレットでは、リカバリーフレーズを書き留めたリカバリーシートを紛失するなどして、リカバリーに必要な英単語が不明な状態になってしまえば、復元は不可です。

それと同様に、Digital BitboxのMicroSDカードもそれ自体を紛失してしまった場合は、復元は不可です。

したがって、MicroSDカードの取り扱いや管理には、十分気をつけましょう。

Amazonの商品ページでは、万一に備え、予備のMicroSDカードを作成しておくことや、紙に印刷して秘密鍵などを管理ですることが推奨されています。

MicroSDが破損したときの為に予備のMicroSDを用意するか、バックアップデータを紙に印刷し保管するかのどちらかをお勧め致します。

<よくあるご質問について>

対応通貨の項目でも見たように、Digital BitboxはTREZORやLedger Nano Sと比較して対応通貨数が少なく、XEMやXRPに非対応です。(2018年3月31日時点)

XEMは、コインチェックの流出事件で話題になった仮想通貨ですが、東京渋谷にバーがあったり(nem bar)、XEM決済ができるフリーマーケット(nemket)が開催されるなど、コミュニティが活発です。

一方XRPは、Rippleの独自通貨で、Bitcoin、Ethereumに次ぐ時価総額3位の仮想通貨であり、SBIグループがXRP発行元のRipple(リップル)社と提携するなどしており、日本国内でも注目が集まっています。

そんなNEM(XEM)やRipple(XRP)の取り扱いがあるかどうかを気にされている方も多いのではないでしょうか。

2018年3月31日時点で、XEMに対応しているハードウェアウォレットはTREZOR(トレザー)、XRPに対応しているハードウェアウォレットはLedger Nano S(レジャーナノエス)と、Coolwallet(クールウォレット)のみです。

Digital Bitboxの対応通貨は今年3月19日にはLitecoinが増え、過去の公式Twitterアカウントで" Ripple is in consideration. "(リップルは検討中です)とツイートされていたこともあり、今後さらに対応通貨を増やしていくことが期待されています。

ここまで、Digital Bitboxの特徴についてご説明してきました。

次の段落では、Digital Bitbox購入時の注意点について、ご説明します。

Digital Bitboxは、フリーマーケットで購入することも可能ですが、Digital Bitbox公式ホームページまたは正規代理店から購入することをおすすめします。

Coinchek事件を受け、ハードウェアウォレットで仮想通貨を管理したいと考えるユーザーが増え、一部のメーカーでは商品在庫が品切れ状態であったり、入荷まで時間がかかってしまう場合があります。

しかし、フリマサイトを介したり、中古品で販売されているハードウェアウォレットを購入することは危険です。

購入時の注意点

  1. 中古品を買わない
  2. 販売元をチェックする

中古で購入した場合、売り手側が悪意ある人物の場合、ウォレットに細工がされウォレットで管理する仮想通貨(秘密鍵)が盗まれてしまう場合があります。

Digital Bitboxを購入する際は、新品かつ公式サイトが販売しているウォレットを購入することを推奨いたします。

日本ブロックチェーン協会のアドバイザーを務める、大石哲之氏も自身のブログ「ビットコイン研究所」でハードウェアウォレットを購入する際の注意喚起をしています。

ビットコイン研究所ブログ:【注意喚起】ハードウェアウォレットをAMAZONで買う危険性

実際、フリマアプリを運営するメルカリは今年1月にハードウェアウォレットの出品を禁止するとの発表を行いました。

理由は以下の通りです。

  • 購入されたハードウェアウォレットに不正なプログラムが組み込まれていた場合、仮想通貨が盗まれる可能性がある
  • 出品者も意図せずトラブルに巻き込んでしまうリスクがある

参照元:ITmedia:メルカリ、“仮想通貨のおサイフ”「ハードウェアウォレット」を出品禁止に


ここまでで、Digital Bitboxの基本情報や特徴などについてご紹介しましたが、次の段落ではDigital Bitbox購入後に必要な初期設定方法についてご紹介します。

Digital Bitboxの初期設定は、リカバリーフレーズの書き留め作業が不要であるため、簡易なものとなっています。

初期設定手順

  1. **Digital Bitbox公式サイトからアプリをダウンロード、PCにインストール
  2. アプリを起動
  3. “This device is uninitialized.Please set the devise name and the password”(このデバイスは初期化されていません。デバイスネームとパスワードを設定してください)と画面に表示されるので、任意のデバイスネームとパスワードを入力
  4. ユーザー登録が完了し、アプリの操作画面が表示される。

以上で、初期設定は終了です。

以下のリンクから、動画で流れを確認できます。(再生時間:7分3秒)

音声は英語のみですが、セットアップ操作の具体的な流れを確認したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

※音声は英語になります

以上、ハードウェアウォレットのDigital Bitboxについて、基本情報や特徴、使い方や購入時の注意点について見てきました。

仮想通貨のウォレットには複数の種類があるのですが、中でも仮想通貨オフラインで管理するハードウェアウォレットは他に比べて比較的安全な手段といわれています。

ただ、紹介してきたように、Digital Bitbox以外にもハードウェアウォレットあるので、自分の目的にあった、ハードウェアウォレットを見つけて、仮想通貨を安全に管理するのが良いでしょう。

機能や対応通貨はアップデートにより、随時更新されていくので、公式サイトで最新情報をチェックしてくださいね。