目次

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  1. 【Kyber Network】最近話題のDEX
  2. 【基本情報と特徴】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)
  3. 【4選比較】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)
  4. 【Binance】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)①
  5. 【Huobi】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)②
  6. 【Liqui】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)③
  7. 【OKEx】仮想通貨Kyber Network(カイバーネットワーク/KNC)④
  8. 【まとめ】仮想通貨Kyber Networkr(カイバーネットワーク/KNC)の海外取引所比較
Large kyber network

先日、メインネット(試作品ではなく本格な製品のイメージ)がローンチしたことで話題となったKyber Networkは、アドバイザーにVitalik Buterin氏(Ethereumの開発者)がいることから注目を集めていました。

Coincheckの約580億円相当のNemが流失した事件をきっかけに、後述するDEXへの注目に比例して、より注目が集まっています

この記事にたどり着いた方は

「Kyber Network購入前に基本情報や特徴を知りたい」
「Kyber Networkの取り扱い取引所を知りたい」
「Kyber Networkの取引所の比較をしたい」

など、さまざまな疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。

この記事ではKyber Networkの基本情報と特徴に加え、Kyber Networkの独自通貨KNCを取り扱う海外取引所のうち、取引高が1%以上ある4ヶ所の取引所について、手数料や取り扱い通貨数などを比較して、ご紹介します。

※Kyber Networkは、Cryptocurrency Market Capitalizations(2018/3/28時点)で確認できるだけでも、18か所の海外取引所で取り扱いがされています。

Kyber Networkとは、DEXとICOに参加するユーザー向けの代理支払いサービスを提供する、ブロックチェーンプラットフォームで、プラットフォーム内の独自トークンをKNCといいます。

DEX(Decentralized Exchange)とは、中央管理者が存在せず、ブロックチェーンネットワーク上で仮想通貨やトークンのやり取りをする仕組みのことす。

ちなみに、bitFlyerやCoincheckはCEX(Centralized Exchanges)といわれています。

ICOとは、Initial Coin Offeringの略称で仮想通貨を活用した資金調達のことです。

Kyber Networkの特徴

  1. GOXリスクの軽減
  2. 秘密鍵を自分で管理
  3. ETH以外のトークンでもICOに参加可能
    (ETH=イーサリアムの独自通貨)

※1と2は分DEXとしての特徴で、3は代理支払いサービスとしての特徴になります。

GOXリスクとは、取引所のハッキングや取引所の倒産などの第三者責任によって、自分が所有する仮想通貨が消失するリスクのことを意味します。

Kyber Networkが提供するDEXには、中央管理者が存在せずハッキング耐性のあるブロックチェーンを活用し、秘密鍵はユーザーが管理するので、カウンターパーティリスクを軽減できているのです。

また、代理サービス(正確には決済API)を活用すると、ETH以外のトークンで支払いをしても、Kyber Networkが自動でETHに換金し、ICO企業への支払いを代行します。

ICOへの参加にETHのみ扱っている場合、ETHを持っていない方は、購入や換金によってETHを入手する手間があるのですが、Kyber Networkはその手間の解決を図っているのですね。

ここでは、Kyber Networkの技術的詳細は説明しませんが、気になる方は以下のサイトをご覧ください。

①:Kyber NetworkのWhitepaper(英語)
②:Kyber Networkの公式HP(英語)

MoblockでKyber Networkの記事を書き次第、関連記事として挿入します。

※音声は英語になります

取引所 取引手数料
(maker/taker)
取り扱い通貨数
Binance
(バイナンス)
中国 0.1% 119種類
Liqui
(リクイ)
ウクライナ 0.1%/0.25% 73種類
Huobi
(フオビ)
香港 0.2%(※2) 96種類
OKEx 香港 0.15%/0.2%(※3) 154種類

(※1)binance発行トークンであるBNB(Binance coin)を使って手数料を支払うと、取引手数料が50%割引され、0.05%になります。
(※2)Huobi発行トークンであるHT(Huobi Token)を使って手数料を支払うと、取引手数料が最大50%割引され、0.1%になります。
(※3)OKExの手数料は、30日間の取引高に応じて、変動します。

maker/taker手数料とは

取引所には、板とよばれる、購入したい価格と売却したい価格が並んだ掲示板のようなものがあります。
板にない価格で、新たに買い注文/売り注文を出す場合にかかる手数料は、流動性を作りだしているという意味から、maker手数料、注文を出す人をmakerと呼びます。
逆に、板にすでにある価格で売買を成立させる際にかかる手数料を、taker手数料、注文を出す人をtakerとよびます。

この比較表を見る限り、Binanceの手数料が最も安く、OKExの通貨数が最も多いことがわかりますね。

また、比較表には記載していませんが、2018/3/28時点でのKyber Networkの取引高(24時間あたりの出来高)ランキングは以下の通りです。

  1. Huobi
    →全体の約63%(約2.7億円)
  2. Binance
    →全体の約24%(約1億円)
  3. Liqui
    →全体の約8.3%(約0.3億円)
  4. OKEx
    →全体の約3%(約0.1億円)

※Kyber Networkr全体の取引高は約4.4億円

では、それぞれの取引所の特徴をご紹介します。

Binanceは、Kyber Networkrを含む取り扱い通貨数が116種類で、手数料が0.1%の中国の仮想通貨取引所です。

Binanceのメリット

  1. 仮想通貨全体の取引高が高い
  2. 手数料が安い
    →最大50%割引
  3. 上場させるコインを人気投票で決定する
  4. Kyber Networkの取引高が高い

Binanceのデメリット

  1. 出金制限
    →1日2BTC分まで
  2. レバレッジ取引ができない
  3. 日本語非対応

BinanceはBNBを活用した手数料割引や毎月1回、上場させるコインを人気投票で決定する「Community Coin of the Month」というイベントを開催しているなどユニークな特徴があります。

また、レバレッジ取引には対応していないことに注意してください。

Huobiは、手数料が0.2%で、Kyber Network以外に96種類の取り扱いをしている香港の取引所です。

Huobiのメリット

  1. 12種類のレバレッジ取引が可能
  2. Huobi Tokenによる手数料割引
  3. 分裂通貨への対応がはやい
  4. 日本語対応
  5. Kyber Networkの取引高が高い

Huobiのデメリット

  1. 取り扱い通貨数が多くはない
  2. 手数料が安くはない

HuobiはKyber Networkには対応していませんが、12種類(BTC, ETH, BCH, XRP, LTC, DASH, EOS, ETC, OMG, ZEC, QTUM, HSR)の仮想通貨でレバレッジ取引が可能です。

また、ビットコインから分裂して誕生した通貨への対応が早いことで知られています。

ただ、Binanceと比較すると、通貨数が少なく、手数料も高いことが懸念点です。

2016年に設立されたLiqui(リクイ)は、Kyber Network含め73種類の仮想通貨を取り扱う、ウクライナの仮想通貨取引所です。

Liqui(リクイ)のメリット

  1. USTD、BTC、ETH3種類の基軸通貨
  2. 将来的にレンディングが可能

Liqui(リクイ)のデメリット

  1. 日本語対応していない
  2. ハッキング被害を受けたという噂がある

Liqui(リクイ)は将来的にアップデートによって、レンディングが可能になります。

レンディングとは、仮想通貨を、取引所の仲介のもと、信用取引など、元本以上の額を取引したい人に貸し出す仕組みです。

OKEx(オーケーイーエックス)は、maker手数料が0.15%、taker手数料が0.2%で、Ark含め通貨数が144種類と豊富な香港の仮想通貨取引所です。

OKExのメリット

  1. 取り扱い通貨が多い
  2. 仮想通貨全体の取引高が高い
    →Binanceに次ぐ世界第2位
  3. レバレッジ(3倍)取引対応
    →BTC/ETH/XRP

OKExのデメリット

  1. ハッキング被害の過去
  2. 手数料が割高
  3. Kyber Networkの取引高が少ない

OKExは、取り扱い通貨が多いことや、仮想通貨全体の取引高が高い、ビットコインやリップルのレバレッジ取引に対応していることが特徴です。

ただ、手数料が割高なことやKyber Networkの取引高が少ないこと、ハッキング被害を受けた過去がある点が懸念点といえます。

ちなみに、ハッキング被害に関しては、OKExのプラットフォームにはセキュリティ上問題はなく、ハッカーによるもので、ユーザーのセキュリティ設定に問題があったと結論づけました。

OKExの手数料

レベル 過去30日の取引高(BTC) Maker手数料 Taker手数料
1 < 600 0.15% 0.2%
2 ≧ 600 0.14% 0.19%
3 ≧ 1200 0.13% 0.18%
4 ≧ 2400 0.12% 0.17%
5 ≧ 12000 0.11% 0.15%
6 ≧ 24000 0.08% 0.11%
7 ≧ 60000 0.05% 0.08%
8 ≧ 120000 0.02% 0.05%

ここまでで、Kyber Networkの独自通貨KNCを取り扱う、4ヶ所の海外取引所をご紹介しましたが、以下の特徴がありましたね。

  1. Binance
    →手数料が安い
  2. Huobi
    →Kyber Networkの取引高が高い
  3. Liqui
    →将来的にレンディングに対応
  4. OKEx
    →通貨数が多い

今回は、手数料や取り扱い通貨数などで比較しましたが、他に操作のしやすさやチャートの見やすさなど、さまざまな観点で取引所を選ぶ基準になるかと思います。

よく調べたうえで自分にあった取引所をみつけて、Kyber Networkの独自通貨KNCの取引を行ってください。